インザビルディング / In the Building

音楽(HIPHOP etc),小説(ミステリ etc),漫画,落語…
Who'z in da building?

wantlist

2009-09-27 | 1F: 総合受付
最新ウォントリスト 備忘録。

【CD】
09.30 『The G Files / Warren G』
 →ウォーレンGさん遂に傑作を産みだした!らしい

10.05 『Time Machine / Termanology』
 →Mixtape Album、プリモやラージ教授参加らしい

10.07 『New Amerykah Part Two / Erykah Badu』
 →傑作Part One 4th World Warを超えるか。

10.07 『再凍!真田人 / 真田人』(japanese hiphop)

10.09 『David / PSG』(japanese hiphop)

10.20 『Seventh Seal / Rakim』
 →ラップの神様、新作。わくわく

10.21 『Spicy Chicken / KYN from SD junksta』(japanese hiphop)
 →SDジャンクスタのコヤン氏 ソロです。わーい。

11.04 『明晰夢 / 志人&DJ DOLBEE』(japanese hiphop)
 →TempleATSより何とアルバムリリース!円都家族も入っているらしい

11.11 『あかり from here / クラムボン ft.Tha Blue Herb』
 →No Music,No Life タワレコ限定で、まさかのクラムボン×TBH!

11.18 『Stronger / Mary J.Brige』


【MANGA】
10.09 雨無村役場産業課兼観光係
10.16 ヤンキーくんとメガネちゃん
10.23 少女ファイト
10.23 聖☆おにいさん
10.23 きのう何食べた?
10.23 マイガール




100% RAP

2009-09-23 | 6F: 音楽室
『100% RAP / 鎮座DOPENESS』


鎮座DOPENESS in the building!!!!!

KOCHITORA HAGURETIC EMCEE'Sのひとり、
また環ROYとのユニット「踵」でも知られる鎮座ドープネス氏の
初ソロアルバム。

谷川俊太郎氏から詩をお借りして、「ごあいさつ」
最高にくだらない自己紹介ラップ「オラハラッパー」
どんどんくだらなさを増しながらも
スキルフルで多彩なフロウが満遍なく。

特に好きなのは、Juicy☆Mama from HIFANA pro.「乾杯」
とそれに続く鎮座&桜井響 pro.「もう一杯」

聴いて驚け 悪ふざけと高次元スキルの最高の作品です。
HIPHOP好き以外が反応するかはわかりませんが
good music好きなら、聴いて損しない、聴かなきゃ損する
そんな作品。

マイクレイティング 890本!

Gunfire in Antwerp

2009-09-23 | 2F: 書庫
『追想五断章 / 米澤穂信』

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真実は沈黙のうちに眠る。
若き実力派が精緻の限りを尽くした
本格ミステリ長編。

古書店アルバイトの大学生・菅生芳光は、報酬に惹かれてある
依頼を請け負う。依頼人・北里可南子は、亡くなった父が生前
に書いた、結末の伏せられた五つの小説(リドルストーリー)
を探していた。調査を続けるうち芳光は、未解決のままに終わった
事件”アントワープの銃声”の存在を知る。二十二年前のその夜
何があったのか?幾重にも隠された真相は?
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米澤さんの最新長編ハードカバー。

装丁の雰囲気といい、主人公が勤めているのが古書店、といい
どこかノスタルジックな雰囲気を大事にしていると感じました。
この雰囲気が楽しめるひと、好きなひとには
ハマる作品だと思いました。僕はハマりましたが。

内容は、当然のように本格ミステリ。
鍵となるのは、依頼人の父が遺した5つのリドルストーリー。
今回はその最後の一行のみを敢えて記さないことで
読者にその結末を委ねる小説となっています。
しかし、その最後の一行を依頼人となる北里嬢が見つけたことで
物語が始まります。

謎解きは、過去に起こった”アントワープの銃声”の真相。

五つのリドルストーリー自体も雰囲気があってそれだけで
充分興味を引くものになっています。


雰囲気が明るいものでもなく、派手さもないので
万人にはお勧めしませんが、ミステリ好きなら楽しめる作品
だと思います。


米澤さん この調子で定期的に執筆していってほしいです。

心臓

2009-09-13 | 6F: 音楽室
『心臓 / KREVA』


クレさんの最新AL。現在最高傑作。

左心室から「心臓」を挟んで右心室へ、という2部構成。
もう何と評すればいいのかわからないくらい良いです。

クレさんはあい変わらず自分の気持ちを自分の言葉でラップします。
HIPHOPとしては当たり前のことだと思いますが、そこが
ブレないのが信頼できるところかなぁ、と。

