『海の底 / 有川浩』
すっかりハマった有川作品。自衛隊三部作の其の三読了。
現在文庫が絶賛発売中の「空の中」が、空自。
そしてこの「海の底」が海自。
未読ですがデビュー作「塩の街」が陸自、らしいです。
それにしても表紙デザインが良い。
空とか海とかの写真はほんと大好き。
さてお話のほうはってぇと(あ、間違えた、これじゃ落語だ)
横須賀港に、巨大エビ発生!逃げ惑う人々!
立ち向かういろんな人たち!そんな中潜水艦に
籠るはめになってしまった自衛官ふたりと子供たちたくさん!
作者さんのあとがきを引用すると「潜水艦で十五少年漂流記」!
有川作品なのに、あれ?ラブコメやらラブロマな要素がでてこないのかなと
しばらく読み進めると、私の想定範囲外のところから
ラブ要素が攻め立ててきました。ラブ絡めなくてもいいのでは
と思わなくもないけれどもそしたら有川印ではなくなってしまうので
楽しく読ませていただきました。
「空の中」は暴力的な場面もあるにはありましたが
怖さでは、ダントツでこの「海の底」。
怪獣役として、エビ(正確に言うとレガリスとかいう真社会性甲殻類)
がでてきまして、暴力的な場面の描写がもう痛々しいというか
読むと体中痛いですよ、これはもう。
ということで
フィクションのスケールの大きさ、勢い、
ラブだけじゃない心象の描き方、ドラマ性、
どこをとっても一級エンタテイメント。楽しめました。
すっかりハマった有川作品。自衛隊三部作の其の三読了。
現在文庫が絶賛発売中の「空の中」が、空自。
そしてこの「海の底」が海自。
未読ですがデビュー作「塩の街」が陸自、らしいです。
それにしても表紙デザインが良い。
空とか海とかの写真はほんと大好き。
さてお話のほうはってぇと(あ、間違えた、これじゃ落語だ)
横須賀港に、巨大エビ発生!逃げ惑う人々!
立ち向かういろんな人たち!そんな中潜水艦に
籠るはめになってしまった自衛官ふたりと子供たちたくさん!
作者さんのあとがきを引用すると「潜水艦で十五少年漂流記」!
有川作品なのに、あれ?ラブコメやらラブロマな要素がでてこないのかなと
しばらく読み進めると、私の想定範囲外のところから
ラブ要素が攻め立ててきました。ラブ絡めなくてもいいのでは
と思わなくもないけれどもそしたら有川印ではなくなってしまうので
楽しく読ませていただきました。
「空の中」は暴力的な場面もあるにはありましたが
怖さでは、ダントツでこの「海の底」。
怪獣役として、エビ(正確に言うとレガリスとかいう真社会性甲殻類)
がでてきまして、暴力的な場面の描写がもう痛々しいというか
読むと体中痛いですよ、これはもう。
ということで
フィクションのスケールの大きさ、勢い、
ラブだけじゃない心象の描き方、ドラマ性、
どこをとっても一級エンタテイメント。楽しめました。
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