今年もわずか
また仕事を大量に残してこの状態な
不甲斐なさにイライラです(汗。
病院。。。行けませんでした♪
血圧169です♪
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昔のお客さんで20年もご無沙汰だった
お客さん。
友達がワーゲン買って困ってるそうで
「診てやってくれないか?」ということで
師走の忙しい中、
「見るだけ」になるかもしれませんよ、。という
お約束で修理・点検することに。
半年ほど前に購入されたそうで、その際から
【燃料メーター】が不動だったそうで、
一回、ガス欠でエンコも経験したそうです(笑
【安心して乗りたいので直して欲しい】というご要望です。
そもそも、動かないのが困るので購入した外車専門という
触れ込みのショップさんだったので「直して欲しい」という依頼を
したそうですが、
【メーター本体が壊れてるからスピードメーターが必要で
10万円ほど掛かる】という話だったそうです。
結局、納車の前にネットオークションで中古のメーターを
買って、購入先に送ったそうですが、
【交換したメーターも壊れている】ということで
仕方なし諦めたそうですが、
色々、ネット見てると
燃料メーターが動かなくて困ってるようなオーナーの話は
探していても無く、
「ワーゲンの燃料メーターは直るんじゃないのか??」
というご自身の判断で、元うちのお客さんに相談したんだそうです。
そもそも「外車専門店」だったので信頼で買ったそうですが
燃料メーターも直せない辺り、ちょっとガッカリしたそうです。
スピードメーターアッセンブリー↓
スピードメーターの中に燃料メーターも入っています。
「スピードメーターそっくり交換」まあ、
言ってることも判らないでも無いですが。。。。。
燃料メーターだけ外せます↓
そして、部品も良し悪しの意見はあるものの
一応、出ます。新品で。
でも、実際、これ自体が壊れているのはあまり経験はなく。。。
メーターの裏面↓
長方形のリレーのようなものが見えますが
これが「バイブレーター」といって、電気を断続的に
おくる器械です。
たえず電源を流してると、メーターがあまりにも敏感に動いてしまうので
たまに電気を流している感じです。
揺れても反応してたら、目障りでしょ??
で、このバイブレーターも【壊れます】
そして、小さなマイナスネジが緩んでるとアース出来ずに
旨く作動しないってほともあります。
動かない原因が【ネジが緩んでた】ということも多いです。
そして、
燃料の量を測定する、タンクの上面に付いている
ユニットセンサー↓
浮き輪がついてますよね?
これがタンク内で上下しています。
ガソリンは油なので通常サビませんが
ガソリンをいつも少なくしか入れていないとか
長期置きっぱなしの個体はタンク内の湿気でこれがサビています。
運よく、乗ってる間に導通することもありますが
殆どの場合、交換です。
疑う以前の状態ですよね(笑
っていうか、他の自動車とも同じ仕組みなんで
たぶん、一番最初に疑いそうですけどね????
量を計るセンサーですからね????
スピードメーター????
う~ん。的外れかな?と。。
綺麗なんですけどね。タンクの上面の端子部分は(笑。
今回の原因は
【センサーユニット】の腐食による不通状態でした。
掃除しても無駄ですから新品に交換して
メーターは動きました。
メーターの交換が必要で、別途10万円(笑。
まあ、若い頃乗っていた、S123のメルセデスワゴン
メーターが動きが怪しくて、アッセンブリーをヤナセに頼んだら
【40万円】と言われビックリしましたが、
単体でパーツが出る仕組みのドイツ車なのでアッセンブリーで
頼むことはないんですよね。
ま、その時はタコメーターだけだったので
8万円くらいでそこの部分だけ注文して直した記憶です。
燃料メーター直すだけで【10万円】か。。
外車専門店。
やっぱり、曖昧ですよね(笑
修理後に、1万円くらいで直ったと買ったお店に連絡した
らしいですが、
「うちは外車専門だけど、クラシックカーが専門じゃないんで」と
言われたそうです。
でも、買いに行った時には
「うちは40年も外車専門でやっています」と
豪語されたそうです(笑。
そもそも、専門じゃなくても
「各々の仕組みを考える」という作業をすれば
機械なんで、そもそもが人間が作ってるんで
それは誰もが直せるはずなんですよね。
ただ、そこにたどり着くのに専門でやってると
早いってだけの話ですから。
殆どの場合、整備士の資格だって、取得の仕方は一緒なんで
うちだって「ワーゲン専門」で資格持ってるわけじゃないで
すからね(笑。
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【ブレーキランプが点灯しない】
この場合、
左右共に点灯しないのか?
