「勝つこと」と「負けないこと」を私に教えた息子の姿

ひゃっはーっっっ
大変ながらくお待たせいたしましたっ♪
久しぶりのアップですーっっっ


少し間をあけると、「元気なんですかっ」「ブログ止めたんですかっっ」と
ご心配メールいただいたりしてたんですが、超元気ですよっ。はいっ。


ただ・・・今年は、じっくりと考えたいことがあって、じゃかじゃか発信することは控えてた・・・ってのは
ホントですっ



目立つのも嫌だし、「頑張ってますっ」って見せようとする自分も嫌だったし、結局、
そこそこの仕事、控えめでも成果を出すと言うこともテクニックで多少クリア出来てしまうように
なったので、努力は要らない反面、情熱も欠けておりましたっっ。



とっころが・・・・やーっっっぱり私は暴れてる、はしゃいでる自分が好きなんだなあって今月に入って
感じていたところ



営業に関しては、とっても楽しくスムーズに色んなことがサクサク進む。多少のトラブルがあっても、それを
楽しめる自分がいるのも確かだし。講師としても、色んなところからご依頼がきてて、年末あたりまで
予定があったりします



先日も東京で営業セミナーやったら、即、次のご依頼があったり・・・と、自分がやっていることが
必要なんだなあ・・・って嬉しくなることも多く、じゃあ、更に、深く色んなことを
勉強しようと思いはじめたところ。。



営業セミナーでは単なるテクニックではなく、自分の生き方軸を感じてもらうことを伝えたいし、
ここ数日は、脳内麻薬についてのネタが面白くてたまらない。


社会的報酬(名誉・出世・恋愛など)・生理的報酬(食べ物・性行為など)・金銭的報酬(お給与)の3つの
報酬の中で、最も人の心が動き、未来を期待し続けることが可能な報酬と理由は・・・とかね。



ああ・・・・よだれ出そうなくらいお勉強楽しいっっ




今日、こんなタイトルで書いてるのは、息子の「高校野球大阪大会」の初戦の応援に行ったからなんです



私は、体育会系の上下関係とか一切興味のない人なんで、試合とかゲームの「勝ち負け」ってのにも全く興味が
ありませんでした。


もちろん、勝てば嬉しいとは思うけど、負けてもさほど苦しくない。。。と言う感覚で生きてきました。
その昔、「勝つ」と言うことを、あくせくしてカッコ悪い。もっとスマートにいきたいっって思うのが
自分の中でのカッコよさだった気もします。



でもね。今日の「勝つために」練習してきた息子やチームのメンバー見てたら、「勝つ信念」を
すっごく大切だと思いました。


「勝ちにこだわる」って時には必要ですもんね




おーしっっ私も勝ってやると応援スタンドで心に決めました
「勝ちたいっ」と思うことは、恥ずかしい事じゃないっ。むしろ、かっこいい




私の場合の「勝ち」って、権力や肩書きに負けない自分の存在ってことなんですけどね。


社会的にはこうだから・・・
世の中的にはこう考えたほうがいい・・・
一般常識だと、こうですよね・・・

地位が上の人の言う「これが正しい」発言
部下が言うことを聞くと、喜ぶ上司の存在



こういうやつです。絶対に負けたくないもの・・・(笑)

もし、負けたら、切腹したいくらい自分がキライになるから・・・・




そうっ。気付かれましたね。私の中では、「勝つ」と「負けない」もなんかちょっとニュアンスが違ってて、
ひょっとしたら世の中の定義と私の考えは違うのかも知れないけど、「負けない」方が強い。。。。ってのが私の思い。



「勝つ」は、ポジティブ発信で「負けない」はネガティブ発信にも聞こえそうだけど、「勝つ」は
一瞬で、「負けない」は永遠・・・ぽいかな。


私は、めげない、懲りない、諦めないがポリシーなので、「負けない」限りは「勝つ」に向かって
進んでることなんです。間違いなく・・・




今日の試合、勝ちましたでね。試合中、ずーっと思い出してたのが、２年前(息子が高１だった時)の
8月20日、忘れもしません。野球の練習中にフライを取るため走っていたメンバーと接触、打ち所が悪く意識不明。
そのまま救急車で病院に担ぎ込まれました。


その時、もう再起不能だと誰もが思ったし、本人も野球人生を諦めていたと思います。



ところが、フェイスブックにそんな投稿をあげたら、全国の仲間から連絡があり、お医者様から整体師さん、
占い師さんまで・・・沢山の方から寄せられる愛情いっぱいの内容に、うちの息子も大変感動していました。


そして・・・長いリハビリを根気よく続け、今では、113名の部員の中、主将としてチームを率いるようになりました


今年の春には、左足の脛を骨折・・・と言うケガもあったり・・・と波乱万丈の人生だけど、彼の「負けない」精神が
今日ここまで、精神力を更に鍛え続けたんだと思います。


2年前、息子と接触した子が、すごく息子のカラダを気遣ってくれていました。「オレは無傷なのに、
アイツ(息子ね)は首を強打し再起不能か・・・とまで言われた状態。高校生には気が重すぎる出来事ですよね。

その子が、今、副主将として息子とともにチーム113名を引っ張って行ってくれています
すごい友情です



私たち大人の知らないところでも、沢山泣いたことだろうと思います




「負けない」からこそ、「勝てる」



私は、今日、息子から沢山の事を学びました

大人になって、知識も経験もあると、つい・・・テクニックに頼ります。また手を抜くことも覚えます。

でも、息子は、テクニックではなく本気の想いでここまで頑張ってきたんだよなあ。。。って。
負けずに自分のケガと向き合い、リハビリを続け、何より精神的にも強くなれました



「勝ちたい三年最後の試合、負けたくないっ。１つでも多く勝ちたい」そんな純粋で
強い想い・・・生で見れて母冥利につきます



「負けないからこそ勝てる」こんなシンプルなことだけど、深くて尊い・・・そう思います




高校野球って、どうしても甲子園に出てる有名校しか思い出せないし、そんな感覚しかない人も多いと
思います。私もそうでした。


でも、全国47都道府県、すごい数の高校球児たちが、一生懸命本気で一試合一試合走り込んでること・・・
息子を通じて知りました


大阪だけでも180校あります。甲子園の土を踏むってことがどれだけ大変なことか、そしてどれだけの情熱が
日本にあるのか・・・・今、改めて感じます。



炎天下頑張る高校球児たちに、心からエールをおくります



みんな、がんばれーっっっっ



私も、「負けない」こと「勝つ」こと・・・今一度、じーっくり考えてみたいと思います


やっぱり・・・幸せだなあっ～