ただ左心室、右心室というのはそんなに色分けが強いわけではなく
全体的なアルバムの空気感は統一されていて、聴き心地が良いです。

セルフボースティングトラックの"ACE"と"中盤戦"は相変わらずのかっこよさ。
しかしとにかくシンプル。てかラップもトラックも巧すぎ。

今年の素晴らしいHIPHOP ALとして挙げられるものといえば
SEEDA氏のLASTアルバムがありますが
彼が外を向いているトラックを多くもってきたのに対して
クレさんの今回のALは内向きなトラックばかり。
対照的だけど、どっちも最高傑作というのが共通。

今までのAL同様、長く聴けそう。MIC 908本!!!!!

CENTRAL MARKET

2009-09-03 | 6F: 音楽室
『CENTRAL MARKET / TYONDAI BRAXTON』


バトルスのタイヨンダイ=ブラクストン氏のソロALBUM

…えーと、めんどいのでタイヨンダイさんって誰だろうとか

変な名前だなぁとか、このALがどういう作品/作家から影響を受けてるかとかは

SNOOZER田中宗一郎氏のわかりやすいライナーノーツを読めばいいと思います。


理屈はともかく、なにより面白い!こんなに耳が楽しい作品は無い!

今年のベストというよりライフタイムベストに食い込む大傑作!

しばらくこればっかり聴きそう。


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シーンの新たなる方向性を決定づける、圧巻の革新的ロックサウンドが誕生!
進化し続け、更なる高みへと到達したバトルスの頭脳タイヨンダイによって
産み落とされた壮大なシンフォニーは、バトルス・サウンドを更に先へ推し進めた
大胆且つ緻密な新感覚アヴァン・ロック!
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Remix

2009-09-02 | 2F: 書庫
『remix October 2009 Autumn No.219』


悲しい知らせ。

「remix現編集部はこの号をもって解散します」

先月のSTUDIO VOICE休刊に続き、remixも…残念です。

ただ季刊誌としての発行、Webメディアでの展開をされるようです。

さてこの号の表紙は、七尾旅人さん。特集は、東京ボヘミアン。

インタビューはとても素晴らしい内容です。

買って読んで欲しいのですが、心に残った部分を抜粋させてもらうと


旅人:桑田君、今日撮影中に雑草をむしる時、草に対して「ごめんね」
   と言ってたでしょ。あれは、俺が今週聴いた歌の中で一番良かったよ(笑)


前後の文脈がないと何やらわからないと思いますがとてもしっくりくる表現です。

そうそう、Rollin' Rollin' 七尾旅人 feat.やけのはら がもうすぐ

リリースですね。アンセムです。ふと口ずさんでしまう歌です。


また、SEEDAさんのロングインタビューも載っています。読み応え充分です。


Motion Blue

2009-09-01 | 6F: 音楽室
8/30 横浜赤レンガ倉庫モーションブルーで
椎名純平& THE SOUL FORCEのライブを観てきました。

ライブを観にいくのは、KREVAさんの赤坂BLITZこけら落としライブ以来。

なんと、KREさんのMTV UNPLUGGEDでのメンバーのうち
ギター:竹内さん a.k.a セクシィ
ドラム:白根さん
ベース:鈴木渉さん
の3名がSOUL FORCEのメンバー。そんなつながり。
全員凄腕。なんっって良いバンドでしょう。


冒頭に「世界」
弾き語りで「おやすみ」
新曲2曲「夏の迷宮」「愛の彼方」(だったかな)
アンコールで「白昼夢」などなど結構沢山聴けました。

新曲の感想は、椎名兄さんのブログに書きこもうかな。

椎名純平さん3年リリースがないそうで。びっくり。
もうこの日のライブを録って出しするだけで充分作品になるのでは
というくらい充実のライブでしたので、このメンツでの次回作が
本当に楽しみです。