文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

太陽電池パネル 米アプライトが新型装置…日経新聞9月3日12面より

2011年09月03日 14時52分41秒 | 日記
製造時破損率半分に

半導体製造装置で世界最大手の米アプライドマテリアルズは2日、太陽電池パネルを製造するための新型装置を開発したと発表した。従来機種に比べて生産性を2倍に高めたほか、ウエハーの破損率も2分の1に抑えた。結晶シリコンを使った太陽電池パネル向けの装置で、需要拡大が見込める台湾や中国メーカーに拡販する。

新型装置「ペガーゾ」はスクリーン印刷の技術を応用。ウエハーの表面に金属配線を施しつつ、パネルの性能検査も同じ工程の中で実施できる点が特徴。1時間あたりのウエハーの処理枚数は従来の1440枚から2900枚に増やし、ウエハー破損などの不良品率もO・3%からO・15%に半減した。

太陽電池パネル市場は台湾や中国などで市場が急速に拡大しており、高品質のパネルの需要が高まっている。製造装置で大手のアプライトは性能を向上した新型装置をテコにアジア市場での販路を拡大し売り上げ増につなげる考え。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。