2000年前後から
【タイミングベルト】が採用されていない自動車が多いので
最近は、タイミングベルトの交換依頼がありません。
【命綱】なので切れたら、外国車だと
ほぼ【エンジンが全損】になるような惨事です。
ゴルフ2ゴルフ3などは
ずいぶんタイミングベルトの時期の見極めを間違えて
【大惨事】になっていた個体は多くみました。
ゴルフ2で高速道路で切れたことがあるんですが、
エンジンケースからコンロッドが飛び出たり、
道路に散らばったり(笑
道路はオイルまみれ。。。
エンジンに大穴が開くと言う惨事を経験済みです(笑
【10万キロに一回交換です。】
と、言ってるのは日本車と日本メーカーだけで
外国の場合は、
「点検して見極めて」という説明です。
考え方が違います。
外国の人からすれば、
乗り方も、気候も、オイル交換の頻度にも
乗り手の運転操作によっても、劣化の度合いが違うからです。
【一概に、言ってしまえる】ことが不思議だったそうです。
ちなみに、
店長が務めたショップの社長さんは
「オイル交換がマメな人の車はタイベル交換時期が延びる」
と、言ってました。負荷が少ないのでベルトの劣化も少ないという
ことでした。
でも、実際【10万キロで切れる」ということはなく、
以前、1オーナー7万キロで買って、
代車に使っていたTOYOTAマーク2ワゴンは
無交換で18万キロ乗りました(笑
結局、お客さんが事故するまで切れませんでした。
どう考えるか???
と言う部分なんですけどね(笑。
湿気のせいか?ストップ&ゴーが多いからか?
判りませんが、昔から水冷ワーゲンやBMWの3リッター以下の
モデルは7~8万キロ。
アルファロメオの一部?のモデルは2万キロ前後って
言われてて、フェラーリなんか1万キロ?とか
言われたましたよね。
ベンツには生粋のMBモデルならチェーンですからね。(たぶん)
(※ワーゲン製のエンジンなどもあるし)
タイミングベルトの交換
一緒に、ウォーターポンプや
テンショナープーリーの交換もするのが定番で
最近は軽自動車なら部品一式が2万円前後となり
お安くなりましたが、それでも知識の無い人がサクサク
交換が出来るベルトではありません。
間違えれば一発でエンジンが終わります(笑
90年代は
「タイミングベルト交換は10万円」とか言われていたので
10万キロで乗り換えることが多かったです。
今時、10万円も日本車のタイベル交換でもらう整備工場は
無いと思いますが。
まあ、店長は
「高くないんだから、普通のファンベルトなんかも一緒に交換」
してしまいます。
だって、この3本を外して、やっとタイミングベルトにアクセスですからね
外したんならついでに交換したって工賃掛からないし。
タイベルじゃなければ、ベルトなんかいくらでもないし。
1本1000円前後でしょ。
交換したら
張り替えておきます。
まあ、
車検なら
プラグやエアーフィルターも交換した方が無難ですよね。
ただね、日本製の自動車って
コンピューターやセンサーが優秀で、
この辺りの部品が劣化してて。性能が弱ってても
「オーナーが気が付かないように調子良く勝手に調整」する都合で
【交換しても、逆に気が付きにくい】
という、変なデメリットも。。。
まあ、
【点検すれば劣化は一目瞭然】なんですけど、
症状が出ない(判り辛い)ので、
そこを逆手にとって、中古車屋は
「何も交換しないで点検代だけ貰って納車する」
ということが多いですよね♪
でもね、
軽トラくらいの車種だと、
多くの箇所を交換することで、
「おお!走りが良いね!」となることがが多くて
やりがいがあって嬉しかったりします♪
ATの軽トラック。
評判が悪いですが、ATフルードの定期交換を行っていれば
驚くほど調子良くなります。
このあたり「おもいっきり機械部分」なので
判り易いんですね。
ついでに
色々見たら
タイミングベルトの交換がされていません。。
6万キロです。
でも?
すでに新車から約30年経過しています。
切れてないのがかなり不思議で
【店長なら怖くて乗れない】です(爆。
10万キロで交換と言うけれど、
30年経過したゴムベルトはおそらく点検したら
【ヒビだらけ】の可能性が大きいです。
10万キロに届く前に「切れる」のは
そこを見極め違いでなることが多く
店長なら販売する際に交換して渡しますね(笑
見ちゃったら急に怖くなった。。。。
ワーゲンの修理の合間に
各部が乾いたので
【磨きます】
2000番のペーパーで塗装面をある程度まで凹凸を無くします。
そして塗装中に入ったホコリなども削って取ります。
まあ、やっすい軽自動車の塗装はもともと良くないし
この時代なら「軽トラ程度」の塗装しかされていないので
【鏡面】にまでは研ぎません(笑
そこまでやるとチグハグな感じになるから。
紙やすりで削ったので当然ザラザラで艶消し
磨きます。コンパウンドで。
もう、、不思議!!
やや写り込んだ物体の輪郭がモヤモヤしていますが
この程度なら、今の自動車の塗りと一緒です♪
たかが軽自動車ですが
これだけ深みがあって
ツヤツヤな濡れたような仕上がりなら文句ないでしょう。
後方と、塗り方が変わっちゃいましたけど。。。。。(汗。
劣化した塗装面に合わせて塗るのもテクニックなんですが、
やっぱりね。。。。
ピカピカにしたいんですよね(笑。
塗装は
手間かければ掛けるほど
面白いです。
時間があればね~