インザビルディング / In the Building

音楽(HIPHOP etc),小説(ミステリ etc),漫画,落語…
Who'z in da building?

He's coming

2007-11-25 | 6F: 音楽室
レコードを1枚だけ無人島にもっていくとしたら・・

という趣旨の質問をよく音楽雑誌のインタビュとかで
見かける気がする。

僕の場合は、この一枚。
『DOUG E. FRESH / HE'S COMING』

ヒューマンビートボックスのイノベイダ、
ばりばり現役のオールドスクールレジェンド、
ダグEフレッシュさんのライブトラック。

パーティ番長のライブの1こまを切り取った
楽しさ溢れるトラックで、SKIYAKIを
クラウドが合唱したり大歓声をあげたり・・
無人島にもっていって寂しさを紛らわせるのは
これしかない!と思うような気がする。

これは完璧。聴かずに死ぬな級トラック。

2 way street

2007-11-25 | 6F: 音楽室
『2way street / b.i.g joe 'n' el sadiq』

オーストラリアの刑務所から札幌経由で
ジョーさんとエル サディークさんのEPが届きました。

01. INTRO
02. CRIMiNOLOGY PT.2 REMIX (犯罪学)
03. WHATZ A PLAYA 2 DO (どうしたらいい?)
04. SO HIGH (最高の高揚)
05. LAST WORDZ (最期の言葉)
06. 2 WAY STREET (国際高速道路)

ジョーさんが刑期を満了してでてくるのが
確か来年だったと思うのですが
その前には2nd ALが発売になるのかなぁと思います。

DJ BAKU,OLIVE OILなどの参加により
やばいのは予想通りの期待以上なのですが
MJPの秘蔵っ子という振れ込みのKEIさんが
プロデュースしたtrack-06が疾走感があり、すさまじくヤバイです。


しばらくこればっか聴いて過ごしそう。



The Book

2007-11-25 | 2F: 書庫
『The Book -jojo's bizarre adventure 4th anotherday-/ 乙一』

おついちさん 待ちに待ちました ジョジョ4部ノベライズ。

当初の想定とは異なり、テュルプ博士うんたらかんたらではないです。

それはともかく、装丁が良いです。僕は単行本が好きなのですが
こういう凝ったことをされるともう感動です。

今の荒木飛呂彦さんが描かれる4部のキャラは
こうなるのか!という驚きが最初にあります。
(岸辺露伴だけ変わっていない気がする)

乙一さんにしてはあまりにも真面目なあとがきを
書いている!という驚きが最後にあります。


頁数は少々ありますが
(何頁あるかは読むとわかります。当たり前といえば当たり前ですが)
読みやすいし、途中でやめられなかったので昨夜購入してから
すでにもう読み終えてしまいました。

ジョジョを読んでない乙一さんのファンのかたがこの本を
購入されるかわかりませんが、表現がわかりやすいので
きっとジョジョを知らなくても楽しめるのではないかなと思います。


面白かったので時間があれば読み返そうかなと思います。

GOOD MORNIG

2007-11-25 | 1F: 総合受付
にちようび。

世間的には3連休だそうです。

祭日や土曜は通勤電車の時間が違うので困る。
おかげで金曜は遅刻しそうだった。
早起きすればいいだけだけど。

すっかり寒いので眠るときは湯たんぽいれてます。
何か最近湯たんぽ人気らしい。

というか普通にどこのうちにもあるものではないのかな。
定番アイテムなのに流行というのはどういう現象だろう。
僕にとっては例えば『トイレットペーパーが流行』と
いわれているようなレベルの普遍性をもつアイテムなのですが。

HIS NAME IS EARL

2007-11-18 | 2F: 書庫
森博嗣さんの傑作、『探偵伯爵と僕』が文庫版で発売。

乙一氏著/銃とチョコレート、綾辻行人氏著/びっくり館の殺人などで
有名なミステリーランド配本のひとつ。

探偵伯爵と怪盗男爵の手に汗握る推理戦!
奪われた秘宝の行方を追う伯爵と警部補貴族!
19世紀末の巴里を舞台に繰り広げられる冒険活劇!
・・・ではありません。

探偵伯爵は本当に出てきます。
ミステリですので内容は読んでのお楽しみですが
ちょっとした会話がすごく面白いです。

ちなみに途中の挿絵のひとつで
jojoフリークが反応するかもな絵が出てきます。
SBR #38に通じるものがあるのやらないのやら。

少年少女も楽しめるような気がする丁寧なミステリ。傑作。




r u diggin?

2007-11-18 | 2F: 書庫
GROOVE秋号の特集は、ARE YOU DIGGIN'?
ということで『掘り』についてです。

雑誌ふだん買わないんですがつい買ってしまいました。

先ずは、カット ケミストさんのインタビュから。
レコードの製造をいつかはやめないといけないと思う
というくだりには納得です。

しかしそうなると新譜が聴けるのは
ネットで音楽ファイルをダウンロードできる環境にいるひとだけに
なるということかなーと。

人々が石油を掘りつくすのが先か、
レコードを掘り続ける人々が絶滅するのが先か?


