文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

牙山で始まった戦いでは支那軍はただ逃げ、たまに日本軍兵士を捕えると目を抉り、鼻を削いで殺した。

2018年08月09日 14時35分04秒 | 日記

以下は週刊新潮今週号の「変見自在」からの続きである。

文中強調は私。

同じころ香港をペスト禍が見舞った。

14世紀の黒死病以来、何度も白人社会を脅かしてきた厄災の正体は白人の医学知識をもってしても解明されなかった。 

ところが「北里柴三郎がきてすぐペスト菌を見つけ鼠が媒介することも突き止めた」と香港政庁が発表した。

「鼠を駆除したらペスト禍は沈静化した」と。

500年、白人が解けなかった謎を一見の黄色の知能が解いた。

衝撃だった。 

そして三つ目が香港ペスト禍と同じ年に始まった日清戦争だった。 

日本軍は勇敢だった。

対して支那軍は卑劣だった。

牙山で始まった戦いでは支那軍はただ逃げ、たまに日本軍兵士を捕えると目を抉り、鼻を削いで殺した。 

しかし日本軍は仕返しもしなかった。

何より白人観戦武官を驚かせたのは日本軍が戦場で略奪も強姦もしなかったことだ。 

旧約聖書民数記でモーゼが「略奪せよ。男は赤子まで殺せ。人妻も殺せ。処女は神の贈り物だ。生かして楽しめ」と言った。

キリスト教の民もそれを知らぬ支那人も当たり前に略奪と強姦と殺戮をやってきた。 

現にその数年後に起きた義和団の乱では北京に入った独軍司令官ワルデルゼーは6日間の略奪と強姦を兵士に下知している。 

きれいに戦う日本軍は「眠れる獅子」と恐れられた支那に海でも陸でもみごとな勝ちを制した。 

深い美意識と知能と勇猛さとキリスト教徒も及ばない寛容さをもつ日本人に白人は目を剥いた。

この稿続く。


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