まだ調子が出ておりませんが
神経の辺りが「痛痒い」感じになってきましたので
トルクを掛けずに出来る作業は再開しました。
リフト・クレーン・電動インパクト
エアーインパクト
こういう道具で出来る作業のみしております。
フレームアップの作業は出来るのですが
初歩的な「タイヤ交換」の方が逆にまだ出来ません(笑
とりあえず
今回のレストア車両が変更になりました。
【1303sストラットビートルベースのトーションバー変更】
でのレストアをすることとなりました。
今回のレストア車両はNOT FOR SALE
販売は出来ません。
年末、既存客様の修理でお預かりした1303sビートル
ですが、

「個体自体の程度は良好」なものの
機関面、メカニカル部分がすでに1巡し、
【修理シンドローム】にはまっていました。
さすがに20年以上のお客様です。
もう、チョクチョクの修理請求は店長としても
心苦しく、
ハッキリ言わないものの、「一旦空冷VWを休憩したら」
という提案で諦めて頂きました。
引き取った1303を利用して
次期販売車両を製作することに。
しかし!
なんと!と、いうか、やっぱり
1303のオーナーが「ワーゲンの無い生活は出来ない」
とのことで、
急遽?
予定変更。
ただ「1303としてレストア」は店長としても
もうお勧めが出来ず、(お金のかかる消耗品が多いので)
それなら、最初に乗っていたのと同じトーションバービートルを
お勧めしたものの、
色々と店長も病院送りになっていたこともあり~
モヤモヤ考えて?
「あっそうだ!」
1303ストラットビートルをトーションバーに
加工すれば、いままでの年月オーナーであった
ことも無駄にならないぞ!
ということで。
【元のオーナーのために1303ストラットビートルを
トーションバービートルに変更して
レストアをして乗ってもらおう♪】
ってことで、
普段
【頼まれて製作はしない】
と言っておりますが、信頼関係の20年からある
既存客様なので今回は販売車両じゃない
オーダーによるレストアになります。
完成しても、乗る方が決まってるので
販売は出来ません。
ちなみに
今後も「既存客様以外のオーダー受けません」
さて、
本来「ドナー」にするはずだった1303ビートル

ボディーは残念ながらトーションバーにするので
今回で「お役目はおしまい」となります。
シャーシは当然使います↓


もちろんストラット類捨てました↓


トーションバーにするなら不要です。
維持するのに消耗品にお金が掛かるので
さようなら。
シャーシの先っちょの全部が不要な訳です↓

でも、そのために
今度は「トーションバーシャーシのドナー」が必要↓

置き場から工場に「ドナー」を
1台入庫させました。
このビートル、ご近所の方が数年前に
どこかで買って、どこかのVWショップでメンテナンス
していたそうですが、
「一回フロアーの張り替え板金作業をしてもらったけど
4年くらい経過したらまた同じところからフロアーが
抜けてしまい、旧車は維持が出来ないと思ったので
部品取りで買ってもらえないか?」で
前に引き取った一台です。
運転席側のフロアー↓

先頭から後方まで1枚フロアーの張り替えが
されていました。
きちんと作業されていると思いますが
直したのに4年でグズグズに腐って抜けております。
持っていたオーナーは
「直してもらったときに、フロアーの外側をしっかり
さび止めを入れて貰って、また外側からサビないように
処理をしてもらったのに」
と、言っておりました↓

たしかにさび止めした形跡はあります。
が、しかし!
そこが大間違い。
通常の地域や舗装の駐車場であれば
【表側からサビが出ることは無い】
以前にも言いました。
【ワーゲンのフロアーは中からサビて抜ける】
ようは「雨漏りでフロアーに水が貯まってサビる」
ゆえに「中側、内側からのサビダメージ」
なんですね。
今回、レストアする1303のシャーシ【表側】↓

製造時のブラック塗装のままです。
10数年「デイリードライバー」通勤使いです。
表側からのダメージと思われる個所はありません。
内側↓

バッテリーフロアーがサビ易いと
言われますが、このストラットビートルのフロアーは
逆側のフロアーの方がサビが見えます。
外側には無かったですよね?
どういうことか?
理由は簡単。
どこかから雨漏りしていたから。
左フロアーに溜まってしまう位置に
「どこかから水が侵入してた」ってことです。
まあ、フレームアップしたので
その理由は一目瞭然で、
左リアタイヤの回転して飛ばす雨水や泥が
ボディーとシャーシの継ぎ目のシールを劣化させ
そこからチョロチョロ水が侵入していた。
ってことです。
【雨漏り】
住宅は、洪水でも起きない限り
屋根からです。上の方向から。
ただクルマの場合は、上からの雨漏りじゃない方が
圧倒的で、ルーフから水を掛けたって
判断出来ない雨漏りです。
雨の中で走行したらはじめて判るような
雨漏りってことです。
【抜けたフロアーを張り替えても原因直さないと
また同じことになる】
当たり前ですよね?
まあ、この抜け抜けビートルは
今回の「おかしな改造」のために
フロントクロスメンバーより前を
切断して、1303に移植されるので
さようならです。
他に利用できる箇所も無いので。。。。。

