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東京新聞・望月衣塑子は「記者」なのか「活動家」なのか…実は望月はティックトッカーでもある…

2023年03月12日 21時19分53秒 | 全般

以下は今しがた発見した吉田康一郎氏のツイートからである。
@yoshidakoichiro
新潮にも書かれましたか。

東京新聞・望月衣塑子氏は「記者」なのか「活動家」なのか 
法務大臣会見で目撃した“偏り” 
2023.3.12 デイリー新潮
dailyshincho.jp
東京新聞・望月衣塑子氏は「記者」なのか「活動家」なのか 法務大臣会見で目撃した“偏り”(抜粋) | デイリー新潮
齋藤健法務大臣の定例会見に参加する東京新聞・望月衣塑子記者の質問内容が、「すさまじい」と省内で話題になっている。毎回、入管法改正問題ワンイシューで、自分の"意見"を織り交ぜながらしつこく質問するというのだ。同業者からの評判はすこぶる悪く、「質問が偏っている」「自分のアピールのために会見を利用している」などとボロクソ。「活動家にしか見えない」という声まで……。実態はどうなのか。大臣会見に行って見てきた。

ゴロゴロ、ゴロゴロ……

 大臣たちは毎週火曜日、金曜日の午前中、総理官邸や国会議事堂で開かれる閣議に出た後、定例記者会見を開く。

 2月24日の開始予定は10時40分、場所は法務省19階の会見室だった。各社、5分くらい前のギリギリのタイミングで20階の記者室から降りてくる。次々と席が埋まっていくなか、望月氏はなかなか現れなかった。昨年末くらいから皆勤賞に近い出席率と聞いていたが、今日は休みか……。

 そう思った刹那だった。

 ゴロゴロ、ゴロゴロ……。現れたのは、おしゃれなキャリーバッグを引いた望月氏である。ご存知ない方のために説明すると、キャリーバックは彼女の“代名詞”。菅官房長官の会見で注目されていた頃から、ゴロゴロ音を立てながら颯爽と会見場に登場する姿は記者たちの間で語り草になっていた。

 それにしてもすごい荷物だ。クリスチャン・ルブタンのトートバックも抱えているが、パンパンに物が溢れかえっている。

ティックトッカー

 取材の7つ道具でも入っているのだろうかーー。観察していると、まず彼女が取り出したのはスマホスタンドだった。慣れた手つきで画面を大臣の立ち位置に合わせ始める。

 実は望月氏はティックトッカーでもあるのだ。彼女はこうして自分が質問するところを撮影し、後で、「会見に行って質問してきました」と報告する自撮り映像と合わせて配信する。

 はたして、今日はどんな質問を繰り出すのか。やがて、「大臣、入りまーす」という職員の掛け声がかかり、閣議から戻ってきた斉藤大臣が入ってきた。

「今朝の閣議におきまして、法務省案件はありませんでした」

 今日は大臣からの報告はなし。すぐに質疑に移った。当月の幹事社が最初に質問するのがならわしで、まず時事通信記者が、出入国在留管理庁がウクライナ避難民に対する生活費の支給の期間を1年延長すると発表したことについて大臣の見解を聞いた。

トップバッターに選ばれた望月氏

 その後は挙手制となる。「そのほかにご質問ありましたら挙手をお願いします」と司会役の広報課職員が言い終わるかのタイミングで、望月氏の左手があがった。

「東京新聞さん」

 トップバッターに選ばれた望月氏の口元を、大臣のかたわらに座る秘書官、廊下に溢れ出るほど控えている法務省・出入国管理庁の職員たちが固唾を飲んで見守る。初めて法務大臣会見に参加した記者はびっくりしたが、20分程度で終わる記者会見のために、20人以上の官僚が会場に詰めているのだ。不測の質問が飛び出した時、ペーパーを大臣に差し出すためである。

 望月氏の質問はやはり入管法改正問題についてだった。

「東京新聞、望月です。入管法改正でお聞きします。昨日、全国各地で入管法廃案や反対を求めるデモが行われました。上野では400人、名古屋では学生ら80人が参加したということで、罰則を設けても母国に帰れない理由はなくならない、第2第3のウィシュマさんを生むのではないかと、強く皆さん訴えて、繁華街を練り歩いたということです。このような全国各地で法案に対する反対運動が大きくなっていることに対する、まず受け止めをお願いします」

 齋藤大臣は下記のように答えた。

「まず、一番大事なことは、現行入管法下で生じている送還忌避・長期収容、こういった問題は、とにかく早期に解決すべき喫緊の課題であると。そして他方で、人道上の危機に直面している真に庇護すべき者を確実に保護する制度の整備も、この両方をしっかりやっていくということが重要な課題だろうと思っていますし、こういった入管制度全体を適正に機能させて、保護すべき者を確実に保護しつつ、ルールに違反した者には厳正に対処できる制度にするために……(後略)」

 

望月衣塑子_3

 