ちなみに私がレコードを聴いているプレイヤは
小西氏×須永氏×MURO氏の座談会風景に
映っているVestaxのハンディトラックス。ちっちゃくて良い。

そして
レコードの復権/堀りの魅力の再提示を趣旨としている
特集が終わると、雑誌の後ろのほうには
『コンピュータでDJしよう!』の記事が(笑)




winter sadness

2007-11-18 | 3F: 現場事務所
今日は寒かった、ほんと。
マフラひっぱりだしました。

朝寒すぎて、腹痛くなるひとも居ました。

小生、道産子ですが寒いの苦手。
寒いのは苦手だけれども好き。んー、ひとの心の矛盾ですな。

しかし街はこれからクリスマスファシズムに
覆われますな。まぁクリスマスも苦手だけれども好き。

ジャケ買い

2007-11-18 | 6F: 音楽室
ジャケ買いという買い方がある。

ジャケだけ見てばっちりだと思ったら迷わず買うという
漢らしい買い方である。

CDのジャケだろうが、本の表紙だろうが同じだと思うが
そのデザインが自分の心の琴線に触れるようであれば
おおむねその内容も自分の好みのもので
金銭を無駄にした!と思うことは少ない。


ということで本日ジャケ買いの1点。
Res(発音はリースなのかな?)というシンガーの12inch。

あまり詳しく知らないシンガーさんなのですが
期待通り 内容も良いです。

なにより試聴しないで帰ってからワクワクしながら
最初に針落とすのが楽しいっすな。



I DON'T KNOW

2007-11-18 | 6F: 音楽室
『SLUM VILLAGE / I DON'T KNOW』

みんな大好きスラムビレッジ『Fantastic Volume 2』から
JB使いのやばいトラックの12inch。

蒐集し始めると収拾がつかなくなるので
アナログはあまり買わないと決めていたのですが
自分のストレスの溜り具合などを鑑みて
解禁することにしました。 

ということで今日は仕事を20時ちょい過ぎにはあがり
DMR、MANHATTAN、RECOfanなどへ。

ちょうど聴きたかったSLUM VILLAGEを
ちょうど見つけました。わーい。

『I DON'T KNOW』は
レイドバックぎみのビートに声ネタをふんだんにまぶした
楽しめる1曲。

B面『EYES UP』は
怪しげなHookに結構賑やかげなビートとラップが楽しい1曲。

やっぱりヤンシーさんはセンス良すぎっすな。



around my way

2007-11-11 | 1F: 総合受付
そいえば今週平日、仕事の帰り道、
家の近くの踏み切りで列車が近づいてきてるのに
わざわざ下りている遮断機を乗り越えて
踏み切りを渡る中年男性がおりました。

それを見て、いい大人が何をやっちょるのじゃと思ったんですが、
なんで良くないと自分が思うことを他人がやっているのを
見て「いい大人」というんでしょうか?
わからんのは僕の国語力が足りないのか?
「よくない大人だ!あんなことをやりよる」と
「いい大人があんなことをやっちょる」がなんで同じ意味になるんだ?

とどうでもいいことを考えて歩いてました。

でも踏み切りくらい待ったほうがいいと思う。


JAZZY SPORT

2007-11-11 | 1F: 総合受付
今日は久しぶりに休みだったのでお買い物へ。
何となく宇田川にある JAZZY SPORTというレコード屋さんへ。

基本的に私はどうしても欲しいINSTでもない限りは
アナログは買わないので、買い物するときはCD屋さんばっかりですが
たまにはレコ屋にも行ってみようと思って
前から行ってみたかったジャジスポへ(若者ぶって略してみた)

なかなか良い感じでした。店の中は。
ああいうお店が近所にあるといいのに。
人の溢れる渋谷にあると行きたくなくなるのは私だけでしょうか。
あの雑踏のエネルギを変換して発電して欲しいくらいです。

ということで珍しくアナログ購入。

ALOE BLACCさんの Shine through INST ver.を
安売りで発見!ちょうど探してたものがあるっていいすなぁ。



THE SHINING

2007-11-11 | 6F: 音楽室
『The Shining / J Dilla』

今日は何となく寒くてもの寂しい日だったので
このアルバムを聴いて過ごしました。

音楽史にその名を刻む偉大なトラックメイカ、
J Dilla a.k.a. JAY DEE ことジェイムズ=ヤンシーの遺作。

亡くなったのは確か去年の2月だが、未だに
どのレコ屋に行ってもディラの追悼コーナがある気がする。
気のせいだったらごめんなさい。

私はこの作品の 6曲目『So Far To Go』がどうしても好きだ。
COMMONのALにも収録されているが
この『The Shining』の流れで聴くほうがいいと思う。
もともとこのアルバムのトラックなんだから当たり前だけど。



J Dilla changed my life.