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文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

「ウメサオタダオ展」の素晴らしさと、驚愕の一致。

2011年04月18日 16時58分16秒 | 日記
昨日、或る特定の目的の為に、「ウメサオタダオ展」に行った。

閉館前、30分に到着したのである。それで、閉館を、ほんのちょっとだけ遅らせてもらった、お詫びの様に、一冊の本を買った。前回に訪れた時には、勘違いして、或る本を買ったことは、メルマガを購読して頂いている方は号外で読んで頂いた通り。

素晴らしい本だった…故・高橋和己とたっぷり対談した訳だから、素晴らしいのは当然だが。

昨日は、何故か、少しばかり睡眠不足だったので、視力が落ちている感じだったから、或る、見やすそうな本を買ったのである。

それが、今朝、出がけに気付いた小さな書評、「梅掉忠夫のことば」だった。

今日、帰社するタクシーの中で、この本を読んでいて、まさに驚愕した。

梅掉たいじんは、芥川が考えていた事と、全く同じことを考えていたのである。

今、芥川が書き出している、「文明のターンテーブル」、第二章、「21世紀の戦争と平和」の中の、最も、大きなテーマに成る事の一つを!

流石に、梅掉たいじん。…芥川と全く同じに、これ以上ないジェントルさで!
彼も考えていた。

この事は、芥川と彼の様な頭脳にしか宿らないもの…日本人が為さなければならない最も重要な事の一つ…日本人にしかできない事だ。

20歳前後の時に、ル・クレジオに、出会った時の衝撃は、とても大きなものだったが、
…今は、さもありなん、と思いもしたと同時に、…100万の援軍、信長殿の最強軍団に守られた様な気がして、涙が出た。

読者の方々は、芥川が言い続けて来た事…大江健三郎~高橋和己、そして芥川賢治という、戦後日本が生んだ最も上質な思索の流れの中に居る事を、150%、確信してもらっていい。

芥川の場合には、特に、彼らとは、或いは殆ど全ての知識人たちとは全く正反対の人生を歩んだがゆえに、…そこには本当の思索、本物の独創しかないことも、100%、保証する。

後は、一刻も早く、芥川のメルマガを、ホリエモン氏を抜かすものにして下さい。

さすれば、日本は…「文明のターンテーブル」が廻った国に、瞬時に戻れる。

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