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川重、米鉄道に独自車両 時速200キロ超 海外開拓急ぐ…日経新聞9月28日9面より

2011年09月29日 09時18分46秒 | 日記
川崎重工業は米国で計画されている高速鉄道プロジェクト向けに、時速200キロ強で走行する独自の車両を開発した。日本ではJRなど鉄道会社の主導で車両開発が進むが、海外では車両メーカーが独自に車両を設計するのが主流。

川崎重工業は米国の技術要求を満たしやすい独自車両を軸に、受注競争を有利に進めたい考え。新車両は「KーStar Express」という名称で、時速200~250キロメートルでの営業運転を想定している。

米国政府の規格に沿い、先頭車両に225トンの衝撃が加わっても破断しないといった強度で設計されている。衝突を起こさないことが前提の日本の設計思想とは大きく異なる。

同社はこれまで米国では地下鉄車両を中心に受注してきた。K-Starの開発によって、イリノイ州シカゴで計画されている時速200キロ強の鉄道や、長距離鉄道アムトラックの車両置き換えを狙う。

川崎重工業の2011年3月期の鉄道関連事業の売上高は約1300億円。海外比率は6割。今後も米国を軸に海外の受注を伸ばし、13年3月期の売上高を1600億円に増やす計画を策定している。

米国では東日本旅客鉄道(JR東日本)や川崎重工、日立製作所ら6社でつくる出業連合が、カリフォルニア州で計画されている時速300キロ以上の高速鉄道の受注を目指している。

信号から運行管理まで、日本の「新幹線技術」をそのまま売り込む戦略だが、現在の車両では強度不足から米国が求める衝突安全基準を満たせず、受注へのハードルは高い。

今回、川崎重工が単独で狙うアムトラックなどの鉄道は日本と異なり先頭の機関車が客車をけん引するタイプ。新幹線のような専用線でなく在来線の上を走るため、JR側も技術や運行ノウハウに乏しい。

米国の鉄道事業者の要求を満たすために日本連合を組む必要もなく、車両メーカー独自の開発を手掛けやすいともいえる。

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