国内需要の2割生産狙う
野田佳彦首相は31日、都内でベトナムのズン首相と会談し、レアアース(希土類)の共同開発計画について合意する。
豊田通商・双日連合と越企業が合弁を組み、2013年に同国北西部ドンパオで生産を始める。12年に研究拠点を設け、将来は年6000トン、日本の内需の2割強を賄う生産量を目指す。日本が官民共同で海外のレアアース開発をするのは初めて。
合意文書では①採掘場所は北西部ライチャウ省のドンパオ鉱床②越政府系の鉱山開発会社「LAVRECO」に採掘権を与え、年内をメドに同社と豊田通商・双日連合が合弁会社を設立③日越共同の研究拠点をハノイに新設④日本による技術協力や技術移転を推進--などを明記する。
合弁会社には独立行政法人の石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)も出資する方向で、両政府が官民共同で推進する体制を明確にする。総投資額は今後、日越企業間で詰める。
ドンパオ鉱床は液晶パネルやハイブリッド車に不可欠なランタン、セリウム、ネオジムを豊富に埋蔵している。日本のレアアース全体の消費量は現在年間約2万6000トンだが、ドンパオでは採掘開始の13年時点で年3000トン、将来は600Oトンを生産する計画。
生産に先立ち両政府は12年中に「レアアース研究・技術センター」をハノイに新設。環境に負荷をかけずに鉱物からレアアースを分離・精製する技術を開発する。
日本は鉱物の分離器や熱処理設備を提供するほか、地質探査の専門家を派遣し、人工衛星画像を使った探査方法を指導する。環境整備のため、円借款を含む政府開発援助(ODA)も検討する。
野田佳彦首相は31日、都内でベトナムのズン首相と会談し、レアアース(希土類)の共同開発計画について合意する。
豊田通商・双日連合と越企業が合弁を組み、2013年に同国北西部ドンパオで生産を始める。12年に研究拠点を設け、将来は年6000トン、日本の内需の2割強を賄う生産量を目指す。日本が官民共同で海外のレアアース開発をするのは初めて。
合意文書では①採掘場所は北西部ライチャウ省のドンパオ鉱床②越政府系の鉱山開発会社「LAVRECO」に採掘権を与え、年内をメドに同社と豊田通商・双日連合が合弁会社を設立③日越共同の研究拠点をハノイに新設④日本による技術協力や技術移転を推進--などを明記する。
合弁会社には独立行政法人の石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)も出資する方向で、両政府が官民共同で推進する体制を明確にする。総投資額は今後、日越企業間で詰める。
ドンパオ鉱床は液晶パネルやハイブリッド車に不可欠なランタン、セリウム、ネオジムを豊富に埋蔵している。日本のレアアース全体の消費量は現在年間約2万6000トンだが、ドンパオでは採掘開始の13年時点で年3000トン、将来は600Oトンを生産する計画。
生産に先立ち両政府は12年中に「レアアース研究・技術センター」をハノイに新設。環境に負荷をかけずに鉱物からレアアースを分離・精製する技術を開発する。
日本は鉱物の分離器や熱処理設備を提供するほか、地質探査の専門家を派遣し、人工衛星画像を使った探査方法を指導する。環境整備のため、円借款を含む政府開発援助(ODA)も検討する。