インザビルディング / In the Building

音楽(HIPHOP etc),小説(ミステリ etc),漫画,落語…
Who'z in da building?

I'm proud

2008-06-30 | 1F: 総合受付
今週はお休みなしで、出ずっぱりでした。

忙しくてやることがあると充実感があるのですが、
与えられた仕事をかたっぱしからこなすことや
起こった問題をあとから解決していくのは
あまり自分が成長していく感じがしないのです。

先手先手を打って、仕事を減らしていけるように
想像力を鍛えていきたいなぁと思ったり思わなかったり。
AよりもQを作れるようにならなくては!

さぁ今週も気合入れて、
「ネガティブをポジティブ、ポジティブをポシブル」に!
(seeda&dabo/i'm proud(fly high)より)

世界が完全に思考停止する前に

2008-06-29 | 2F: 書庫
『世界が完全に思考停止する前に / 森達也』

ドキュメンタリ映画「A」で知られる森さんの評論集。
とても美しい文体を使う方ですね。

●世界は今、僕らの同意のもとにある。
●いつになったら、日本は大人になるんだろう。
●メディアは、どこまで無自覚に報道し続けるのだろう。
●二十一世紀のメディアを生きる人々
中項目はこんな感じ。

「…過剰な善意や偏ったヒューマニズムが蔓延する中、
いま僕たちはかつてないスケールの麻痺を抱えて生きている。
…(中略)…煩悶しながら問いかける、まっとうな
「日常感覚」評論集」(裏表紙の紹介文より引用)

僕は、マスメディアという業界には触れたことがなく
構造的なことや雰囲気はまったくわからないのですが
TVや新聞はたまに見たり読んだりはします。
森さんが感じる違和感は僕も覚えがあるものもありますし、
まったく意識してなかったものもあります。
森さんの感じ方がマジョリティなのかマイノリティなのかは
わかりませんが、「マス」メディアに違和感を感じるということは
マイノリティなのだろうと思います。

不特定多数が読む/見ることができる
ブログやMY SPACEやYoutubeなどが発達していくと
メディアというものが「マス」から「コア」に移行していくように
感じています。

マスメディアからの情報を受ける側ではなくて、
僕が集めた/知りえた情報を発信する側だとすれば
物事/社会に対して、「僕」がどう考えるのか/思うのかを
意識するきっかけになるなと思います。

本の内容からだいぶ外れてしまいましたが
この本で最も心に残ったのは、「今上天皇の内なる葛藤」です。
どこに載せようとしたのかはわかりませんが
出典が書いてあるべきところに(没原稿)とありました。



K-ing

2008-06-22 | 6F: 音楽室
『concert tour '07 "K-ing" 日本武道館2days / KREVA』

孤高のB、クレさんの日本武道館公演
ゲストDAY、ノンゲストDAYの二日間とドキュメントを
収録した3枚組DVD。

生ける伝説を作ったノンゲストDAYがたっぷり堪能できます。
しかも!なんと宇多丸師匠との生(ビール)解説付き!

Scratch Live、MPC、鍵盤、CDJなどを独り(!)で
駆使し、さらにもちろんラップもするという世界初のライブ。
つーかあとにも先にも彼しか出来ないのでは!?

呉萬福先生による料理番組「国民的料理」が
やはり特に素晴らしいッス。なかなか凝ったコント仕立。
エビスビーツの写真も秀逸。
さぁアイネクライネナハトムジークとブレイクビーツとサンプラーとエプロンを
用意してみんなで見よう!!


ちなみに、ゲストDAYは、シンゴ★西成さんが特にかっこいい…
なんてスタイルだ!やばい!

そいえば先日の西成暴動はもう沈静化したのでしょうか。
細かい事情は知りませんが、シンゴさんの影響で
「西成」の文字に反応してしまいます。


つーことで、必見。偉業。





ほんとうの環境問題

2008-06-18 | 2F: 書庫
『ほんとうの環境問題 / 池田清彦+養老孟司』

京都議定書は日本の国益に反するのもあるけど、地球温暖化に対しても
さして効果はないので、意味ないよね、というようなことが書いてあったり
人口、エネルギー、食糧問題が真に考えるべきことじゃないのかなぁとか
石油を中心にしたアメリカ式文明(バビロンシステムと呼んでもいいけど)
からの移行がどっちにしろ必要だよねーとかがだらだら書いてある気がする。
もっと頭よさそうに書いてあるので、まぁ読むといいかなと。

なんか昔このブログでも同じようなこと書いた気がする。

でもいい加減やばいっすよね。危機感。

歪曲

2008-06-17 | 6F: 音楽室
『歪曲 / Shing02』

Mary Joy Recordingsから
遂に真吾さんの新作アルバム登場。

「Shing02が歪曲された社会に提示する日本語アルバムは
究極の人源サンプリング集。六年の制作期間、三十余名の
音楽家とのセッションを経て遂に完成。」
(パッケージ紹介文より転用)

ラブソング集、ということでメロウなフロウとトラックに一貫してしまうのかと
予想していたのですが、まったく違いました。
今までのアルバムにないくらい、フロウは前のめりにオンビートラップ。
トラックもかなりの幅広さ。

素晴らしさは保証できますので、なんとなくジャケが怖いなぁと
思っても気にせず、お買い上げください。

しかし、前情報で知ってはいましたが
長い長い語り話になっている「美獣[上][下]」は凄まじいです。

ちなみに、SHINGO★西成が参加していることに
びっくり!DJ A-1の敏腕舞句参加の縁ですかな。

1000年聴き込めるアルバム。世界遺産認定か!?





