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哲学入門101 日本の思想史 中編

2019-05-03 05:01:39 | 哲学の窓
白坂慎太郎先生の哲学入門


第101回、日本の思想史 中編です。
 ここから https://www.youtube.com/watch?v=Lfew9yNW6aE

日本の思想の特徴です。



今日は鎌倉以降です。



密教は、呪術性の高いパフォーマンスで民衆の信仰を集めました。
また、浄土信仰も民衆にまで信仰を広めました。

鎌倉仏教は宗教改革
なのです。



法然は、念仏を唱えるだけとシンプルにしました。

親鸞は弟子ですが、絶対他力。絶対感謝です。念仏を唱えることができるのも阿弥陀仏のおかげと考えたのです。さらに、悪人の方が救いの対象としているといいました。親鸞の生き方がそうさせたのでしょうか。

栄西、道元は禅宗です。道元の方がより座禅を重視します。その中で、心身から煩悩を取り除こうとしました。

日蓮は、南無阿弥陀仏を否定して、題目を唱えることを唱えました。

一遍は踊り念仏。

いずれにしろシンプルです。



キリスト教が伝来します。

柔軟な日本人は受け入れていきます。



江戸時代です。儒学が隆盛します。

林羅山は朱子学。「敬」は慎み。上下の分をわきまえ、慎むことを教えます。下剋上の時代を変えるための道徳です。

中江藤樹は陽明学。民間の立場から、実践道徳を説きました。

伊藤仁斎は、京都で四書五経の本来の解釈を研究しました。

荻生徂徠は為政者の道徳を唱えました。



本居宣長は日本人本来の姿を国学として研究しました。



蘭学が入り、西洋の科学技術を取り入れようとしました。
アヘン戦争で中国が植民地化されたのを見て危機感を覚えたのです。

それが、尊皇攘夷の考え方が生まれ、明治につながり、国家主義、あの戦争へとつながっていくのです。




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