
これから販売するビートルの記事ですが
7月?から始まっています。
もう5カ月経過しています。
★たった一人
★18時頃からの夜間作業
★フレームアップ
そう考えれば、早い方でしょう。。。
やっぱり手間暇、細部まで全部作業すると
年間に2台が限界ですね。。。。。
来年からは、先輩の外注工場に塗装の
下工程くらいは助けてもらった方が
効率が良いかな?と
先輩とも先ほど話しましたが、
「旧車は嫌だ!!!!」
と、全力で断ってきました(笑
う~ん。。。
さて、昨晩は
リアウェル(リアシート付近)の
サイドパネル等の「防音・防寒」を
行いましたが、
インテリアをサイドパネルを取り付けました。↓

今回のシート・ドアパネルのカラーは
【ベージュ】です。オフホワイトではありません
※実物はもっと濃い色合いです
かなり悩みましたが、
結果的に「YANASEモデル純正のカラーパターン」
に近い状態にしてみました。
基本的に、「カタログ」モデルは
VWブルー(紺色)や、スマトラグリーン、の
ボディーカラーには内装は
「オフホワイト」の設定でした。
※スタンダードも基本オフホワイト
濃い色のボディーカラーには
明るい「ホワイト」などの内装を設定していました
たしかに70年代前半のモデルは
マリーナブルーでもカンサスベージュでも
パステルホワイトでも明るいボディーカラーは
「ブラック」です。
基本的には「黒の内装」の時代です。
(高年式前半)
濃いグリーンに「ブラックの内装」では
暗すぎます。TAN(ライトブラウン)も
良かったのですが、それだとあまりにも
【店長の好み】になっちゃうので今回は却下。
でも「ホワイトは。。。。」
ってことで結局【ベージュ】です。
YANASEの設定に近い考えかたを参考にすれば
どう考えても「濃いボディー色」ですから
内装シート類は「明るめ」の方が良い感じです。
今現在↓ここだけ見たら「暗いイメージ」

ここに明るめのベージュシートやドアパネルが
装着されれば、良い感じのコントラストが
生まれます♪
楽しみです♪
まあ、店長は
黒い内装ってあんまり張り替えませんが(笑
トランク内も防寒対策↓

いわゆる「高年式」にはまったく防寒防音は
この位置にはありません。
72か73年からトランクボードが置いてある
だけですからね。
でも、トランクの中と車内はやっぱり
「数ミリのスチール、皮一枚」です。
真冬の外気で冷やされたボンネット&
ボンネット内の冷気は、足元部分の車内側
スチールパネルが「冷え冷え」です。
せっかくのヒーターも効力が半減です。
※トランク内は最終的に、これプラス
トランクカーペットでタンクまで隠します。
エアコンがありません。
が、ここまで対策をしていたら
エアコンも効率が良くなるはずです♪
(付けてませんよ)
ヒーターは標準で付いています。
真夏の暑さは我慢すれば良いし
ポップアウトウインドーにしたので
比較的「走行していれば」我慢もできます。
ただ、年齢を重ねると「真冬の寒さ」は
身に沁みます。。。。
腰痛も悪化します(笑
今の自動車は、ライトバンの荷台部分でも
無い限り、車内側に「スチール部分」が見えません
これは「防音」だったり「防寒」だったり
「断熱」のための処理です。
「タウンエース」や「ハイエース」の
完全なる「営業バン」は貨物です。
出来る限り「重いものを載せられる」状態を
作っています。そのため、軽量化です。
なので、エアコンつけても「外からの
パネルが受けた太陽の熱」や
「外気の寒さの影響」をかなり受けます。
真冬に「タウンエースバン」で東北に行った時
リアシートの人たちは、ヒーター全開でも
「寒い…寒い。…」って言ってました。
しょうが無いんですよね(笑
外気の影響を受けちゃうから。
まあ、そういうことですよ。
みなさん「寒いからヒーターを改善」
と考える人も多いのですが!
70年代前半までのビートルは
「防寒対策」が充実していましたが、
それ以降には「防寒対策は削除」されて
います。寒いんですよね。
メキビーも。メキビーなんか、
ヒーターがドイツ製と中身が違うので
「驚きのぬるさ」ですからね。
あんな寒い車冬には乗りたくないです。
75年辺りからは、フロアーの鉄板上に
「5ミリほどのゴムシート」しか
無いですから。。。。
カーペットは「パンチカーペット」だし。
※60年代や70年代のモデルでも
レストアや仕上げやら改造がされている
個体が多いので「ほぼ鉄板」な個体も
多いです(笑
内装張替えの際に
フロアーに直接カーペットを貼ってある。
のも多いし。
きったない「サウンドボードは剥がして」
カーペット貼っちゃう人も居るし。
「カーペット」って、【通気性が良い】
んですよ。あんなもんだけ鉄板に貼って
防音も防寒も出来るわけないんです。
【日本人だけ】
コーデュロイのパンツ(ズボン)を
真冬に履くのは日本人だけです。
あの「毛を縫い付けえてある素材」は
通気性のためで、
涼しいんですよ。
暑い時期に履くのが正解です。
毛を縫い付けてあるカーペットも同じ。
ヘッドライナーを貼る前に↓

全面、防音・防寒しておきます。
真夏の太陽で熱々になった屋根の熱も
ある程度の遮断は当然効果あります。
この部分は、純正では「圧縮材(2ミリ程度)」
が、40×40センチくらいのが2枚くらい
貼ってあるだけです。
ようは「雨音が響かないように」です。
リアのサイドパネル内もそうです。
ね?水の排水を考えながらも
純正以上に「防音・防寒」の対策。
※ドア2枚にはかなり制限があります。
これからフロアーシャーシの
トンネル部分や、キックパッドの部分等も
同じように施工します。
【全部やらないと意味がない】ですよ。
真面目に、真冬に「暑い車」になりますし
真夏に、ボディーパネルの影響した暑さは
改善されます。
※エアコンないので空気の暑さは変わりませんが。
こればっかりはエアコン付けないと改善しません
見た目からは「純正通りの雰囲気」が
店長には鉄則です。
いくら「限りなく防寒対策」がしたくても
「見えてる部分」は純正ORIGINALでなければ
ダメな人です。
【隠れてくれる部分】はひたすら施工します。
【一脱することは出来ません。見える部分は】
やっぱりオリジナルのワーゲンが好きだから♪
なので、ボンネット裏に防寒対策はしません。
純正と違う雰囲気が見えちゃうから。
そういうことです♪
出来ないんです。
オリジナルの見える部分の改造が(笑
【なんでもかんでもやっちゃう】
そういうのはワーゲンが専門じゃないお店で
仕上げたビートルです。
雰囲気で【判ります】(笑
ダサいので、嫌です。