インザビルディング / In the Building

音楽(HIPHOP etc),小説(ミステリ etc),漫画,落語…
Who'z in da building?

HANNYA

2009-06-27 | 6F: 音楽室
『HANNYA / 般若』

昨年末のアルティメイトMCバトル優勝という話題もひっさげて

日本最高峰MCのひとりである般若が、NEW ALをリリースです。


過去ALはどちらかというと暗めのジャケでしたが

今回はやたらに明るいプリクラ調の能天気なジャケです。

もしかして、"花金ナイトフィーバー"とか"やっちゃった"のような

能天気なトラックが多くなるのかと思っていたのですが

全然そんなことないです。(ユーモラスさは前作より若干増していますが)


01. HANNYA
02. やってやる
03. フェイク
04. 空
05. 天使と悪魔
06. あのサ
07. 夢
08. ケータイ
09. ボタンひとつ
10. 世界が終わるその前に
11. 最っ低のMC
12. のぞみ
13. ゼロ
14. いつでも
15. またね

先ずはじめに、trk12"のぞみ"は、新幹線で移動中の様子を描写した

リリックなんですが、途中寝ぼけた般若くんがグレイトフルデッドに

襲われる夢を見るという小芝居付き。

まさか日本語ラップアルバムの中で「ブチャラティ!」という名前が

聴けるとは。まさかって感じだがグッときたぜ!

つーか、「はじめの一歩」とか「おぼっちゃまくん」とか

マンガモチーフが結構あります。んー共感。


驚天動地のすさまじいアルバムというよりも

適度にリラックスできたうえで作り込んでる感じ。

あれ?シーダの最新アルバムでも似たようなこと書きました、私。

全然似てないんですが。

トラックはタイプライター、Mr.BEATS、EVISBEATS、BUZZER BEATSなど

御馴染メンツ、それと初めて見る名前がちらほら。

般若のラップに一度でもやられたことがあれば安心して購入すると

いいと思う。







THE SOURCE MAGAZINE

2009-06-21 | 2F: 書庫
『THE SOURCE MAGAZINE JAPAN EDITION vol.01』

ソース日本版第一号。コンビニで購入。

●SEEDA / The End of the Beginning

○BUSTA RHYMES / FIREBREATHER

●UGK / SOUTHERN PLAYA LISTIC

○JADAKISS / Back In Business

●S.L.A.C.K. & MESS / BLANTS,SKATE & HIP-HOP

○D.O / D.O STRIKES BACK

●B.I.G JOE / JAIL BIRD is Here

などなどがおもな特集でした。

何よりも、D.O氏のインタビューが必読。

前評判がとんでもなかったmajor AL "JUST BALLIN' NOW"

をインディーズエディションとして発売すべく動いているということで

いつになるかはわかりませんが、期待しています。


さて、ソースといえば、マイクレイティング。

アルバムの評価を、マイク1~5本で表現、マイク5本で殿堂入り。

今回は、BUSTA RHYMES,ZION I,SEEDA,般若などなどのNEW ALを紹介。

今回はマイク5本ありませんでしたが、そのうち出るのでしょうか。

楽しみです。

細かい記事も BIG-O氏やCHARLS HAMILTON氏などなかなか興味深いものも

多かったので、次号も買おうと思います。休刊しないように祈りつつ。






CHIHAYA-FULL #5

2009-06-19 | 2F: 書庫
『ちはやふる 第五集 / 末次由紀』

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全国の書店員・マンガ読みが選んだ2009年マンガ大賞受賞!!

ライバルにすらなれない強さがある。

史上最年少クイーン・若宮詩暢登場!!
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ということで、現在もっとも楽しみにしている漫画の最新刊。

とりあえず、ダディベアとスノー丸が要チェックや、です。

クイーンと千早の初対決も熱いのですが、

僕は、太一の戦いが沁みます。泣きます。これは。

今巻もおまけ漫画充実!ありがとう末次先生!

