インザビルディング / In the Building

音楽(HIPHOP etc),小説(ミステリ etc),漫画,落語…
Who'z in da building?

ALL EYES ON ME

2007-05-28 | 1F: 総合受付
メガネを寝ぼけて踏んで 曲げてしまってから
「まぁいいたい」とほっといてるんですが、微妙に曲がってるのが
だんだんだんだん気になってきたのでいい加減 直さないといかんのです。

しかし、買った店じゃないと修理はお金がかかるのですよ。

そして今のめがねは引越し前に買ったので
いちいち前住んでた街に往復1時間以上かけて行く気にはならないわけですよ。

というジレンマをかかえています。新しいの買おうかな・・・

しかし起きぬけにいつもメガネをどこ置いたかわからなくなるのは
わたしだけなんだろうか。

3時のおやつ

2007-05-24 | 1F: 総合受付
行列に並ばないと買えないらしい
クリスピークリームドーナツをおみやに買ってきてくれたひとが
いて、事務所でみんなして3時のおやつにいただきました。

ありがたやありがたや。

お味のほうはというと
全員一致で、『思ったより普通』だという見解に達しました。

あ、でもとても甘くて美味しかったですよ。
僕が甘いものだいすきなので、甘いの苦手なひとの分も
いただいちゃいました。糖分ばんざい!ジーク・スイーツ!

でも職場で甘いもの好きを表明したことはないのになんで
僕が甘いもの好きと判ったのやら。空気感か?


LIFE STORY

2007-05-24 | 6F: 音楽室
『LIFE STORY / THA BLUE HERB』

ill-bosstino,O.N.O,DYE THA BLUE HERB 3RD AL発売。

DVDの発売、Japanese Synchro SystemのAL発表、
PHASE 3の発売を経て、遂に届いたTBHからの3枚目の手紙。

01. the ALERT [警報発令]
02. RUN 2 YOU [君に届け]
03. D.I.S (DO IT SIMPLY) [単純にやる]
04. SUPA STUPID [大馬鹿野郎]
05. HIPHOP番外地 [THE SUBURBS OF HIP HOP]
06. ON THE CORNER [街角にて]
07. I FOUND THAT I LOST [失くしたものを見つけたんだ]
08. SUCH A GOOD FEELING [何て最高な]
09. WE MUST LEARN [学ばなくては]
10. TENDERLY [やさしく]
11. この夜だけは [A SPECIAL NIGHT]
12. MAINTAIN [続けろ]
13. MAINLINE [幹線]
14. MOTIVATION [動機]

※[ ]内タイトル和訳は小生が勝手に訳してます。あしからず。



THE WAY HOPE GOESの一節
『頂上からの景色を登山口に変えて』をまさに体現し、
もうこれ以上はないというレベルから
さらに先に進んだ音と言葉がアルバム全てにあります。

O.N.OさんのソロAL『SIX MONTHS AT OUTSIDE STAIRS』では
”都市”の風景を想起させる尖った音像でしたが
今回のアルバムのトラックは、今まで見てきた全ての場所の記憶を
呼び起こすくらいの広がりがあります。

BOSSのリリックは、洗練と統合を重ねて、とても美しいライムになっています。

SUCH A GOOD FEELINGに参加している中納良恵さんのボーカルも
素晴らしいです。ぴたっとはまっています。

あと100年は聴きまくる愛聴盤。マイク10,000,000本。


minima !

2007-05-20 | 2F: 書庫
『minima! / 桜井まちこ』

サクライさんの最新作、ミニマ。最近好きな少女マンガです。

しゃべる小さなぬいぐるみと女の子のはなし。
前作からガラッと変えるとは、んーチャレンジですね。

よっぽど描きたいおはなしだったのでしょうか。
生き生きしてるし、猫もでてくるしとても良いです。
サクライさんの漫画で一番好きになりました。
現在別フレ連載中の模様。おすすめ。

まぁ25のおっさんがこの漫画好きでも作者さんはうれしくないだろうが。


future is now

2007-05-20 | 2F: 書庫
『フューチャリスト宣言 / 梅田望夫&茂木健一郎』

ちくま新書
『ウェブ進化論』の梅田さんと脳科学者の茂木さんの対談形式の新書です。
『ウェブ進化論』に拒絶反応を示さないひとなら楽しく読めると思います。

内容は読めばわかるし、タイトルから想像する通りのものです。
ぼくはシリコンバレーの話がでてきてもなんのことやらですし
ネットに関しては、知識がなくて感覚的にしかわかりませんが
この本の内容は全面的に共感できます。

