インザビルディング / In the Building

音楽(HIPHOP etc),小説(ミステリ etc),漫画,落語…
Who'z in da building?

next episode

2008-12-30 | 1F: 総合受付
もうすぐ年越しですね。


最近は色々がんばって生きてます。自分的には。
来年もがんばって生きてみます。I WILL SURVIBE.


今年の実家へのおみやげは揚げ饅頭。
これ、うまい。いやほんっとうまい。
チャイをいれて、2個ほど食べちゃいました。
まだ帰省してないのに。おみやげなのに。

チャイは今まで生姜とカルダモンだけで入れてたのですが、
来年はシナモンとかガラムマサラとか色々試してみよう。
もっとスパイシーにするぞ!

そいえば
最近好きな漫画「モテかわ★ハピネス」(変なタイトルだ)で
チャイを淹れるメガネ男子がでてきました。お、共感。

ふむ、チャイがもっと市民権をえるといいのに。

SUIKA"うさぎのチャイ店"がみんなのうたとかで
とりあげられればいいのに。

TAGS OF 2008 EP ver.

2008-12-23 | 6F: 音楽室
2008年好きなトラック・epで選抜。ジャケを並べたら
"2008年好きなAL"を並べたときよりかカラフル。


01. AFRA & I.B.B. "SEVEN NATION ARMY feat. CHARA"

 チャラさんをボーカルに迎えたthe WHITE STRIPESの人力カバーは
 もう冒頭の"give me da bassline"で即死するキラートラック。


02. HOCUS POCUS "Vocab! feat. T-Love & The Procussions"

 フランスのHIPHOPバンドメーン2ndより、すごく耳障りがいいのに
 Hookが頭から離れない。good music!


03. 環ROY & fragment "PRIMAL SCREAM SKYFISH REMIX"

 驚異の才能、三つの合せ技。踵(環ROY&鎮座DOPENESS)は
 来年あたりALだしてくんないかなぁ。


04. キリコ "鏡に映る現実 feat. RUMI"

 RUMIさんのverseがかっこよすぎるドープトラック。


05. SEEDA "son gotta see tomorrow"

 言わずもがなの大名曲。こんなにシンプルで心を捉えるリリックは他にない。
 クラシック。

06. L-VOKAL "STEP UP feat. KREVA"

 バランス感覚の絶妙なL-VさんのAL先行EPより。


07. 世武裕子 "おうちはどこ?"

 ノイズマッカートニーのリーサルウェポン、まだ挨拶代わりでしょうので
 full AL期待しています。

08. mic jack production "experience the ill dance music Ⅱ"

 未発表トラックなどで構成。アートワーグめていい仕事してますなぁ


09. Amuro Namie "60s 70s 80s"
 
 安室さんの企画ものEP。60sがPV含め一番好き。


TAGS OF 2008

2008-12-23 | 6F: 音楽室
今年の僕の好きなAL

01. Q-TIP "THE RENAISSANSE"

02. B.I.G JOE "COME CLEAN"

03. SONPUB "80 T.O 08 HAHA"

04. NORIKIYO "OUTLET BLUES"

05. LIL'WAYNE "THE CARTER Ⅲ"

06. SHING02 "歪曲"

07. ZAZENBOYS "ZAZENBOYS4"

08. KOCHITORA HAGURETIC EMCEE'S "HAGULIFE"

09. SOLANGE "SOL-ANGEL & THE HARLEY ST.DREAMS"

なんか男女比率がおかしい。
あと、全体的にジャケの色味が少ない。
並べるとコチトラハグレティックエムシィーズのALがやたら主張してますな。

HIPHOPは大豊作でしたね。
ウィージーさんはぶっちぎりでしたが
Q-TIP大先生はさらにぶっちぎりにヤバいのでした。
すでに21世紀を代表する名盤。殿堂入りの風格。



