文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

おかしな宣伝機関の孔子学院を日本の大学にせっせと増設し、北海道の植民地化を隙あらばと狙い、

2021年12月19日 16時40分18秒 | 全般

以下は戦後の世界で唯一無二のジャーナリストである高山正之と世界有数の中国通である宮崎正弘が対談した下記の素晴らしい本、世界を震撼させた歴史の国日本、のまえがき、からである。
この本は日本国民が今すぐに最寄りの書店に購読に向かわなければならない本である。
世界の人達にも必読の書であるが、それは私が出来るだけ伝える。  
まえがき  
冷徹に国益を追求することが外交だ 
日本に「外交はなかった」のは敗戦後。
つまり戦後の話です。
外交はFORETIGNPOLICYですが、戦後日本の外交はFOLLOWTING POLICYしかない。 
ちゃんとした外交が成立するのは「軍事力」と「情報力」です。
この両輪が駆動して初めて「普通の国」になれる。 
戦前までの日本には国際常識に基づいた外交がありました。
古代から中世、近世、近代までの日本の指導者には、逞しく雄々しく、卑屈にならず、国益を主張できる基本の外交が備わっていました。
武士道が大きな役目を背負っていたからですが、他方で倫理性が高いため、騙されやすいという欠点も露呈しました。 
日本の場合、過剰なほどのお人好しが国益を追求する外交を阻害するという失態が往々にして起こります。 
騙されやすい民族はまともな外交はできないとも言えます。 
過激なシナ信仰は江戸時代の儒学者から始まっており、孫文という世紀のペテン師に諞された大陸浪人やら、おまけに孫文に妾まで(それも二人)斡旋するほどの厚遇をしたのに、最後に孫文はあっさりと日本を裏切ってソ連にくっつきました。
日本的な忠誠心とか、仁義とかは欠片もない人物の根性を見抜けなかったのです。 
蒋介石の「以徳報怨」などと道徳的なスローガンはインチキも甚だしく、彼はアメリカのポチだった。
にもかかわらず戦後もせっせと中国に同情し、援助を続ける日本って、やはり間抜けなほど天才的お人好しです。 
修辞(レトリック)、煽動(アジテーション)、衒学的(ペダンティック)、政治宣伝(プロパガンダ)、偽造(フェイク)。
いずれも真実を直視しないで、美辞麗句を無造作に並べるのも外交文書の特徴です。 
意図的に難しい語彙を並べて悦にいる御仁の修辞的表現にぶつかると、この人は何を目的に、何を言いたくて、このような無内容を修飾語でごてごてと飾り立てるのか。
そして情けなき哉、これが日本の論壇の実情でもあります。
グレンコ・アンドリー『日本を取り巻く無法国家のあしらい方』(育鵬社)によれば「国際政治とは仁義なきヤクザの攻防戦」であり、中国=ヤクザ、北朝鮮=チンピラ、口シア=マフィア、韓国=ストーカーと規定した。 
導き出される本質とは韓国は反日をやめず、北朝鮮は拉致被害者を帰さないし、ロシアは北方領土を返還しない。
日本が何もしないようだから、中国は尖閣諸島をがぶりと飲み込むだろうと冷徹に近未来を予測しています。
あるいは日本のいまの姿は、指摘されたとおりかも知れません。 
とはいうものの実際はそうではない局面があります。 
同時に国際化の時代になってIT革命が進むと情報の量が違うし、速度がことなります。 
最近の世論調査をみると、いま、日本人の85%は中国が嫌いと答えている。
中国人の不誠実、詐欺性、その残酷さ、酷薄さを知っている。
嘘の体質を身に染みて知っているのも、幾重にも騙された体験からきています。
世論は習近平の国賓来日に強い怒りを籠めて反対していたではありませんか。 
「日中友好」と口で唱えつつも、中国は「隙あらば、尖閣諸島をもぎ取ろう」と虎視眈々と窺い、国産の空母を就航させ、次々と軍艦や海警を日本の領海ならびに周辺海域に派遣、国産の空母を就航させ、次々と軍艦や海警を日本の領海ならびに周辺海域に派遣しています。 
ところが平和惚け日本は、あろうことか石垣島の漁民に向かって、「我が国の領海である尖閣諸島には近寄るな」と漁労を規制している始末です。
ありもしなかった「南京大虐殺」をアメリカと一緒になって声高に吹聴して映画までつくり(結局、この映画はお蔵入り)、おかしな宣伝機関の孔子学院を日本の大学にせっせと増設し、北海道の植民地化を隙あらばと狙い、そのうえで自分たちのつくった毒ガス兵器の処理に、日本がつくったのだと出鱈目を言って日本政府から1兆円近くをせしめた。 
その工事を請け負った日本の建設会社の社員4名を、都合が悪くなるとイチャモンをつけて拘留し、自分たちの嘘がばれそうになると、無知で洗脳された大衆を煽って『愛国無罪』とかの「反日暴動」を焚きつけるのが中国共産党の常套手段です。
しかも日本の敵は内部にいる。
これが一番始末に悪いのです。
この稿続く。 


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