文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

ところが、東京五輪の選手村ではインド料理が充実し、選手を歓喜させたという。

2021年08月14日 15時26分29秒 | 全般

以下は昨日の産経新聞の記事からである。
この記事も、今、最もまともな新聞は産経新聞である事を証明している。
「おもてなし」の成果
アジア各国の健闘が伝えられた東京五輪だが目を引いたのがインド選手団の躍進だ。
1947年の独立以来、最多の7個(金1、銀2、銅4)のメダル獲得で国内は沸いた。
男子やり投げ金メダリストのニーフジ・チョプラ選手が首都ニューデリーの空港に帰国した際、興奮した市民にもみくちゃにされたほどだ。 
2018年にインドのスポーツ事情を取材したことがある。
選手や関係者に「東京五輪で不安なこと」を尋ねたら、異囗同音に「食事だ」と返ってきた。
過去の五輪では選手村でのインド料理の貧弱さが悩みの種だったという。
インド人は食に対して保守的で、旅先でも食べ慣れた味を求めるとされる。
宗教面の影響もあり、最大派のヒンズー教徒は牛肉を避け、小さくない規模のイスラム教徒は豚が禁忌だ。 
ところが、東京五輪の選手村ではインド料理が充実し、選手を歓喜させたという。
レンズマメのカレーやビリヤニ(炊き込みご飯)などが用意され、インド紙は選手団関係者の「料理の質が素晴らしく、主催者はとても良い準備をしてくれた」との言葉を伝えた。 
食の充実が好成績を支えたのかもしれない。
何かとあら探をしたがる人が多い東京五輪だが、こうした隠れた高評価は誇っていい「おもてなし」の成果といえるだろう。  
(森浩)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。