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声かけ(評価言)

2009-06-09 05:52:45 | 教師のための指導法
 昨日に続きます。勝見先生の講義の内容の一部を紹介しています。

 机間指導しながら、教師はいろいろ声をかけます。それが「声かけ」。「評価言」ともいいます。
 しかし、それは、目的があって言っているのです。

 実は、言葉かけの背景には、評価規準があるのです。評価規準というのは、ここまで子どもを伸ばしたいという目指す姿です。その方向へ子どもを後押しするのが言葉かけなのです。
 言葉かけには、次のような種類があります。

○ 励まし:「いいぞ、がんばれ」
○ 確認 :「うん、~なんだね」
○ 強化 :「それは大事だよ」
○ 焦点化:「ここに注目してごらん」
○ 意味づけ:「それはこういうことなんだね」
○ 例示 :「たとえばこうしたらどうなるかな」
○ 指示 :「こうしてごらん」


子どもの学びに「価値」として光をあてるのが言葉かけなのです。

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