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『アドラー博士が教える子どもの「考える力」を引き出す魔法のひと言』-1-

2018-02-09 05:55:21 | 教師のための指導法
星 一郎『アドラー博士が教える子どもの「考える力」を引き出す魔法のひと言』(青春出版社)を、これから数回に分けて紹介していきます。



親向けに書かれていますが、教師にも十分通用するからです。

この書は、Amazomでは次のように紹介されています。

「~しなさい」と言うことをきかせたり、「それは△△」といろいろ教えてあげる。そのふだんの親の言葉が子どもを思考停止にする。「どうしたらいいか」と子ども自ら問題解決法を考え、自分の意見を言えるようになる意外な会話のルールを解き明かした一冊。

今日は・・・第1回

第1章 考える力を伸ばす親、ダメにする親の「ひと言」はここが違う!

1 考える力を伸ばす親は、すぐに答えを出さない

これはわかりますよね。

実は「序章」で次のように書かれています。

「~しなさい」が口ぐせになっていませんか?
 法則1 「~しなさい」は子どもを思考停止にする言葉

一方的な指示や要求をしていませんか?
 法則2 親の話し方で、子どもは相手の気持ちを考えるようになる

頭でっかちにな子にしていませんか?
 法則3 考える力は「知識」ではなく「体験」で育つ

子どもの疑問、奪ってはいませんか?
 法則4 疑問を持つことは「考える習慣」をつける一歩

反省を求める会話になっていませんか?
 法則5 問いつめる(なぜ)だけでは、問題解決法(どうしたら)を考えない子になる


この法則4は、この命題に直結します。

このような感じで、次からはこの書とは違った解説を加えていきます。

このシリーズの目的は、あくまで、教師力のためです。


お楽しみに!

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