女性部東京地連定期大会 2012年11月17日(土)13時~ 17時
19人が参加。本部委員長からは意思決定機関での女性の活躍を期待する言葉や首長選挙では公契約条例など私たちの要求を実現する機会。参政権を行使しようとの話が。
部長からは11月23日から東京で行われる平和大会などにも触れ、女性部が活動の大きな柱としてきた平和。オスプレイ配備、米兵の女性暴行事件など、基地があるがゆえに平和で暮らす権利が脅かされており、共存できないとあいさつしました。
続いて全国書記長からは一年間の報告が話されました。
続いての討議では、初めての議員要請で憲法をいかした取り組みに参加したこと。子ども・子育て新システムでは安心して子ども預けられる体制にならないこと。特に子育て世代や孫の子育てを手伝う団塊世代からは保育園に入れない。フルタイムで共働きでも二重保育しないですむ保育園に入るのに2年かかった。保育園は300倍の倍率で、ベビールームなどは毎月10万円以上、子どもを持つのが限られた人になるような状態だといった感想。無認可に預けて実績を作るため、体調をおして2か月で仕事に復帰した。など働き続けるためには、待機児童の解消、公立の認可保育園の増設を求める声が相次ぎました。
年金改悪で支給が伸びたこともあり、パートなどに働きに出ている団塊世代からは、昼と夜でダブルワークをする非正規の人が周りに増えているといったことやダブル介護の問題が退職してもいろいろあること。何か未来の世代にできないことはないか、孫を放射能から守りたいと思って毎週金曜日の官邸前行動に地域の人に誘われて参加するようになって元気になれたといった感想も。
地連の誇るうたごえサークル「ちれんず」は今年全国うたごえ大会に東京の特別代表で参加。印刷製本職場を歌詞にした「本のある街で」を歌った話。
業界の話では、単価の下落、24時間型の社会で、女性も深夜作業に組み込まれていて、毎日終電で帰宅するような話もあるとの実態が話されました。
そんな中なんとか工夫していこうと、内部でざっくばらんにおしゃべり会といった形で生理休暇の取得についてや母性を守る話をしたり、ランチをしながらのミニ学習会を行ったといった報告もなされました。
働き続けられる環境づくりの大切さ、妊娠出産休暇など先輩たちのとってきた権利や制度を守り発展させていこうと意思統一しました。
文京区男女平等センター 研修室D *文京区民ではありません。注意。
http://www.bunkyo-danjo.jp/000021.html
最寄駅 丸ノ内線,大江戸線 本郷三丁目駅徒歩5分
交差点をわたり、交番の前の歩道を春日方面にむかって坂を下る。ハンバーガ店を右に曲がる。
終了後交流会を予定しています。傍聴も歓迎します。