インザビルディング / In the Building

音楽(HIPHOP etc),小説(ミステリ etc),漫画,落語…
Who'z in da building?

TEXT

2009-03-31 | 4F: 視聴覚室
『 TEXT / RAHMENS 』

THE BOX FILLED WITH LAUGH

ラーメンズ第16回公演 テキスト ついにDVD化。

あと、blu-ray化。まぁブルーレイはもってないけど。

この公演は、NHKでオンエアしたので、それを録画して

結構繰り返し観てましたが、何回見ても素晴らしい。

さらにオープニングがかっこよくて、グッときました。

01. 50 on 5

02. 同音異義の交錯

03. 不透明な会話

04. 条例

05. スーパージョッキー

06. 銀河鉄道の夜のような夜


どれも日本語を駆使した緻密な作品。

一本一本が結構長いわ、全体構成まで計算し尽くされているわで

何回見ても、大満足できます。


特にすべてが収束するラストの”銀河鉄道の夜のような夜”は、感動します。

ラーメンズと同じ時代に生まれて良かった。

no more trouble

2009-03-31 | 1F: 総合受付
迎撃ミサイル配備もされて、いよいよ緊張感が高まってますが

ん、高まってますか? ませんか。そうですか。

なんか危なっかしいもの飛ばすことも冗談じゃないけれども

その金を、自国のインフラ整備にでも使えばいいのに。

シムシティでもやってみて、インフラの大切さに気付けばいいのに。

とまれ。飛ぶな、ミサイル。

My "cherry" Amour

2009-03-31 | 1F: 総合受付
先週日曜、彼女と花見にいきました。

都内の庭園。しだれ桜。夜桜。ライトアップがいい感じでした。

東京は庭園・公園が多いなぁ。皇居のあたりもこんもり森だし。

とまれ、酔っぱらいのほとんどいない花見ができて和みました。

STRAIGHT DAYS

2009-03-25 | 4F: 視聴覚室
『STRAIGHT DAYS -AUTUMN BRIGHTNESS TOUR '08- / THA BLUE HERB』

TBHR-DVD-002
変わらずの、FAR EAST SKATE NETWORK 森田貴宏 フィルム。


2枚組。

1枚目は、ツアー全行程を追っていくドキュメンタリ。
2枚目は、ファイナル 東京リキッドルーム、ノーギミック ライブ。

素晴らしい!!! 1000年観られるDVD。

1枚目では、最っ高に笑いました。
FESNの"UNDERGROUND BROADCASTING : OVERGROUND BROADCASTING"でも
かなり面白いアイディアが入ってましたが、今回も笑えた笑えた。

あと、DISC-1 PAのサニーさんのインタビューは新鮮。


DISC-2は、とにかく最後まで見るべし。

この作品の主役たちのいろいろが見られます。

やっぱり森田さんセンスいいっす。


はぁ、にしてもライブ行きたかった… 次こそは!

home (re:issue)