Back in Business

2008-06-16 | 6F: 音楽室
今週は、特別です。

何故なら超待望の
Shing02さんの3rd AL「歪曲」が遂に発売なのです。

前作「400」から足かけ5年?6年?かかって
よーーーやくのお目見え。

Shing02名義日本語曲としては「2005」以来、かな?

その間もkosmic renaissanceでの活動や
stop rokkashoへの参加と「僕と核」執筆、
相当数の客演、MP3の公開もあったりで、全然久し振り感はないんですが
それにしても待ったもんだ。

さぁ、明日はどんなに残業しても帰りはタワレコ寄ります!



Live at Low End Theory

2008-06-08 | 6F: 音楽室
『LIVE at Low End Theory / Daedelus』

モミアゲが伊達男なデイデラスさんのライブ盤。
なんと国内盤のみLIVE映像を収めたDVDが付く!
これは買いです。
HIPHOP好きな方には、デイデラスよりもザ ウェザー名義の
ほうが名が通っているかも。

デイデラスさんはモノームを操り、愛する音楽すべてを
消化して、新たに産み出す若き天才。
そしてSa-ra、ノーバディ、プレフューズ73などなど
かーなりなメンツが揃うビート狂のためのパーティ、ロウエンドセオリでの
ライブの模様を収めたのがこのCD。

日本で言うとHIFANA好きとか、前述のPREFUSE73好きとかなら
このやばさは聴けば/見れば間違いなく伝わるかと。

デイデラスさんが操るモノームという不思議楽器は
ジャケにもフィーチャされているのですが
碁盤型、LEDでチカチカする、MIDIキーボード的に
使えるらしい、鍵盤?サンプラー?…というのが
DVDを見たところの予想。つーかもう何がなんだか…

Shing02さんのフェーダーボードといい、
デイデラスさんのモノームといい、面白楽器がどんどんでてくると
次の世代の音楽までもさらに楽しみになりますなー。

ラッキー

2008-06-08 | 2F: 書庫
『ラッキー Are you LUCKY? / 村上かつら』

サユリ1号、CUEと傑作を描き続ける村上かつらさんの
最新コミック、ラッキー。

コミックあらすじより
「日置祐太、小学5年生。
パパとふたりで団地に住んでいます。
ある日、押入れの中から長いこと放置された犬ロボを発見。
それはママの思い出が沢山つまった不思議なロボットだった。
名前はラッキー。
ぼくとラッキーの不思議な生活が始まる。」
という内容なのですが
とにかく犬ロボ;ラッキーがかわいい。
鬼キュート。即死級愛らしさ。

とりあえず、ラッキーをいち早く作ってほしいです。
NテンドーさんかBンダイさんあたりいかがでしょうか。
無理ですか。そうですか。

心温まるマンガです。感動モノお涙頂戴モノは
僕はあまり好きくないんですがこれはもう素直に感動。

2008年心のベスト10入り確実。

Seeing Sounds

2008-06-08 | 6F: 音楽室
『Seeing Sounds / N*E*R*D』

01.Time for some action
02.Everyone nose (All the girls standing in the line for the bathroom)
03.windows
04.anti matter
05.spaz
06.yeah you
07.sooner or later
08.HAPPY
09.kill joy
10.love bomb
11.you know what
12.laugh about it


Shae,ChadそしてPharrellによるBAND;N*E*R*Dの
3rd ALが輸入盤でリリースされました。

1st,2ndより全体的に骨太になった感のあるサウンドで
かーなりテンションあがります。あとジャケがやばいっ!猿っ!

Seeing Sounds/音を見るというのが何を意味しているのか
よくわかりませんが、音の新しさは感じられます。
というか新しいからかこれは良いものか評価しにくい…

とりあえず聴き込んでみよ。

THE BEST OF F.B.

2008-06-01 | 6F: 音楽室
『THE BEST OF F.B. / FIRE BALL』

横浜レゲエ祭が近づいてきましたので
FIRE Bを聴きまくり。
先週、実は職場のひとでひとり
Reggae好きが居ることが判明して、少しテンションあがりました。

このアルバムは、ベスト盤ですが
付属LIVE DVDと、新曲『BAD JAPANESE』で
やられてしまったので、つい買ってしまってました。

FIRE Bは昨年10周年でしたが
今年2008年は僕らのヒーロー、PAPA Bさんが20周年ということで
最近blogも始められたようで。色々20周年企画もあるのかな。
わくわく。

Sunday Morning

2008-06-01 | 7F: 食堂
日曜の朝食は、フレンチトーストがほとんど。
めっさ簡単なので。
ということで、土曜の夜にいちごジャムを
作っておきました。うーん、部屋中が甘ったるい。

で、何日か前のYahoo!Japanトップページに
スイーツ作りを習う男性が増えているとか
そんなような記事がありました。
検索サイトのトップになってしまう話題ということは
裏を返せば、ケーキ作ったりジャム作ったり
する男は世間一般では珍奇だということですな。

ちょっとショック…  甘いもの好き男子に市民権を!
まぁいいけど。
KKPのDVD「Sweet 7」でも見ながら眠ります。