片側なのか?で
トラブルの原因が変わります。
左右共に点かないのであれば、ヒューズ切れもしくは
ブレーキスイッチの故障でしょう。
ヒューズ切れであれば、どこかに切れる理由があるので
そこをさぐります。
片側の場合、球切れや接触不良が疑われます。
今回の場合は
【両方着いていない】なので
ヒューズ切れか、スイッチの不良です。
ヒューズは切れていないので
今回は
【スイッチだね】とすぐに判明。
淡々と交換してしまいます。
マスターシリンダーに付いています。
ブレーキフルードの油圧でスイッチがONになる仕組みで
もう20年?30年?もこの仕組みの自動車はありません。
スイッチがペダルに付いている車種が殆どです。
交換は厄介です。
ちなみに店長が昔持っていたタイプ3ノッチは
ペダルに国産車用のスイッチが増設されていました(笑
マスターにスイッチがあるものの、配線が無いのに
ストップランプが点灯しているのにびっくりしたことが
あります(笑。
そして、もちろんスイッチは新品が揃いますが
アフターマーケット品ですので
10年使えたり、2年だったり。。。
ブレーキフルードの劣化(無交換など)によって
スイッチ内がサビたり、異物が入ったりでも
作動しなくなります。
ちなみに
この車両はマスターシリンダーアッセンブリーで交換して
2年ほどです(爆。2年でスイッチがご臨終。
スイッチ自体、5~6年前まで1000円程度でしたが
今現在↓
税込みで5000円ほどです(笑。
円安
輸送費の上昇などでこの始末です(笑
ちなみに、社外のマスターシリンダーはスイッチは【1個】
のことが多く、
純正品はスイッチが【2個】でした。
ようするに、純正の状態なら1個壊れても予備が作動してるので
ブレーキランプが点灯しないということが起きないように
なっています。社外品は1個しかないので壊れるといきなり
無点灯です(笑。
でも、5000円もスイッチがする時代なんで
純正のマスターだったら交換に2個10000円ですから
社外品で良かったな?とも思えます(笑。
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マッドフラップは
バックに注意です。
タイヤ止めに当たっちゃう場合が多いです。
マフラーの関係で
やや後方、やや上面に取り付けたので
ギリギリですが
人が乗ってたら、沈むので引っかかる場合も。。
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先日の、積雪で
自分の車に【こぶし大の円形の穴】が開きました。
四男が、
「パパーサバーバンに穴が空いてるよ~」
ビックリするくらいにまん丸の穴(笑
ビックリし過ぎて画像無し。。。
そもそも、【塩カルを撒く地域】で乗られていた個体なので
下回りは驚くほどの腐りで。。。。
数か月前にもそれが原因のブレーキ故障。
ボディーは、まあ気にしていなかったのですが
今回の穴の位置には
【塗装バブル(塗装の浮き)】が急激に出てきたんですよね。
除雪した雪の塊に擦ってバブルが取れて、ぼっかり穴になったんでしょう
みっともないので
超いい加減板金を施しました。2時間で完成(笑
かなり大きな丸い穴でしたが
腐ってる状態はもっと大きく、25センチほど四角く切断して
やっと溶接できそうな環境に。
ワーゲンが好きなんで74年式のビートルドアを25センチほど切断し
皮膚移植します(笑。
テキトーに(適度に)溶接してたので
今度は、てんこ盛りにパテを入れて
サフェ入れて
ポルシェの純正色をボカシで塗ります
コニャックメタリック
おそらく北米でしか受けなさそうなポルシェの色です。
アメリカ人、カッパーブラウンやゴールド好きですからね。
昔乗ってた北米モデルの944はやっぱりゴールドでした(笑
完成↓
お客さんの作業の合間で
2時間で完成(笑
ある意味、プロだからこそできる
【手抜き】
自分のはいい加減なんです。かなり。