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文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

大阪城公園には、日本の歴史が、豊臣秀吉の時代と、精神が息づいているが、

2016年08月24日 12時44分23秒 | 日記

一昨年8月に、長い間、購読していた朝日新聞を止めて、産経新聞の購読に切り替えた親友が、産経新聞の社員と会う機会があった時、そのことを伝えた親友は、即座にこう言われたそうである。

「そんなに長いこと朝日新聞を購読していたら、産経は読みにくくないですか。紙質と印刷は、朝日の方が良いから」

親友は、笑って言ったらしい。「紙の質がいくら良くても、中身が酷すぎる...」

私は、これを聞いて、自分たちの劣っているところも、即答する産経は、さすが、現在、最もまともな新聞社だ。と言ったのだが。

だが、物事に100%は、どんな場合にもないことは言うまでもなく、

先日、産経新聞は、私が、ネットに登場する契機であった、梅田・北ヤードについて、なんの疑念も持たず、...20年超の時間をかけて、官民の英知を集めて作られた、第二期分譲案が、反故にされた経緯は全く検証することもなく、

いま、いくつかの企業群に対して、緑(公園)をテーマに(もともと、水と緑が、テーマとして作られたにも関わらず)、取り入れ、もともとの事業計画をすっかり改ざんした、(つまり、日本国民が負担している、旧・国鉄の大赤字の回収は、大幅に減じて)、プランを募集しているらしい。

これに産経新聞も応募して、いま、世界的に有名な造園家だという(私は全く知らなかったが)人物のプランを得意げに、大きな紙面で掲載していた。

たったあれだけのスペースに作るという公園を、大規模だとか形容して。

京都のいたるところにある、庭園を、この記事を書いた記者は観たことがないのだろうか?

そもそも、大阪城公園のことや、天王寺にある旧。住友の庭園などについて、この記者は書いたこともないのだろう。

私は断言するが、北ヤードの第二期分の限られた一部を、商業地としての活用を止めて、公園にするなどという、似非モラリズムは、逆立ちしても、例えば、私が、年間に何度も訪れる、京都中の庭園に勝ることなどありはしないこと、

そんなことで、大阪が、世界の大阪になることなど決してないことも知らない。

大阪城公園は外人客にとってマストな場所であるのは当然だが、北ヤードの第二期分を改ざんして作られるらしい公園が、外人客にとって、マストな場所になることはないだろう。理由はいうまでもない。

大阪城公園には、日本の歴史が、豊臣秀吉の時代と、精神が息づいているが、

北ヤードの第二期分譲を改ざんして作られる公園、

日本国民の税金負担の解消を無にした、緑の公園などという、似非モラリズムそのものの、朝日新聞社のあざといというよりも、悪辣な計略によって、作られる公園などが、日本を代表するものなどに成るわけはないのである。

それにしても、朝日新聞などの悪辣さは大したものである、と同時に、今の産経新聞の論説は、事実に徹したものだが、だからといって、産経新聞社のすべてが100%完璧ではないのである。

ゆめゆめ、そんなことで、同じメディアだからと、朝日新聞などと歩調を合わせるようなことだけは自戒して下され。


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