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再発信!中国の野望である「世界の中国化」が着々と功を奏しつつあることは、今回の新型コロナウイルスをめぐる世界保健機関(WHO)の対応を見ても明らかになった。

2025年06月20日 21時58分38秒 | 全般
中国の野望である「世界の中国化」が着々と功を奏しつつあることは、今回の新型コロナウイルスをめぐる世界保健機関(WHO)の対応を見ても明らかになった。
2020年03月08日
2月26日に発売された月刊誌WiLLとHanadaを920円×2を持って最寄りの書店で購入した人たちは皆、私の日本国民全員必読の書籍であるとの評の正しさを痛感したはずである。
以下は、人類が目撃した「異形の大国」の本性、と題して掲載された、櫻井よしこさんの論文からである。

世界の中国化

二月六日、米司法長官のウィリアム・バー氏がワシントンの有力シンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)で、中国の脅威について講演した。彼は、中国問題の専門家としてCIAで働くことが夢たったほどの中国通だ。彼が大学で学んでいたとき、同じく中国研究をしていた友人にこう言われたという。
「ロシアは世界を征服しようとしている。われわれはきちんと対抗していかなくてはいけない。一方、中国は世界を”所有”しようとしている」
征服には武力を使うが、"所有=中国化"はカネ、脅しを使う。
武力には武力で対抗できるが、権謀術数への対処は一筋縄ではいかない。
中国の野望である「世界の中国化」が着々と功を奏しつつあることは、今回の新型コロナウイルスをめぐる世界保健機関(WHO)の対応を見ても明らかになった。
WHOは一月二十三日に緊急会四を開いたものの、緊急事態宣言は「時期尚早」と見送った。
あのとき、中国から相当なプレッシャーがかかっていたという。
事務局長のテドロスは一月二十八日に北京で習近平氏と会談し、「中国政府が揺るぎない政治的決意を示し、迅速で効果的な措置を取ったことに敬服する」と中国の対応を褒め讃えた。
二日後の三十日になって、ようやく緊急事態宣言を出したものの、テドロス氏は記者会見で、また歯の浮くような言葉で中国を称賛した。
「新型の病気が過去にないほどの大流行につながっている。だが、中国の対応も過去にないほど素晴らしい」「中国国外の感染者数が少ないことについて、中国に感謝しなければならない」
中国の仕掛ける債務の罠
WHOの事務局長がなぜこのような、実態とは裏腹の中国寄りの発言をするのか。
それは、テドロス氏の出身地がエチオピアであることと無関係ではない。
エチオピアは巨大経済圏構想「一帯一路」のモデル国家として、鉄道や電力供給などで中国からインフラ投資を受ける一方、多額の債務にも苦しんでいる。
母国を人質にとられ、中国の言うことを聞かざるを得ない。
WHOは、中国に”所有”されてしまっているのだ。
エチオピアに隣接するジブチの中国化も深刻だ。
ジブチはアデン湾と紅海を見渡す戦略的要衝で、米国、フランス、イタリアの軍事基地があり、小規模だが日本自衛隊の拠点もある。
中国の軍事基地もあるのだが、他国のそれとは全く様相が異なる。他の国の基地はジブチ国際空港を囲むようにして位置しているが、中国だけかなり離れた海岸近くに海兵隊基地を築いた。
現地を視察した佐藤正久氏によれば、中国軍の基地は広く、構造的にまさに「要塞」のようだったという。
その基地は、中国の資金で造られた港に隣接しており、中国海軍の軍艦に加えて商船が出入りする。
さらに、この港まで鉄道が敷かれ、それが隣国のエチオピアまで伸びている。
「一帯一路」と「軍事戦略」は一体となっているのだ。
さらに驚くのは、中国がジブチに建設したアフリカ最大規模の自由貿易区と物流センターである。
その建設費は三十五億ドル(約三千八百五十億円)だ。
それがジブチにとってどれほど深刻な債務であるかは、ジブチのGDPが約二十億ドル(約二千二百億円)であることを見れば十分だろう。
これが中国の仕掛ける債務の罠なのである。
国家だけでなく、国連も中国化しつつある。
かれこれ半世紀前から、中国は国連に人を送り込んできた。
すべての委員会に中国人を送り込み、議長のポストを獲得。
現在、国連専門機関のトップを務める中国人は昨年8月時点で4人となり、中国は国連内の影響力を強めている。
*こんな国連を世界の唯一にして正しい決定機関であるがごとくの報道を繰り返し続けて、日本国民に間違った国連信仰を植え付けてきたのが朝日新聞であり、これに同調してきた所謂文化人達であり、野党であり、NHKなのである*
この稿続く。


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