↑車内側のフロアーですが
「水抜きは無い」です。
ゆえに、水が入れば乾燥する以外に水が
出ることはあり得ません。
みなさん、
クルマを見る時に外からフロアーの外側を覗き込んで
「しっかりしてますね」っていうんですが
実は、車内側が問題なんですよ。
「シャシーブラック(さび止めスプレー)は
表側には無駄。
豪雪地で「塩カル」を散布する地域でもない限り
内陸であればメリットがあまりないかと思います。
ってことで、
ストラットビートルをトーションバーにモデファイして
レストア開始です。
ちょっと過激です(笑
神経の辺りが「痛痒い」感じになってきましたので
トルクを掛けずに出来る作業は再開しました。
リフト・クレーン・電動インパクト
エアーインパクト
こういう道具で出来る作業のみしております。
フレームアップの作業は出来るのですが
初歩的な「タイヤ交換」の方が逆にまだ出来ません(笑
とりあえず
今回のレストア車両が変更になりました。
【1303sストラットビートルベースのトーションバー変更】
でのレストアをすることとなりました。
今回のレストア車両はNOT FOR SALE
販売は出来ません。
年末、既存客様の修理でお預かりした1303sビートル
ですが、

「個体自体の程度は良好」なものの
機関面、メカニカル部分がすでに1巡し、
【修理シンドローム】にはまっていました。
さすがに20年以上のお客様です。
もう、チョクチョクの修理請求は店長としても
心苦しく、
ハッキリ言わないものの、「一旦空冷VWを休憩したら」
という提案で諦めて頂きました。
引き取った1303を利用して
次期販売車両を製作することに。
しかし!
なんと!と、いうか、やっぱり
1303のオーナーが「ワーゲンの無い生活は出来ない」
とのことで、
急遽?
予定変更。
ただ「1303としてレストア」は店長としても
もうお勧めが出来ず、(お金のかかる消耗品が多いので)
それなら、最初に乗っていたのと同じトーションバービートルを
お勧めしたものの、
色々と店長も病院送りになっていたこともあり~
モヤモヤ考えて?
「あっそうだ!」
1303ストラットビートルをトーションバーに
加工すれば、いままでの年月オーナーであった
ことも無駄にならないぞ!
ということで。
【元のオーナーのために1303ストラットビートルを
トーションバービートルに変更して
レストアをして乗ってもらおう♪】
ってことで、
普段
【頼まれて製作はしない】
と言っておりますが、信頼関係の20年からある
既存客様なので今回は販売車両じゃない
オーダーによるレストアになります。
完成しても、乗る方が決まってるので
販売は出来ません。
ちなみに
今後も「既存客様以外のオーダー受けません」
さて、
本来「ドナー」にするはずだった1303ビートル

ボディーは残念ながらトーションバーにするので
今回で「お役目はおしまい」となります。
シャーシは当然使います↓


もちろんストラット類捨てました↓


トーションバーにするなら不要です。
維持するのに消耗品にお金が掛かるので
さようなら。
シャーシの先っちょの全部が不要な訳です↓

でも、そのために
今度は「トーションバーシャーシのドナー」が必要↓

置き場から工場に「ドナー」を
1台入庫させました。
このビートル、ご近所の方が数年前に
どこかで買って、どこかのVWショップでメンテナンス
していたそうですが、
「一回フロアーの張り替え板金作業をしてもらったけど
4年くらい経過したらまた同じところからフロアーが
抜けてしまい、旧車は維持が出来ないと思ったので
部品取りで買ってもらえないか?」で
前に引き取った一台です。
運転席側のフロアー↓

先頭から後方まで1枚フロアーの張り替えが
されていました。
きちんと作業されていると思いますが
直したのに4年でグズグズに腐って抜けております。
持っていたオーナーは
「直してもらったときに、フロアーの外側をしっかり
さび止めを入れて貰って、また外側からサビないように
処理をしてもらったのに」
と、言っておりました↓

たしかにさび止めした形跡はあります。
が、しかし!
そこが大間違い。
通常の地域や舗装の駐車場であれば
【表側からサビが出ることは無い】
以前にも言いました。
【ワーゲンのフロアーは中からサビて抜ける】
ようは「雨漏りでフロアーに水が貯まってサビる」
ゆえに「中側、内側からのサビダメージ」
なんですね。
今回、レストアする1303のシャーシ【表側】↓

製造時のブラック塗装のままです。
10数年「デイリードライバー」通勤使いです。
表側からのダメージと思われる個所はありません。
内側↓

バッテリーフロアーがサビ易いと
言われますが、このストラットビートルのフロアーは
逆側のフロアーの方がサビが見えます。
外側には無かったですよね?
どういうことか?
理由は簡単。
どこかから雨漏りしていたから。
左フロアーに溜まってしまう位置に
「どこかから水が侵入してた」ってことです。
まあ、フレームアップしたので
その理由は一目瞭然で、
左リアタイヤの回転して飛ばす雨水や泥が
ボディーとシャーシの継ぎ目のシールを劣化させ
そこからチョロチョロ水が侵入していた。
ってことです。
【雨漏り】
住宅は、洪水でも起きない限り
屋根からです。上の方向から。
ただクルマの場合は、上からの雨漏りじゃない方が
圧倒的で、ルーフから水を掛けたって
判断出来ない雨漏りです。
雨の中で走行したらはじめて判るような
雨漏りってことです。
【抜けたフロアーを張り替えても原因直さないと
また同じことになる】
当たり前ですよね?
まあ、この抜け抜けビートルは
今回の「おかしな改造」のために
フロントクロスメンバーより前を
切断して、1303に移植されるので
さようならです。
他に利用できる箇所も無いので。。。。。

↑車内側のフロアーですが
「水抜きは無い」です。
ゆえに、水が入れば乾燥する以外に水が
出ることはあり得ません。
みなさん、
クルマを見る時に外からフロアーの外側を覗き込んで
「しっかりしてますね」っていうんですが
実は、車内側が問題なんですよ。
「シャシーブラック(さび止めスプレー)は
表側には無駄。
豪雪地で「塩カル」を散布する地域でもない限り
内陸であればメリットがあまりないかと思います。
ってことで、
ストラットビートルをトーションバーにモデファイして
レストア開始です。
ちょっと過激です(笑