朝日やNHKなどのメディアは同性婚や夫婦別姓を認めないのは憲法違反だ=だから憲法を改正しろ、等と言う戯けた事には、そうだそうだと同調して、例によって自分達の国を、政府を批判する。これ以上の阿呆が何処にいるだろうか?何故なら、そんな利己主義の極み、人間としての愚かさの極みの様な事に対しては憲法改正OKと賛同しながら、GHQが押し付けた究極の日本国解体、日本弱体化憲法の改正…何よりも自衛権と交戦権の回復をしなければならない為の憲法改正を拒否するのは、彼らと中国と朝鮮半島以外には、世界の何処にもいないのである。
日本以外の何処の国に...国を守る軍隊のいない国が在るか!
ナチスドイツににだって軍隊があり、同盟国と強調して海外派兵も行っているのである。
以下は前章で省略した前半部分である。
亀ちゃん、「いだてん」 金栗四三のテンマツを 知ってるかい?
角さんは「ロッキード事件はインチキだ」とまくし立てていたよ……
逃げ回ることが防衛か
亀井
石原さん、『正論』(四月号)で、佐々木勝さん(元内閣官房参与)と対談した記事を読んだよ。
石原
とにかく政府の対応は滅茶苦茶だ。
昨年10月、フィリピンでの日米比3ヵ国の共同訓練に参加した38歳の陸上自衛隊員が交通事故で負傷し、命を落とした。
なんと、その事故のあと、自衛隊員は4日間も放ったらかしにされていた。
亀井
4日間も?
石原
事実関係を確認しようと、佐々木さんと二人で防衛省に行った。
ところが、出てきた次官はヘラヘラ笑って逃げ回ってばかり、暖簾に腕押しだ。
亀井
逃げ回ることが防衛だと思っているのか!
石原
空自には、機動衛生ユニットを搭載したC‐130輸送機がある。
でも、それを現地に送っていないんだ。
次官に聞いたら「いやあ、石原さん、わかるでしよ。許可が下りるのに、なかなか時間がかかるんですよ」と。
この答えを聞いて、二人で憤慨して帰ってきた。
国会もぼんやりしている。
防衛部会も自衛官が一人死んでいるのに弔問すらしていない。
亀井
自衛隊は立場がアヤフヤなところがあるからな。
石原
かつて、外交調査会の会長だったとき、パラオの海で優雅に遊んでいたら、電話がかかってきた。
「カンボジアのポル・ポトが倒れたあとの自由選挙の管理、監視のため、自衛隊員とボランティアの方々が現地に行ったのですが、ボランティアの方がポル・ポトの残党に射殺されました」という話だった。
外務省の役人が来て、「まず事実関係をお話しします」と。
それで「いやあ、死んだのが民間人でよかったですよ。自衛隊員が死んでいたら、大変でしたからね」と言う。
「バカ野郎!」と叱ってやった。
とても曖昧な地位しか与えられていない自衛隊員が、軍事作業の途中で死亡したりするのは大変なことなんだ。
それに日米で合同演習をしても夜戦演習をしないから意味がないだろう。
亀井
戦争をしない立場にあるから、そうなる。
不思議な話じゃないんだ、情けない国だよ。
自衛隊を守れ
石原
自衛隊は交戦権がない。
銃をみだりに撃つなと言われている。
ソ連軍のベレンコ中尉がMIG‐25という最新鋭の戦闘機で函館空港に強行着陸して亡命を図ったことがあった。
最新鋭機だから、ソ連が取り返しにくるかもしれないと、司令官が高射砲を並べた。
結局、ソ連は取り返しに来なかった。
そのあと、栗栖弘臣統合幕僚長(虫時)が『週刊ポスト』誌上で「現行の自衛隊法には穴があり、奇襲侵略を受けた場合、首相の防衛出動命令が出るまで動けない。第一線部隊指擂官が超法規的行動に出ることはあり得る」と超法規的措置を認めろという発言を繰り返した。
政治問題化し、時の防衛庁長官、金丸信は文民統刮に反すると批判、栗栖氏を馘首してしまった。
亀井
ただ、実際に戦争状態になったら、今の自衛隊員のほとんどがやめてしまうだろう。
もう、日本はそういう国になってしまった。
石原
参議院議員の佐藤正久が、白衛隊隊長時代、イラクに派遣された。
隊員が200~300人いたが、駐屯地にどんどん爆撃機が飛んできた。
対抗手段がないから、ただ布団をかぶって震えながら寝るしかない。
結局、数十名は嫌になって自衛隊をやめてしまった。
第一、自衛隊員はモルヒネすら持たされていなかった。
佐々木さんは内閣官房参与としてモルヒネの必要性を訴えて、ようやく去年10月に衛生兵にモルヒネを持たせるようになった。
亀井
石原さんの粘り勝ちだな。
後略。