walk in the sunset

2008-12-21 | 1F: 総合受付
もう、今年を振り返る、ような時期になりましたね。
12月は、時間の経つのが早い早い。

経済にはとんと詳しくありませんが
"サブプライムローンに端を発した世界的な大不況"が
更に加速しているようですね。

自分の会社も、来年からのお客さんにもらえる仕事の
案件数が目に見えて減っているので、肌で感じてます。


日本の中央集権政府は、もう跡形もないかのように
感じてしまいますが、新聞もTVも読んでいないせいでしょうか。
実はちゃんと機能しているんでしょうか。


不況は悲しいことですが、"destroy"のあとは
"Rebuild"するしかないですから、どうせなら
ちゃんと現況の体制は崩壊してくれたほうがいいかもしれません。

一から作るのは大変ですが、
今の体制だって、昔だれかとそれに続くひとびとが苦労して作った
ものですから、僕らの世代と次世代でまた作るのがいいと思います。


んーどうでもいいこと書いてしまいました。


everything is borrowed

2008-12-21 | 6F: 音楽室
『everything is borrowed / the streets』

パーティーを終えたマイクスキナーから届けられた
至極シンプルで実直な詩集。4th AL

AL冒頭からタイトルトラック。
ギーザーの暮らしでもなく、一人の青年の寓話でもなく
馬鹿騒ぎでもなく、
「何も持たずに生まれ、ただ愛を持って去る。他は全て借り物。」
(日本語verより。日本語でHookを歌ったverがbonus trackに。)
と生きることについての考察を歌ったリリックが淡々と綴られています。

さらに、
05.On The Flip Of A Coin
06.On The Edge Of A Cliff
というタイトルの似通った2つのトラックで寓話を通して
希望を描いています。

宗教について歌った"09.Alleged Legends"では
私も大いに同意する真っ当な意見を述べられていますが
ひとによっては、聞き入れられないかもしれません。


他にもいいリリックは結構ありますが、なんとなくAL全体が
短くて、気づいたら聴き終わっている感じです。


内容として
実直さと希望を描く視点から連想し、
the blue herbの"LIFE STORY"とダブる部分を感じました。
どんな環境でも、どんな人間でも
深い思索の末には、同じ結論に行きつくのかもしれません。


明るさをもった、静謐な、ラップアルバム。

MTV UNPLUGGED

2008-12-13 | 4F: 視聴覚室
『MTV UNPLUGGED / KREVA』


常に自分超えするクレさん お次はアンプラグド ライブ
DVD+CD 収録で登場。CDまでつけてくれているのが
嬉しいです。気が利きますなぁ。お高いですけども。

パッケージが今までで一番好きかも。

メンバはこんな感じ。
Guitar: 竹内朋康 a.k.a. SEXY(マボロシ)
Bass: 鈴木渉
Drums: 屋敷豪太
Drums: 白根よしたか
Organ: 柿崎洋一郎
Rhodes: SWING-O a.k.a. 45
Piano: さかいゆう
1st VIOLIN: 阿部未央
2nd VIOLIN: 丸山亜希子
VIOLA: 萩原かおる
V.Cello: 唐沢彩子
Guest Singer: SONOMI

漢字がわからなかったので半分以上を当て字してしまいました。
ごめんなさい。


TOKYO公演から始まりまして
さかいゆうさんの"くればいいのに"Hookで始まる全7曲。
プラスOSAKA公演が2曲。


そして、クレさんはライブ中もかなりの"さかいゆう"押し。
実際ヤバい。
2009年第一段Sg"成功"はさかいゆう参加ということで期待大です。


ジブさんもツアーごとにLive DVDをコンスタントにリリースするし
来年にはきっとTha Blue HerbもLIVE DVD出すでしょうし
(勝手に憶測)好きなHIPHOP-LIVEを好きなだけ観られるって
すごいなぁ。

つーか、アンプラグド ストロングスタイルがヤバ過ぎる。
しかもFULL ver突入がトリハダもの。セクシィ!!!!!!!!!!!
今年いっぱいはウォークマンでヘビロテ決定。