あー、ライブでも読みたいけどコミックで一気読みしたいので我慢がまん。

K-label #5

2009-06-18 | 6F: 音楽室
『くLabelコンピレーション其の五「その後は吾郎の五曲」/くLabel』


01.都会陸上 / 熊井吾郎 ft.KREVA,Romancrew

→タイトル通り、疾走感溢れるビートにラップ巧者4名が延々とラップ。

 無駄そぎ落とし過ぎなトラックって結構好き。


02.NEXT LEVEL / 熊井吾郎 ft.THE FLEX UNITE,KREVA,SONOMI

→SONさん用のトラックだったらしいですが、カチッとした

 硬めなラップがのりました。KREさんバースからSONさんバースにいく展開好き。


03.good boy,bad boy / 熊井吾郎 ft.SEEDA,KREVA

→日本のやばいMC 五指に入る2名による豪華セッション。

 メロウな感じのトラックに、二人のラップもそんなにハードな

 フロウではないのですが、内容は硬派。 
  

04.無くない!無くない! / 熊井吾郎 ft.KREVA,L-VOKAL,AMIDA

→LV、アミダa.k.a.EVISBEATSを迎えたちょっと変わった雰囲気のトラック。

 タイトル通り、トピックもファニー。


05.忘れずにいたいもの Remix / 熊井吾郎 ft.千晴,KREVA

→ボートラ。歌詞が本当に良い!タイトル通りのセンチメント。

 千晴さんやるぞやるぞと聞いてはいたがそれ以上。


くレーベルコンピの第五弾。熊井吾郎さんのトラックに

精鋭MCを招集した五曲。

Youtubeで見られるKREさん新曲「瞬間speechless」も良い曲なので

要注目です。「赤」買おうっと。

くレーベルには、今後もCEOの趣味全開でリリース重ねてほしいです。

あ、Amebreakに、熊井吾郎&KREVAのフリースタイル映像が公開

されているみたいです。見なくちゃです。



SEEDA is FAKE? GUINESS is FAKE?

2009-06-14 | 6F: 音楽室
今盛り上がっているBEEFについて。


BESさんのアルバムなどに客演しているMC、

GUINESSさん(MSC)がネット上に、SEEDAさんがSOURCE MAGAZINEの表紙を

断った件について批判する"SEEDA is FAKE"という楽曲をUPし

それに対して、すかさずSEEDAさんが自身のブログ CONCRETE GREEN上に

アンサーとして、

"的を外し続ける退屈な主張 いつまでたっても進歩しないフロー
何ヶ月つくりこんでもサビができない ラッパーとして結果が出ない
アルバムというか未完成品1曲をつくるのにとてもとても長い時間を
かける所がまさにギネス
"(曲名長いっ)をUP。

わざわざリリックもテキストファイルで落とせるようにしてくれているので

まるっと載せようかと思ったけど著作権とかありますよね、きっと。

一部引用で見てみると、

(VERSE 1)
”本当下手だな 仲間思いでも本当才能ない まるでBENZINO”
→これはパンチラインと思いました。ベンジーノ氏はMCかつUS SOURCE CEO。

(HOOK)
”テリヤキソース こぼしたくねぇ 表紙の上 ショックだぜ”
→ちゃんと批判されたソースの表紙の件も説明。OUTRO部分でも言及。

”青森といえば SONOMIに(熊井)吾郎 あがってんぜ あがってんぜ”
→何で青森がでてくるの?と思ったら次のバースで判明。クレさんも絶賛のライン。

(VERSE 2)
”何が新宿落合 その前に何でお前の地元をあげない?”
→GUINESS氏が新宿落合と冒頭で言っていたことを受けて。青森出身なんだ。へー。

”ちょうどお前のアルバムが出る直前のいまごろ”
→まじっすか。話題作りのためのBEEFだったら、より素晴らしい。

(VERSE 3)
”ソロアルバム1枚も出してないけど 逮捕されたら自称ミュージシャン”
→これは痛いでしょう。上記言及のGUINESS氏ALがちゃんとでれば文句なし。


今のところ、SEEDAさんのほうが優勢と思いますが、これで

GUINESSさんが、最高にヤバいアルバムを出したら完璧だと思います。

期待。

SEEDAさんは既に引退してますが、次は世界で勝負、とご自身のblogで

言ってましたので、周囲のHOOK UPをある程度終えたらカムバックしてくれるものと

こちらにも、期待。

世界流通の道作りに、VERBAL(m-flo)氏が協力とかなったら熱いのに。

無理かなぁ、あのBEEFの顛末では。

しかしあえて、期待。

Re-clammbon 2

2009-06-10 | 6F: 音楽室
『Re-clammbon 2 / クラムボン』


日本のロック最高峰のひとつと思うクラムボン

セルフカバーアルバム第二弾。ジャケが綺麗です。

何故か僕のPCは”ジャケ”を変換すると、”鮭”になります。

だからどうだというわけではないんですがね。

なんといっても目玉は、DVD付き。


なんと収録曲すべてのレコーディング風景が収められています!

あ、途中で YAMAHA TENORI-ONらしき楽器をあやつっています。

楽しそう!ピコピコ光ってます。どういう弾き方だろ?