ティックトッカーとして、スマホ撮影も怠らない(他の写真を見る)

何度同じ質問を…

 一見まともに聞こえる望月氏の質問だが、某社の記者はこう解説する。

「何度同じ質問をするんだと言いたいです。ちょっと切り出し方が変わっているだけで、新しい切り口がまったくない。彼女は入管法改正反対の立場なのですが、反対派団体に肩入れした質問を繰り返しているのです。ちょっと前には特定の学生団体を持ち出し、面会を求める彼らに“会うつもりはあるか”とまで詰め寄っていました。毎回、同じ質問をしても、同じような答弁が出てくるだけ。何のために質問しているんだろうと思ってしまいます」

 司会が次の質問を促すと、望月氏は再び手を挙げ始めた。

 だが、他にも質問したい記者はいる。まず、フリージャーナリストが同じ入管法改正問題で、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の見解を法案にどう反映させるつもりなのかと聞いた。

 続くNHK記者は、強制性交等罪を不同意性交等罪に罪名変更する理由について。読売記者は令和4年の難民認定の速報値が約200人となり、前年の倍以上に増えた問題。このように法務行政は多岐にわたり、記者が扱うニュースは入管法改正問題だけではない。さまざまな問題について大臣に見解を質すのが“一般的な新聞記者”の仕事である。

長すぎる

 司会は挙手し続ける望月氏を明らかに意識していた。どこかのタイミングで当てざるを得ないのだろう。「東京新聞さん」。いよいよ望月氏の2回目のターンが回ってきた。

「えーと、重ねて入管ですけれども……」とやはり、ワンイシューで攻め始める望月氏。

「UNHCRの見解を踏まえてどうだったかとか個々のやりとりは答えられないという言い方ですが、そもそもUNHCRや国連人権理事会の人権委員会等々から、再三にわたって上限設定のない今の入管法とか第三者機関の判断がないようなものは問題視されたままです。おそらく法務部会で了承された、自民党で了承された案を見ますと、これは一体的に解決と言いながら、国連人権理事会等々が言っているような長期収容、上限設定のないまま、そして第三者機関の判断もないまま、新たな法案を通そうとしているというのが現状だと思います。個々のやりとりが説明できないではなくて、国際的にこういったところから批判を受けている部分の指摘が反映されないまま、なぜこの法案を通そうとするのかお答えいただきたいのと……」

 まず長い。これでようやく半分である。それに、あっちこっち話が行き過ぎで何を言っているのか頭に入ってこない。下記が続きだ。

「先日、一部報道のメディアの方が、1400人の方が今、所在が不明になっているというようなお話が出ていました。この中で、仮放免をいっぱい出したことと影響もあるのではないかという答弁がありましたけれど、なぜこういった方たちが収容に戻らないのか。おそらくは施設の中での様々な非人道的な扱い、医療体制、ネットが全く使えないなど、海外の収容施設ではあり得ないような非人道的な扱いがあるのではないか…(後略)」

齋藤大臣の回答は

前出の某社記者は、後段の質問について「明らかに偏っている」と指摘する。

「大前提として、入管施設に入っている外国人の中に犯罪者が多く存在することを度外視しています。そんな人たちが仮放免を得たら、強制送還されたくないと逃げるのは当たり前の話。それを入管施設内の非人道的扱いがあるからと決めつけているのはおかしいでしょう」

 さらに、「ネットが全く使えない」環境を問題視したくだりについては、

「フィリピンでルフィ事件が起きたばかりなのに、なぜ収容者の性善説に依拠して、収容者の権利拡大ばかり主張できるのか」

 と呆れるのである。

 では、この1分35秒、文字にして650字に及ぶ長すぎる質問に対する大臣の回答はーー。

「まず、個々のケースに関わるような話につきましては、やはり差し控えるべきだろうと思っておりますし、このケースについても、その積み重ねの結果としてそのようになっているということでありまして、何か制度上に大きな問題があってそうなっているということでは必ずしもないのではないかと思っております(後略)」

 1400人の逃亡問題について答えているのだろうが、何を言っているのかよくわからなかった。だが、ダラダラと的を絞って質問しない望月氏の責任にも感じる。前出の記者も、「会見では、いかに工夫して取材対象から意義ある言葉を引き出すかが記者の腕の見せ所。けど、彼女の目的は自分の意見を述べること。質問しただけで満足しているんでしょ」と語る。

 その後も、質問が打ち切られるまで望月氏は手を挙げ続けるのであった。以上が、「デイリー新潮」記者が目撃した、法相会見における望月氏の“実態”である。

 このように望月氏が法相会見で自由に質問ができるのは、東京新聞の記者として参加しているからである。「デイリー新潮」記者は記者クラブに加盟していないため、特別に申請し許可を得なければならなかった。同紙にも法務省内で問題視されている望月氏のふるまいについてどう思うかと尋ねたが、

「特にコメントはありません」(東京新聞編集局)

 との回答だった。

デイリー新潮編集部

 



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