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中学教科書に「従軍慰安婦」が復活するなど、偏向教育は組合教員だけの問題ではないことが笑えない。

2021年01月25日 21時12分36秒 | 全般
以下は今日の産経抄からである。
日本教職員組合(日教組)の教育研究全国集会(教研集会)が週末23日に開かれた。
例年3日間の日程が今年はネット上での1日開催となった。
新型コロナウィルス禍でやむを得ないことだが、「平和教育」などをめぐり組合の先生の「元気」な報告が聞けなかったのは寂しい。
普段であれば全国から延べ約1万人の教職員が集まり、教科や課題別などの分科会で授業の実践事例が報告される数少ない機会だ。
抄子も以前、教研集会を取材したことがある。
隣に座っていた教員に名刺を出すとギョッとされた。 
日教組の先生たちは「朝日」しか読まないのだろうか。
産経に対し「右翼」などと誤ったイメージを持つ人が多いのかもしれない。
開かれた教研集会のはずだが、後輩の中には取材拒否にあい会場から閉め出された記者もいた。
熱心な読者なら覚えておいでだろう。 
今年の教研集会について弊紙の記事は「政治色の薄まった異例の内容」と紹介していた。
もちろん皮肉だろう。
政治的主張を児童生徒に押し付けるのはご法度だが、過去に政治色たっぷりの、とんでもない実践例が報告されてきたのも、ご存じの通りだ。 
例えば戦争を考えさせるため、昔話『桃太郎』を使い「退治される鬼の立場になって考えてみよう」という小学校教員がいた。
将来の夢が「自衛隊に入り日本を守る」だった児童が、平和教育の授業後に「自衛隊を含め一切の武力を放棄すべきだ」と考えを変えた、と喜ぶ教員も。 
日教組の加入率は昭和30年代に8割を超えていたが、最近の数字で21・7%にまで落ち込んだという。
影響力の低下は否めないが、中学教科書に「従軍慰安婦」が復活するなど、偏向教育は組合教員だけの問題ではないことが笑えない。

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