さて収録曲。

01. Re-Re-シカゴ

02. Re-THE NEW SONG

03. Re-Bass,Bass,Bass

04. Re-意味はない

05. Re-Re-華香るある日

06. Re-090

07. Re-Folklore

08. Re-雨

09. Re-Re-サラウンド

10. Re-メロウトロン

11. Re-アホイ!


タイトルがRe-Re-…となっているものは前作Re-clammbonで

既にセルフカバーを一度しているもの、という意味。

さて。AL前半はアコースティックギター・ピアノ・ドラム主体で

シンプルで味わい深いアレンジ、特にtrk05"Re-Re-華香る"が好き。

Reの第一弾で耐性がついたのかそんなにアレンジで吃驚仰天はなかったです。

しかし改めて良い曲・美しいメロディばかりだなぁと感心しきり。

そして、trk09"Re-Re-サラウンド"で電子音の濁流へ。


全てのGOOD MUSIC LOVERに。100年聴ける名盤。DVD"たゆ たう"も観たいな。

LOVE ME PLEASE!

2009-06-09 | 6F: 音楽室
『LOVE ME PLEASE! / COMA-CHI』




コマチ嬢 前作"RED NAKED"からさして間を置かずに

次のアルバム!?と思ったら、コンセプトアルバムという名目で

フィーチャリングワークスなどを集めたり、リミックスだったりと

一部既発曲を交えてのアルバムでした。


しかし!RED NAKEDリリースパーティも収録したDVDが付いたり

録りおろし新曲が、自身プロデュース(33Queen名義)だったり

KREVAとのバトル風味ラブソングだったり、BACH LOGIC参加だったり

となかなか盛りだくさんです。

たとえばクレさんとの1曲”1 on 1”のためのみでも買って損なし。


コマチさんにはガンガンに売れてほしいです。

ジャジスポ所属なので音的に変な方向には行かないだろうという安心感もあるし。

ラップはいわずもがなですが、歌も普通にうまいなぁと感心してしまうし。


SKET DANCE #8

2009-06-09 | 2F: 書庫
週刊少年ジャンプ連載 人気連載 第8巻。

学校の便利屋クラブ”スケット団”の

ボッスン、ヒメコ、スイッチを中心に繰り広げられる

結構なんでもありな学園コメディ。


今巻は、第1回キャラクター人気投票結果発表が

1話まるっと使って収録されています。

主人公の順位でこんなにハラハラする漫画はなかなかありません。

主人公に感情移入するとこの回は泣けるかもしれません。


書店で見かけると、既刊のオビに「緊急重版!」みたいなことが

書いてあったので、おそらく正当な評価を得てきているようです。


読む人の趣味にもよりますが、この漫画は相っ当っ面白いです。

あ、おまけ漫画に前記事の「新妻エイジ」の名前もでてきました。





BAKUMAN #3

2009-06-09 | 2F: 書庫
週刊少年ジャンプ連載中の新世紀まんが道!

バクマン最新刊、収録話は下記


17ページ:バトルと模写

18ページ:ライバルと友達

19ページ:デビューと焦り

20ページ:未来と階段

21ページ:壁とキス

22ページ:邪魔と若さ

23ページ:天狗と親切

24ページ:ノートとキャラ

25ページ:嫉妬と愛


表紙にも堂々登場の”天才高校生漫画家”新妻エイジが

大活躍です。岸辺露伴なみのぶっ飛びかたです。

CROWというカラスの漫画を描いているからなのか

執筆中の机やら首筋やらにやたらUCHIDA製羽根箒を差しています。

カラスの気持ちを疑似体験か?蜘蛛を描くときは食べるのか?

面白さやネームの多さは3巻になっても全く失速せずなので

このあとも安心して読めそうです。DEATH NOTEくらいの連載期間には

なるのでしょう。なるといいな。


漫画家を題材にした作品ってなんでこんなに情熱的なんでしょうか。

まんが道(藤子A)しかり、サルまん(竹熊&相原)しかり、
G戦場ヘブンズドア(日本橋)しかり、PAPER RUNNER(KKP)しかり。

全部面白いのです。漫画好き必読漫画。

WANTLIST

2009-06-02 | 1F: 総合受付
最新欲しいものリスト。備忘録。


06.03 ”SKYFISH / RAW PRICE MUSIC”

06.03 ”Bee(Cradle×Aloe Blacc) / Open Your Mind”

06.10 ”くるり / 魂のゆくえ”

06.10 ”Natural 9 Nation / 親不孝三十六房”

06.17 ”くレーベル / くレーベルコンピ(其の五)”

06.17 ”54-71×KOOL KEITH / IDEA of MASTERPIECE”

06.24 ”般若 / HANNYA”

06.24 ”CHIYORI / CHIYORI”

06.24 ”MOS DEF / The Ecstatic”

07.22 ”DJ BAKU / THE 12 JAPS”

07.22 ”Shing02 / 歪曲巡礼”

08.05 ”ECD / 天国よりマシなパンの耳”