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米国の日本史研究者らについて「彼らは日本の文献を読んでいない。これが米国の日本研究の状態だと考えていただきたい」と指摘

2024年07月11日 11時57分59秒 | 全般

以下は今日の産経新聞からである。
慰安婦問題 国際シンポ
「性奴隷説根拠確認できず」 
日米韓の研究者ら議論
慰安婦問題を巡る国際シンポジウム(国際歴史論戦研究所主催)が10日、東京都内で開かれた。
日米韓の研究者らが、日韓関係や両国の社会、教育に慰安婦問題が及ぼした影響などを議論した。 
日韓でベストセラーになった『反日種族主義』の繝著者の李栄薫氏が基調講演し、同書収録の慰安婦に関する論文の作成過程で「既存の研究者たちが主張してきた強制連行説や性奴隷説にふさわしい、いかなる実証的根拠も確認できなかった」と述べた。
李氏は、慰安婦は民間の娼妓(しょうぎ)と同様、「貧賎(ひんせん)階層の親権者が、周旋業者から相当金額の前借金を受けて娘の慰安婦就業を承認した年季労働契約の結果、売春業に進出した女性だった」と説明。
「ほとんどの女性は前借金を返済するか、契約期聞か満了するにつれて慰安所を離れ、新しい人生を開拓した」と語った。 
慰安婦は「性奴隷」ではなく前借金と労働期間をセットにした年季奉公契約を慰安所側と結んでいたことを学術論文で示した米ハーバード大のマーク・ラムザイヤー教授も講演した。 
ラムザイヤー氏は、論文の撤回を求め個人攻撃をして当た米国の日本史研究者らについて「彼らは日本の文献を読んでいない。これが米国の日本研究の状態だと考えていただきたい」と指摘。
「学者というより人間としての責任として、真実しか言わない、真実しか書かない、攻撃されても絶対謝らないことだ」と訴えた。

 


2024/7/8 in Akashi


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