またこの本の表紙に内容の抜粋として、
『・・談合社会をぶち壊したいとか、あるいは、ぶち壊さないまでも相対化したい・・』
というくだりがありますが、まさに共感できます。

”談合社会”という誰も突出せずに均して分け合おうとする動きは
一見平和に見えることもあるかもしれないけども
可能性の芽を静かに摘んでるというふうに見えてしまいます。
つまり未来志向じゃない。それは困る。

自由競争が素晴らしいわけではないけど、少なくとも
なんとかかんとか工夫し続けたくなっちゃうのだから
談合よりいいと思う。自由だしね。

ん?談合の反意語って自由競争なのか?まぁいいたい。

HELL ME WHY??

2007-05-12 | 6F: 音楽室
『HELL ME WHY??』

14. intro
15. Hell me WHY??
16. heso-CHA
17. Fever!
18. 極楽都市
19. chain
20. あさがえり
21. I calling I
22. R.U.M.Iの夢は夜ひらく
23. この世のおわり
24. zero
25. CAT Fight!!

待っっ望のルミさん2nd AL発売です。
トラックナンバが1stのラストからの続きになっています。

タワレコで購入しますと
6トラックをdj bakuがMixしたDVDが付いてます。
かなり見逃せない特典です。

昔、どこかのライターさんがrumiさんを
『女版boss the mc』と書いていてなんじゃそりゃと思いましたが、
今回の作品を聴いて/見て、納得しました。

クイックジャパンの記事で、bossのライブを見た印象を
江戸アケミ(R.I.P.)/ジャガタラと重なると書いていたライターさんがおりましたが
rumiさんの音楽性や言葉のセンスなどが、江戸アケミさんと共通のものを
今回の作品で感じました。

ビートの多様性、批判精神、挑発的な歌詞で相手の感情を呼び起こすスタンス、
効果的なメロディとそのリフレインなどです。わたしはジャガタラ自体作品でしか知りませんが
わたしの印象だとこんな感じです。


さて内容ですが、大傑作です。illmaticなんて目じゃないくらい。
トラックのレベルが高すぎます。豪華すぎます。
もうダブルミリオンくらい売れちゃってください。

トラックの多様性から M.I.Aを連想するかもしれませんが
O.N.Oさん(TBH)やDOGGさん(MJP)のトラックもあって
M.I.Aよりももっと振れ幅が大きいと思います。

12inchもリリースされる『heso-CHA』は特に素晴らしいです。
中毒性がかなり高いので、ぜひみなさまおききくださいませ。

マストバイ。マイク100本。


HELL ME TIGHT

2007-05-06 | 6F: 音楽室
『RUMI / HELL ME TIGHT』

普段読まない雑誌、AERAを
松本人志さんのインタビューが載っていたので
立ち読みしてみたら、なんとルミさんのインタビューが!
2ND ALのプロモーションですな。

こちら『HELL ME TIGHT』は1ST AL
ただし今手に入るのはDVD付きの再発版(のはず)。
そっちが欲しいのですが、初版で買ってしまったので
私の持っているのはDVDなし。しょんぼり。まぁいいたい。

1ST『HELL ME TIGHT』のジャケは中々怖い色使いですが
2ND『HELL ME WHY??』のジャケは怖くありません。かなりかっこいいです。

ジャケの様子から想像できるように
『HELL ME TIGHT』は、重い空気感のトラックで埋め尽くされています。
激しいイントロから、リリックは全て力がこもっており
歌っているものもあり、DRUM'N'BASSもあり、で聴き応え充分です。

なかでも『大人と呼べ』というトラックが大好きです。
わたしが今25歳なので
冒頭のリリック”人生四半世紀 大人と呼べ”からしてぴったりです。
タフであろうとする姿勢に共感してしまいます。

ルミさんは面影ラッキーホールが好きなそうな。
作品の雰囲気とかからもルミさんと漫画家の日本橋ヨヲコさんが
たまに重なります。

あと一週間くらいで『HELL ME WHY??』発売。わくわく。

SCIENCE OF SLEEP

2007-05-03 | 1F: 総合受付
最近の読書は、
資格の勉強(やりたくない)と頭の休憩用に憲法についての読みやすい新書だが
このところもっと科学読み物が読みたい、と思っちょります。

