以下は、現在発売中の月刊誌Hanadaに掲載されている、堤堯氏と久保紘之氏の連載対談からである。
やっと「文明のターンテーブル」発信作業を手伝って頂けるバイト生が見つかった事は既述の通り。
奇しくも、堤氏は私の母校の先輩であり、久保氏はバイト生の先輩である。
見出し以外の文中強調は私。
問題は公明党 中国の代理人だよ
親中三羽ガラスの”活躍”
以下は前章の続きである。
とにかく議論をしたくない
久保
政権発足から3ヵ月経っても、バイデンとの対面による日米首脳会談がないというのも問題ですね。
外交的ボイコット程度のことさえバイデンとの足並みが揃えられないうえに、林芳正のように「日本には日本の立場がある」と見栄を切ったのでは、バイデンが不信感を持つのも仕方がない。
ところで、岸田が憲法改正を口にしているけど、どこまで本気なんでしょうね。
堤
憲法改正を口にするのは、総裁選で安倍の支持を得るための条件だったんじゃないか。だから一応は言わざるを得ない。
とはいえ、「言うてみるだけ」でやる気はどうか。
久保
衆院選でも公約の最後でしたからね。
選挙でもほとんど無視され、野党も議論にのらない。
それは言い換えれば、与党が野党の土俵に乗ってしまったということです。
野党が議論しないからできないなんてのは言い訳でしかないんですよ。
堤
立憲民主党は、国民投票のCM規制の議論を優先するよう要求している。
宣伝合戦になったら、政党助成金の多いほうが有利になるからだ。
だけどそれも言い訳で、議論を進めるサボタージュをしたいんだよ。
憲法改正論議が進めば、いずれは逐条(ちくじょう)審議になる。
そうなると、野党は党内が割れてバラバラになる可能性が高い。
だからサボタージュして先延ばしを図る。
要するに、議論を進めるのがイヤ……それが本音なんだ。
だから久保ちゃんの言うとおり、岸田が本当に憲法改正をするつもりなら、野党の土俵にのぼって相撲を取るんじゃなくて、自分の土俵で自分の相撲をとるしかないんだ。
久保
議論しないことを望む勢力は自民党内にもいますからねえ。
逆に安倍の改正案では手ぬるいと、到底幅広い国民の支持を得そうにない原則論や過激な改正案をぶつ奴もいるけど、これも怪しい。
議論を先延ばしにする点では同罪だからです。石破茂は怪しい部類。
ラジカルな主張やマックス・ウェーバーの言う心情(信条)心理に立った主張は一見、積極論者のように見えるが、実は法案を潰すための便法である場合があるものです。
この稿続く。
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