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アサヒ オセアニア統括会社 今秋メド豪に 買収効果高める…日経新聞9月3日13面より

2011年09月03日 15時36分30秒 | 日記
アサヒグループホールディングス(HD)は今秋をメドに、オーストラリアにオセアニア地域の事業統括会社を設立する。この約3年間に同地域で買収した酒類・清涼飲料メーカー間の事業面での相乗効果を高めるため、統括会社が新たな戦略を立案・実行していく。

今後M&A(合併・買収)を積極化していく東南アジアでも同様の統括会社の設立を検討する。

統括会社の設立場所は

豪州の主要都市になる見通し。日本から人員を派遣するほか、買収した現地企業の人員も経営に参画する。泉谷直木社長は統括会社設立の狙いについて「(買収企業の)売上高の単純合算以上の成長を実現するための戦略を立案し、投資した株主の立場から各社に目標を達成させる」と話した。

買収企業間の生産・物流面での連携によるコスト削減に加え、「各社の商品を効果的に組み合わせて小売業への提案力を高める」ことでオセアニア域内での売り上げ増を目指す。

アサヒグループHDは2009年に豪州の清涼飲料2位シュウェップス・オーストラリアを買収。2日には同3位のピー・アンド・エヌ・ビバレッジズ・オーストラリアの一部事業の取得を完了した。

さらに9月中にニュージーランドの飲料メーカー、チャーリーズ・グループと同国酒類大手インディペンデント・リカーの買収を完了する予定だ。総投資額は約2000億円に及ぶ。4社合計一の同地域の売上高は約1000億円。

同社は海外事業の強化を急いでおり、10年に約7%たった海外売上高比率を15年に20%以上に引き上げる計画だ。
その戦略の一環として東南アジアでもM&Aを本格化する考えで、7月にはマレーシアの清涼飲料2位ペルマニスの買収を決めた。東南アジアでも、傘下企業が増えるのに合わせて統括会社を設立し事業展開を加速する。

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