文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

記者諸君 起立したまえ

2022年05月29日 21時03分31秒 | 全般
本論文は、私が沖縄について書こうとしていた事柄の大半を書いてくれている。
著者は本論文1つだけでも本物のジャーナリストであることを証明している。
本論文に書き加えるべき事は数少ない。
そのうちの1つは、だいぶ前に、私が発信した章に書いてある。
当時、本物の沖縄県民がニューズウィークに取材されて応対した記事である。
彼はこう言ったのである。
「ニュースなどで見る本土の人たちの暮らしの貧しさを見ていると、すまない気持ちがする。私たちの方が良い暮らしをしている。私たちの暮らしが、彼らの犠牲の上に成り立っていると思うからです」
先日の沖縄返還50周年記念におけるNHKの連日の報道が、いかに偏向したものであったか!
沖縄は本土以上に台風が直撃する。
だが沖縄が本土のように大規模な土砂災害等の惨事に見舞われたなどと言うニュースを見かけた本土の人間はいない。

沖縄に米軍の基地がある。つまり日本国防衛の要になっている事に対する代償として、日本は沖縄県に日本全国で最高の交付金を支給し続けてきた。
その結果、沖縄県のインフラは日本で最も強靭なものとなったのである。

にもかかわらずNHKが報道したことといえば、沖縄県民の所得は日本で1番低いなどと言う噴飯ものだった。
私は数十年前に、会社の顧客に誘われて、沖縄にゴルフコンペ旅行に行ったことがある。
その時に1番感心したのは、まだ午後のうちに訪れたスナックに、4.5人の沖縄県民のおじさんおばさんがいて、なんともゆったり、くつろいだ、幸せそのもののような様子で歌を歌ったりしていた光景だった。

NHKの報道のように、もし沖縄県民が日本で最も貧しい県民であるならば、昼日中から、あのように何の暮らしの心配もなく、くつろいで歌を歌っていることはできないだろう。

今日の産経新聞からである。






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