今夜は珍しく7時のニュースを観ていた。
プロ野球中継を観ながらの、ながら見ではあるが。
メジャーリーグが通常の状態(観客数の制限なし)で開催されている時に、どういう風の吹きまわしか、日本では、オリンピックを無観客で等とマスメディアが言っている。
今日は、公明党の代表が言っている始末である。
ながら見しているだけで呆れかえる。
そんな愚劣なマスメディアが言う、愚劣な表現の一つが「原巨人」である。
30チームのメジャーリーグで、そんな表現をするメディアは一社も無い。
試合をするのは選手である。
しかも野球は一流選手でも3割しか打てない。つまり選手もチームも3分の1の確率で失敗するゲームなのである。
それだけではなくメジャーリーグのセブンスイニングで観客が唱和する歌にあるように「3ストライクでアウト」のゲームなのである。
巨人が2年間、日本シリーズで、ソフトバンクに一勝も出来ずに連敗した理由。
ニュースが終了したから視線を野球中継に移したら、原は、何と!坂本にバントを命じていた。
(原は権力を振るい過ぎだ)丸がクリーンヒット、岡本もクリーンヒット。ノーアウトである。
しかも坂本は初回に、あわやホームランという中堅フェンス直撃の二塁打を放っている。
点差は2対1、巨人は1点リードしているに過ぎない。
ソフトバンクの様に日本一を連覇するようなチーム…強いチーム、勝つチームは、かさにかかって攻めるチームである。
100歩譲って、坂本にバントさせて1点を取ったとしよう。
巨人のブルペンは確実に1点を守れるブルペンか?
現役時代の原についての私の印象は、ドアスイングのバッターで、好投手なら簡単に料理できる打者。
好機に弱い打者で打率は2割6、7分の選手の印象…通算平均打率は2割7分9厘。
日本のマスメディアの報道は、一体、いつになったら、まともになるのか?