2009-03-22 | 1F: 総合受付
『home / RAHMENS』

ラーメンズ第5回公演、リイシュー。

来月4月1日には第16回"TEXT"がDVD/BDで出ますし

"FLAT" "news"もDVDでリイシューされるようなので楽しみ。


大人の事情を何とかしてくれたポニーキャニオンさん えらい。


Alt-colony Theorem

2009-03-22 | 6F: 音楽室
『アルトコロニーの定理 / RADWIMPS』

ラッドの新作。

5枚目にして、RADWIMPS 5 ~というALタイトルの

縛りはなくしたようで。

相変わらずタイトルも面白いですね。

"あるところに"の定理なので、

てっきり全部リリックがストーリーテリングになっているのかと思いましたが

んなこたなかったです。

"謎謎","七ノ歌"が特に好きです。


最後の"37458(ミナシゴハッチ)"の歌詞が一度聴いただけじゃ

よくわからなかったです。もっと聴こう。


音の変化は前作比較で特になかったので、

歌詞の進化がよく感じられましたが

もっと彼らのいろんな音も聴きたいな。

ALL HAIL THE QUEEN

2009-03-13 | 2F: 書庫
『ちはやふる四巻 / 末次由紀』


いま世界で一番好きな漫画、最新刊。即買い。

さて今回は、表紙が緑。うーん、かっこいい。
三巻までが赤系の色だったので新鮮です。
五巻六巻は緑が続くのかな。


さて内容。
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全国大会出場をかけ、団体戦での熱戦を制した瑞沢高校かるた部。
信じあい、支えあった仲間たちとともに、夢に描きつづけた
近江神宮を初めて見上げる千早。その胸に、溢れた思いとは…?
一方、新もまた同じ近江の地を踏みしめていた。
だれにも打ち明けることのなかった真実を背負いながら―
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ということでついに全国大会へ。

もうどこを読んでも、涙が…。
青春漫画ではお約束な展開と思うところでも、すごく心が揺さぶられます。

漫画表現がうまいというのとストーリーに血が通っていると
感じることがきっと作用しているのだと思います。


次巻予告はかなり気を持たせる内容で、
待ち切れません。ライブで読もうかな…


そして、巻末には
ちはやとちとせもでてくるおまけまんが
前巻がちとせしゃしゃり出てこず、で寂しかったので
今回はちゃんとでてきて嬉しかったです。
というか本編でもでてきてたけど。


THE SPECIAL KURI-KINTON CASE

2009-03-08 | 2F: 書庫
『 秋期限定栗きんとん事件 / 米澤穂信 』


待ちに待った「小市民シリーズ」秋期限定編
上下巻分冊で登場。

上巻は読了。下巻は3月11日発売。

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あの日の放課後、手紙で呼び出されて以降、ぼくの幸せ
な高校生活は始まった。学校中を二人で巡った文化祭。
夜風がちょっと寒かったクリスマス。お正月には揃って
初詣。ぼくに「小さな誤解でやきもち焼いて口げんか」
みたいな日が来るとは、実際、まるで思っていなかった
のだ。―それなのに、小鳩君は機会があれば彼女そっち
のけで謎解きを繰り広げてしまい………シリーズ第三弾。
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前作で互恵関係を解消した小佐内さんと小鳩君
それぞれに恋人ができました、という驚愕の展開。

上巻では謎の提示。連続小規模放火事件。
相変わらず、小鳩君は探偵脳を働かせてしまうようで
まったく小市民になれておらず。

それにしても栗きんとんがどう絡むのか。

先が気になって気になってしょうがないが
これは次の発売日を待つことで片がつく。

Mr. Camel standing in the rain

2009-03-06 | 5F: 寄席会場
『雨ン中の、らくだ / 立川志らく』


立川談春師匠の『赤めだか』が各方面から大変な評価を得ましたが
志らく師匠のこの作品は、裏タイトルが『青めだか』だそうです。
やはり終生のライバル!ぶつけてきましたか。
しかし、青いめだかは別にでてきません。

せっかくだから、ほんとに便乗してしまえばよかったのに。
赤めだかと装丁を似せてみたり。本屋でも展開しやすいだろうし。

しかし『雨ン中の、らくだ』というタイトルの
意味がわかったときは泣きそうでした。


内容としては、「志らくの談志論」。
といっても、志らく師匠の半生記にもなっており
談志に惚れたひとりの男の青春物語です。


松曳き、粗忽長屋、鉄拐、二人旅、らくだ、お化け長屋、
居残り佐平次、短命、黄金餅、富久、堀の内、三軒茶屋、
やかん、天災、よかちょろ、源平盛衰記、金玉医者、芝浜

サブタイトルは上記しました18の落語のタイトル。
印象に残っている、または談志師匠を語るうえで必要な
噺たちを並べているそうです。


これはいい本だ