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文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

非常勤講師といえども、業績や教育経験などの審査があったはず。すると、インチキ業績があったというだけで、それをもって失格とするのが、学問の自由を守る大学の自治なのである

2019年05月03日 20時55分30秒 | 日記

以下は下記の本からである。
日本国民必読の書であるだけではなく、10連休の旅先で読むのにも相応しい本である。
学問の自由を阻害する反日派団体と植村隆支援者
東京の出版社員、書店員、フリーライターらが集まり、いま多様に刊行されている「嫌中憎韓」本を批判する本を出版し、業界内から異議申し立てる、とのこと。 
世も末である。
(言論には言論を〉ではないか。
「嫌中憎韓」本に対しては「好中愛韓」本を出すのが筋なのに、「嫌中憎韓」本を出版させないというのは、左筋の本質すなわち反対者は粛清するという意識丸出しである。 
その連中の一人は「〔嫌中憎韓本のような〕あのような本が出版されていることは腹に据えかねている。このままではいけない」として、こう言う。
「変えるのは大変だが、せめて『おかしい』と言い続けたい」と(毎日新聞平成26年10月27日付)。
これでは初めから負けと言っているようなもの。
元気がない。 
それはそうだ。
いわゆる嫌中憎韓本が売れているには売れるだけの理由があるからである。
すなわち、日本人の怒りが原動力となっているからなのだ。
あえて言えば、中韓の横暴に対して理論武装しようと努力している姿なのである。
その求めていたものを得られるので買っていると言ってよい。 
しかも、単なる罵倒の書ではなく、きちんと詰めているものが多い。
例えば、いしゐのぞむ著『尖閣反駁マニュアル百題』(集広告・福岡』は、極めて実証的であり説得力がある。
おそらく左筋の大学教員らは実証的に論理的に一つも反論できないであろう。
優れた研究書である。 
反「嫌中憎韓本」運動に迫力がないのは、左筋の連中に教条主義・左翼小児病的なのが多く、もともと〈自分の頭で考えることができない〉化けの皮が剥げたということである。 
これと似たようなことがもう一つ起こっている。
北海道にある北星学園大学の非常勤講師、植村某は、朝日新聞記者時代にいわゆる従車慰安婦のでっちあげ記事を書いていたので、大学に対して植村某の退職を求める脅迫文が届くなどしているとのこと。
そこで、大学側は植村某との来年度の契約を更新しない、すなわち今年度をもって打ち切りの方向であるらしい。
これに対して、同大学の一部の教職員らが反対している。 
それはいい。
当然、内部で議論、があっていい。
ところが内部でなくて外部で珍妙なことが起こった。
有識者とやらが「負けるな北星!の会」という応援団を作りシンポジウムを開き、植村某を支援した。
その謳い文句が、「大学の自治と学問の自由を守る」である。 
これは自己矛盾となる。
なぜなら、〈大学の自治〉と称するならば、それはその大学内部の自治のことである。
だからこそ外部の干渉に対して抵抗するのだ。
すると、大学内で決めること(反対はあっても最終的には組織の正式決定)に対して、外部はとやかく言えないのが筋である。
もし北星学園大学が正式の機関決定として植村某の任期(一年)満了をもって契約終了としたとき、それに対して外部が反対するのは、大学の自治を侵すことになるのである。
すなわち「負けるな北星!の会」の「大学の自治を守れ」という主張は、〈大学の自治を侵す〉行為となるではないか。 
もし異議があるなら、植村某は、地位の保全、損害賠償、名誉毀損、なんでもいいから裁判に訴えることだ。
「負けるな北星!の会」はそれを応援することだ。
それなら分る。
そして確実に敗訴して泣くのがいい。 
〈学問の自由〉と称するが、その「自由」にでたらめは含まない。
植村某は吉田でたらめ証言に基づいて諸文を書いたのであり、学問とは無縁なフィクションライターにすぎない。
彼を任用するとき、非常勤講師といえども、業績や教育経験などの審査があったはず。
すると、インチキ業績があったというだけで、それをもって失格とするのが、学問の自由を守る大学の自治なのである。 
古人曰く、徳〔モラルが〕その任に称(かな)はざれば(ふさわしくなければ)、その禍(わざわい)や必ず酷(はなは)だし。能〔力、が〕その位(地位)に称はざれば、その禍や必ず大、と。
徳〔性が〕その任に称はざれば、その禍や必ず酷だし。能〔力が〕その位(地位)に称はざれば、その禍や必ず大なり。 王符『潜夫論』忠貴

 


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