東京1極集中を作り、もう一方の車輪であった大阪を、20年間、大凋落させた罪の意識を軽減させるかのように、或る時期から朝日新聞大阪は、しきりにお笑いの文化としての大阪…大阪はお笑いでなりたっているかのような特集記事を折々に組んでいるが、とんでもない話だ。
例えば、芥川は大阪を自分の人生の舞台として選択し、裸一貫から、それこそどえらい様々な納税貢献も為して…どん底に突き落とされた訳だが(苦笑)…来たが、ただの一度も梅田花月や難波花月になぞ行ったこともないし、行きたいとも思わない。
こんな、…大阪の街のごく小さな一角が人生のすべてである様な人間がいるとすれば、…24時間、痴呆テレビをのみ観ている、余程のアッパラパーだけだろう。
何処の馬鹿が、そんなことのために自分の人生を選択するか…そんな人間は99.9%いない事は常識以前の問題だ。