FUTURE IS WILD以来 衝撃的な科学読み物が発見できてないもので。

昔、何かの雑誌でとても読みやすい科学コラムが載っていて
大好きでしたが、はて何の雑誌だったか。
小学生か中学生のころに読んだんですが
下記のような話題があって、すごい面白かった。


・カオス理論
  映画ジュラシックパークでお馴染み。初期条件のわずかな差により
  でてくる結果が不規則的かつ複雑で予測不可能になる事象

・空気の粘性
  人間にとっては空気が周りに存在しても粘性は感じない。
  蟻にとっての空気の粘性は人間にとってのそれよりずっと大きい。
  少なからず空気に粘性があるのだから、水あめに突き立てた箸のように
  誰かが動くと周りの空気も同時にぐにゃんとひっぱられている。

・断続平衡進化
  進化は時間経過に沿って比例的に進むのではなく
  ある段階で飛躍的に形態の変化が起こり、形態に合わせて
  その使い方を模索し、時には初期段階で完全な形に進化したものが
  よりシンプルな形に進化することもある。

・フラクタル
  拡大するほどに相似形があらわれる図形を指す。
  ものさしを小さくするほど同じ距離を測ろうとしても
  長さが長くなる。人間が歩く道とかたつむりが歩く道とでは
  辿る凹凸が異なるため、距離も変わる。

・エントロピー
  全ての物質のエントロピーは上がり続ける。エントロピーが
  最大になったときに物は朽ちる。但し、人間のような開放系に
  おいては、エントロピーの増大は緩慢になる。
  開放系とは、モノを系に取り込み余分なものを排出する系のこと。
  対して、閉鎖系は外とのエネルギーのやり取りがない。
  ほっといたら、コーヒーは冷める。


とかなんとか色んなことが書いてあった。
うろ覚えだし、まともに勉強もしてないので
上記のおはなしはだいぶ間違いもあるだろうなーとは思います。

ホーキングさんの本でも買ってみようかなー。



  

FABRICLIVE.33

2007-05-02 | 6F: 音楽室
『FABRICLIVE.33 / SPANKROCK』

DJ KENTAROの1ST.ALでの客演が記憶に新しい
スパンクロックからお次はMIX CDが届きました。

一言で言うなら、マストバイっ!

とにかく楽しいので文句なし。
ヒップホップに一度でもやられたことあれば
血がたぎること請け合い。

KURTIS BLOWから始まって、DAFT PUNK(!)やYES(!!!)を
経由して L.T.D. 『LOVE TO THE WORLD』に着地するという
なんでもあり感。もうヒップホップ好きでよかった、という感じ。

GWに仕事が入ってしまって落ち込んでいるひと向け。
つまり自分向け。負けません。泣いてません。

VOLTA

2007-05-02 | 4F: 視聴覚室
『VOLTA / BJORK』

みんな大好きビョークさんの最新アルバム購入!

ジャケがかわいい・・のか、これは?
ちなみに開けてびっくりガジェット気味なケースになっております。

前々作『ヴェスパタイン』の柔らかさ、
前作『メダラ』の重苦しさの両方から真逆に舵をとり
開放感あふれるアルバム。

なんといってもティンバランドさんを迎えた
トラック『EARTH INTRUDERS』『INNOCENCE』に
耳を奪われました。想像以上にやばいです。

『HUMAN BEHAIVOR』のPV(ミシェル=ゴンドリー監督)を観て以来の
ファンなのでぜひ今回のトラックたちもPV観てみたいっす。

ビョークさんの楽曲はとても独創的ですが、
歌詞もメロディも非常にわかりやすいというのが不思議です。
タイトルは常に凝ってますが。
今回の『ヴォルタ』は乾電池の発明者の名前からとったそうな。

01. EARTH INTRUDERS (地球への侵入者)
02. WANDERLUST (放浪欲)
03. THE DULL FLAME OF DESIRE (欲望の緩慢な炎)
04. INNOCENSE (無垢)
05. I SEE WHO YOU ARE (わたしにはあなたの本当の姿が見える)
06. VERTEBRAE BY VERTEBRAE (椎骨をひとつずつ重ねて)
07. PNEUMONIA (肺炎)
08. HOPE (希望)
09. DECLARE INDEPENDENCE (独立を宣言するのよ)
10. MY JUVENILE (わたしの少年よ)

括弧内邦題はライナーノーツ和訳を参考に、勝手に書いているものです。
あしからず。