私は、この章で、ニューヨーク・タイムズ紙の論説員たちなどに代表される、あろうことか、朝日新聞の社員などを日本の代表選手であるかのごとくに、見做して来た人間たちに、明瞭に、言っておく。彼らが二度と、そんな阿呆な所業を冒さないためにもだ。
日本の代表選手が朝日新聞社の社員たちや、これと同様のマスメディアにいるなどと考えていることほど、日本を馬鹿にした態度はないとも言えるし、そんな人間たちは、戦争の時代も、今も、日本の事は全く知らないと言っても過言ではないのである。
しからば、日本の代表選手たちはどこにいるか?正に彼らマスメディア以外の、ありとあらゆる分野に、世界一と言っても過言ではないほどに、無数にいるのである。
それが、有史以来(第二次大戦の必要以上の敗戦を除いて)ただの一度も、他国に征服されたことがなく、統一国家として、平和を旨とし、文芸を愛して来た民族の本質なのである。
8月13日にNHKスペシャルとして放映された「女たちの太平洋戦争~従軍看護婦、激戦地の記録」を観た私は、本当に驚いた。
同時に、これ以上ない、誇らしさを感じたのである。
私は、この史実を全く知らなかった。何故なら、朝日新聞は、自分たちが、戦争を煽った最大当事者であることは、ほとんど隠し通して、毎年、8月になると、日本軍が、いかに悪かったか、愚かだったか、そんな記事を戦後、ずっと書き続けて来たからである。
彼らは、日本人の真実を覆い隠して来たと言っても過言ではない。彼らのそういう記事が、中国と韓国に大いに利用され、彼らが日本を貶めるための主戦場と定めている米国では、ニューヨーク・タイムズ紙を筆頭にして、朝日が作った日本観だけを持った人間たちを輩出したのである。
事実は、そんなふざけたことの正反対なのだ。
例えば、この間まで9時のニュースの司会をしていた大越は、悪い奴ではないのだが、いかんせん、朝日を読んで育った人間100%の様な男だった。その弊害は、彼は知らないだろうが、とても大きかったのである。
それはさておき、NHKは、世界有数の技術と資料を蓄積している放送局である。彼らが、朝日を読んで醸成された歪んだイデオロギーなどとは全く関係なく、保管されている資料に立脚して、事実をのみ報道する時は、とても良いのだ。
私たちには初見の当時の映像を満載して特集番組を放映する点は、本当に素晴らしいのである。
何に驚いたかと言えば、従軍看護婦として赤十字から各地の戦場に派遣された、5万人以上の女性たちの、凛々しさ、美しさに、私は本当に圧倒されたのである。
あの時代にも、日本の女性が、その表情と言い、姿形と言い、こんなにも美しかった事に驚いたのである。それに当時の看護婦さんの服装が、これがまた、見事というしかないのだった。ナイチンゲール精神の塊の様な表情の、その姿形の美しさは、筆舌に尽くし難いものがあった。
申し訳ないが、当時の中国や韓国には、この様な、女性たちはいなかったはずだと私は断言しても良い。
何故なら、あの5万人以上の、従軍看護婦たちの表情や哲学には、有史以来の日本人の魂そのものが在ったからである。
聖徳太子が17条の憲法に書いた精神は、日本人の心に1,500年以上の歳月に渡って生き続けていたのである。
彼女たちに比べれば、朝日新聞の社員たちなどは、戦前も、戦中も、今も、本当の悪党であると言っても過言ではないのだ。
ニューヨーク・タイムズ紙の低能な論説委員たちよ、今すぐに、NHKに頼んで、この特集番組を観るがいい。
そうすれば、貴方たちは、初めて日本人と、日本国の実態を知る事が出来るだろう。