『Come Clean / B.I.G JOE』
オーストラリアの獄中と日本の地下1階との往復書簡、
ビッグジョー氏の2nd AL、Come Clean到着。
01. psycho 精神病質者
02. D.D.D 運命ノ麻薬密売人
03. Nowhere 何処ヘモ逃ゲ場所ハナイ
04. I want em to turn black スベテヲ黒二塗リ変エロ
05. you wanna be me? オレ様ニナリタイカ?
06. Murderer 人殺シ
07. un,deux,trois 一、二、三
08. public enemy no.1 社会ノ敵ナンバーワン
09. H.Y.P.N.O.T.I.Z.E 催眠術法
10. we're souljaz 僕等ハ兵士ナリ
11. come clean 告白
12. speak 2 the silent 静寂二問ウ
13. please gimme some sweet 甘イヤツヲクレナイカ
14. clink rap 鎖ノ唄
15. A time to remenber 回想ノ時間
16. heartz of men '08 男ノ胸ノ内
DJ Perro (a.k.a. Dogg -MJP), DJ Olive Oil,Rebel Beatz,
BUN,Michita,Dj Quietstorm,illicit Tsuboi,Climber がtrackを
提供し、ビッグジョー氏の独白をのせた最高のアルバムです。
やはり、DJ Doggのトラックはとても相性が良いのか合っています。
しかし、Michitaのプロデュースしたタイトルトラックが、特に素晴らしいです。
こうやってラップするemceeを僕は他に知りません。
丁寧に言葉に感情を籠めて、弱さをさらして、
しかし自分を保つために強さを探して、自由にライムをつむいで
とても丁寧なリリックだなぁと思いました。
さて
過去を掘り返すようで書くのもどうかと思いますが
このアルバムの感想なので、書きます。
big joe氏がmyspaceで数日公開したトラックでill-bosstino氏をdisした件について
ふたりともの音楽が好きな私は、とても悲しく思いましたが
お互いに生きているのだから、もう少しでbig joe氏が帰国したなら
きっと話すことだってできるのだから、生きているひとを死んだなどと
言わずに、いつか仲直りまではいかなくとも、会話し一度は
面と向かって分かり合おうとしてほしいな、と祈っています。
"candle chant / dj krush & ill-bosstino"を聴くと、そう思うし、
このジョージさんのアルバムを聴いても、余計にそう思いました。