未来を想像して生きるというのは人間独特の生き方なのだ。未来を想像するから希望という言葉が生まれ、時には今を我慢して未来のための行動を取ることができる。
ななはまだ生後6ヶ月の頃、散歩中に2度ほど柴犬とゴールデンに鼻と耳を噛まれた。不用意に突進して近づいたらいきなりガブリと噛まれ、よほど痛かったのか凄い悲鳴を上げて逃げた。
それ以降、この2頭とたまに会うがすぐ逃げる。噛まれて痛かった記憶は、たった1度の体験で見事に覚えている。その2頭は他のワンちゃんと触れ合えうのを見たことがない。可哀想だが飼い主の責任である。
その件があってからは学んだのか、少し用心になって相手の様子を伺いながら近づくようになった。凄い勢いでキャンキャン吠えるチワワやウーと牙を見せる柴犬には近づくことが無くなった。
にゃんこ達も過去の嫌だった記憶や痛かった記憶はよく覚えている。痛かったことは絶対に繰り返す事がない。
喉もと過ぎれば‥‥というのも人間独特の習性なのかも知れない。人はよく忘れてしまい痛いことやおなじ失敗を繰り返す。
にゃんこ達やワンちゃん達に思う未来はない。今をいかに楽しく充実させてあげられるか。一緒に楽しもうね、幸せ感を少しでも共有しようねと、毎日撫でたり遊んだり散歩に行っている。
こちらも幸福をもらっている。彼らは喋らないが、様子や仕草を見れば本能は嘘つかない。よくわかる。嬉しさを身体で表現してくれる。
今を大切に最善を尽くそう。にゃんこ達、ワンちゃん達と自分の残された人生も同じだと思う。
大逆転で藤井聡太七段が、王位戦第2局をモノにした。後手番で苦しい局面、難解な局面がずっーと続いたが、木村王位のわずかな緩手を見逃さなかった。
時間のない中、凄い辛抱と執念で凌ぎ切った勝利で2連勝。王位戦は先に4勝の長丁場なのでまだまだわからないが、負けを拾った一勝は大きい。