文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

彼らはストライクゾーンを完璧に把握している。それが出来ている人達がメジャーリーガーなのである。

2021年08月13日 21時08分00秒 | 全般

今日は朝から前記の素晴らしい試合と、同時進行で、大谷翔平が先発した試合を観ていた。
それらを見終えた後に、録画しておいたダルビッシュの先発試合と、3つのゲームを立て続けに観た。
ダルビッシュは不調のまま、3回で降板。
彼が打たれる前、2回だったと思うが、私は、ふと、彼は、ランナーがいない時は、振りかぶって(ワインドアップで)投げた方が良い、ずっとセットアップで投げているのだから、ランナーが出ても何の問題はない。
彼が変化球オタクである事は、もはや有名な事実である。
つまり、彼は変化が好き、打者との駆け引きが好きなのだろう。
ならば、フォームでも駆け引きすれば良い、きっと上手くいくよ。速球も更に早くなるはずだし。
ふと思ったことだけに、余計に私には確信があった。
ダルビッシュのツイートは時々見かけるから、彼のツイッターに、ランナーがいない時は振りかぶって(ワインドアップで)投げてみたら、と書き込みたいと思って検索したのだが、書き込みする欄が無かった。

今日からプロ野球も再開する。これも楽しみだなと思っていたのだが、前章の英訳に取り掛かった為に、試合開始時間に遅れた。
なんとなしに気が抜けた様にして、巨人VS中日を観ていた。
山口は、いつもいい投球をする。相手を抑え込んでいる。
3番の丸が初回にタイムリーヒット(クラッチヒット)を打って巨人が1点先制。
しかし、スミ1状態が続いていた中盤に、先頭打者である2番の坂本が、この日3本目のクリーンヒットを放った。
3番の丸のカウントは2-2か3-2.
この時である、メジャーリーグでは観た事が無い作戦を原が取った。ラン&ヒット、坂本を走らせて、丸に打たせる。
つまり、3番打者の丸がダブルプレーになるゴロを打つのを避けたかったという作戦。
こんな作戦を取るメジャーリーグの監督は一人もいない。

野球通なら分かっていると思うが、丸は原監督の現役時代よりも走攻守において優れている選手である。
広島時代に本塁打王になった年には三冠王に最も近い選手とも評された。
原は選手を駒扱いし過ぎる。
試合は、その後の回に、巨人打線が連打して、勝利しそうだが。
閑話休題。
私は、日本でも有数のメジャーリーグ観戦者でもある。
メジャーリーガーになるというのは大変な競争を勝ち抜いて来る事である。
或いは、大谷の様なずば抜けた才能を持っている事である。
だが、全員に共通する絶対条件の様なものがある事に、ある時、気づいた。
それは選球眼、メジャーリーガーの選球眼は、実に大したものである。
大谷翔平の選球眼も超一級品である。
彼らはストライクゾーンを完璧に把握している。
それが出来ている人達がメジャーリーガーなのである。

 


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