SEEing SOUNDS

2008-12-13 | 2F: 書庫
『ちはやふる #3 / 末次由紀』

私的この漫画がすごすぎる2008
余裕で大賞。心のベストテン 第一位。


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小学6年の少女・千早は福井からの転校生・新と出会い、
競技かるたの世界を知る。天性の聴力で才能を開花させてゆく千早と、
全国レベルの実力を持つ新、そして二人に導かれた太一の三人は、
いつしかかけがえのない仲間となるが、卒業と同時に新は福井へ…。
月日は流れ、千早は高校生に。離れていても、かるたでつながった
三人の絆は変わらない。そう信じていた千早だったが、
新は祖父の死をきっかけに、かるたから離れてしまっていた。
それでも、「かるたを続けていればまた会える」あの頃の約束を胸に
新との再会を誓い合う千早と太一。二人の情熱が引き寄せた
新たな仲間とともに、瑞沢高校かるた部がいよいよ動き出す―!!
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今回、千早たちがつくった瑞沢高校かるた部が、全国大会目指して
都予選に出場するのですが、その試合中、途中で失調した千早が
本来を取り戻し、再び音を"聴く"瞬間があるのですが、
もう演出が巧すぎます。音がしない漫画で、ほんの小さな音までが
"視える"ってすごいです。擬音の描き文字がなくっても伝わると思います。

そして、登場人物の描き方が全部人間くさくて、瑞々しくて
とてもさわやかな読後感。



惜しむらくは、千早の姉・千歳がついに三巻では一度も登場しなかったです。
四巻はおまけ漫画で出してほしいなぁ。

The Babel Club Chronicle

2008-12-09 | 2F: 書庫
『儚い羊たちの祝宴 / 米澤穂信』

米澤穂信氏の最新作、〈バベルの会〉読了。
氏曰く、”私なりの奇譚集”(氏のHPより)とのことでしたが
なかなか味わい深い奇譚たちでした。


てっきり〈小市民〉〈古典部〉〈紺屋S&R〉と同様に
シリーズになるのかと思いましたが、読んだ感じだと
どうやら、ノンシリーズのようですね。

先ず、
各章の題名がふるっています。
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身内に不幸がありまして

北の館の罪人

山荘秘聞

玉野五十鈴の誉れ

儚い羊たちの晩餐
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旧家(地方の有力者の一族)がでてくるのですが
その雰囲気がよく伝わってきます。
興味をそそられる魅惑的な題名です。
この魅惑っぷりはミステリ好きにしか通じないかもしれませんが。



米澤穂信氏は、色々な角度からエンタテインしてくるので
今回も見事に楽しまされてしまいました。
脳内のミステリ胃袋が満腹です。


帯には、"フィニッシングストローク(最後の一行で…)"みたいな文句が
売りになっていましたので、
最後の頁でも、あえて最後の一行に間違って目がいかないように、
いかないようにと注意しながら読みました。

しかし、帯で、"フィニッシングストローク"をうたうとはなかなか
ハードル高くていらっしゃる。自分に厳しくていらっしゃる。

とまれ、読んだそばから読み返したくなりました。良作。



では"秋季限定マロングラッセ事件"もお待ちしております。

もうこうなったら"秋季限定栗ごはん事件"でも構いません。


Hot 4 Me

2008-12-07 | 1F: 総合受付
今日はのんびり、お休みでした。
ということで本屋さんで買いたかった本を購入。
天気よかったけど、寒かった。


『儚い羊たちの祝宴 / 米澤穂信』
 やっっと買いました。もう第二版でした。
 早く読みたいけど、一気読みしてしまいそうだなぁ。
 読み始めようかどうしようか。
 読むのがもったいないミステリなんて久しぶりです!


wantlistはどんどん溜まるけど、あんまり一気に買っても
どうせ聴き込めないし、観られないしなのでとりあえず
忘れないようにリストアップだけ。

CD
『The Renaissance / Q-TIP』…Q-TIPさん久しぶり過ぎるのにFRESH過ぎる作品。

『SEE CLEAR NOW / WILEY』…グライムの権威。前作で引退のはずが新作でてる!?

『808s & Heartbreak / Kanye West』…love lockdownは結構好き。さてALは。

『Universal Mindcontrol / Common』…ハイエナジーなALとは果して!?

『NEXT EPISODE / SCARS』…年末にbig bomb。

『王道楽土 / Microphone Pager』…年明けにもbig bomb。feat.MCも多数の模様

『WONDER WHEEL / サイプレス上野とロベルト吉野』…遂に2nd full AL。わくわく。

『RED NAKED / COMA-CHI』…最注目MC待望のAL。 "BLUE"の次は"RED"。

『the Bridge / GrandMaster Flash』…まさかの新作。マジすか。

DVD
『アフタースクール / 内田けんじ監督』…運命じゃない人の監督最新豪華作品。

『MTV UNPLUGGED / KREVA』


マンガ
『ちはやふる / 末次由紀』…私的、この漫画はすごい 2008

『嘘喰い / 迫稔雄』

『大奥 / よしながふみ』…超絶SF、次の展開は!?

『高校デビュー / 河原和音』…ついに完結!

『それでも町は廻っている / 石黒正数』

SIGNALOG

2008-12-06 | 6F: 音楽室
『SIGNALOG / O.N.O』

THA BLUE HERB RECORDINGSから
O.N.O氏の2ND AL。目下聴き込んでおります。

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機械から生まれ 博士に引き取られ 
彼の異常な愛情に育てられた
ただのキックやスネアは やがて有機的に結びつき 
一塊のドラムへと成長した。今 博士の元を離れ
振り返らずに 世の中へ出て行こうとしている。
再生されることだけを望みながら。
電気羊の夢を見ながら。
************************************************

前作"SIX MONTHS AT OUTSIDE STAIR"が街の景色を
表現するドラムスだとすると
今作は、地球の景色というか、よりマクロな視点から観てるようなスケール感。
さすがONOさん、地球規模でいらっしゃる。

BPM速いトラックもいいんですが、
抒情性をも感じさせるTRK.09"Shops"が私的には一番やばいです。
そしてタイトルも全曲良し。

そういえば、TBHR ill-b氏のmonthly reportにありましたが
CISCO完全消滅は、相当な痛手だったようですね。
そりゃそうか。うーん悲しい方向に"時代は変わる"ですね。

でも、音楽は変わらず素晴らしいです。変わりゆく変わらないもの、です。
ONOドラムス・MACHINE LIVE このあとはどう進展するんでしょう。

さぁ、繰り返し再生。


TETRAD the GANG of FOUR

2008-12-03 | 6F: 音楽室
『NIPPS presents TETRAD the GANG of FOUR / TETRAD the GANG of FOUR』

テトラド楽団 いきなりのアルバム。さらにDVD付き。

人間国宝級MC 、NIPPS a.k.a. MIDORINOGOHONYUBIがお贈りする
超絶ラップアルバム。テトラドの面子は、BD the BROBUS、VIKN、SPERB
そして、NIPPS氏。

トラックは、NIPPS作品では、すでに御馴染 ken sport氏。
ストレートながら味のあるトラック。

最近は、BD氏のALや、L-VOKAL氏のALに客演したりしてたので
久しぶり感はそこまで無いのですが(喜ばしいことです)
ALとしては、六年ぶりですか、NIPPSさん…

trk.02 ”god speed” セルフパロディ的(?)なNIPPS氏のバースが往年のファンには嬉しい1曲。

trk.06 ”killa indo”トラックもラップも面白い謎のインドトラック。DVDも印度。ハマります。

trk.07 ”SURROGATED MOTHERSHIP”スペイシーな浮遊感あるトラック。オンビートなラップが気持ちいい。

他にも、inst trkもありまして、ボリュームもちょうどいい感じ。


正直、BDさんのALも買ってなくてあまりちゃんと聴いたことなかったのですが
NIPPS氏以外の御三方もだいーぶヤバくてらっしゃる。

聴きごたえ充分。