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文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

テレビとは、見栄が切れるか、切れないかだけの世界。

2010年09月16日 10時24分47秒 | 未分類
そもそも、テレビがしている事は、歌舞伎役者の様に、見えを切る、事をしているだけの世界。

このテレビ界出身の蓮舫について、僕は、混血には何故、美人が多いか、という事を書いた章で、…彼女についての検証は、したことがないのに、皆さまと同じように、仕分けの場面での印象だとか、選挙で圧勝した事に、敬意は表せねば、という思いで、好意的な文章を書いたが、

彼女もまた、見栄を切るだけの人間、見えが切れる人間というだけなのか、どうかは、誰にも本当は分からないと言う事だろう…僕は、彼女の頭の中が分からないし、彼女が、日本の政治や、世界について、満天下を唸らす論文を書いたとは、聞いた事もないからだ。

つまり、僕は、蓮舫については、思索と知性の深さだけを、今後は検証して行きたい…彼女が美人であろうが不美人であろうが、彼女の旦那以外には、誰にも何の関係もない事は当然。…政治家として、本当に有能なのか?見えの切り方がうまいだけなのかどうか?

或いは、今回の唾棄すべき下司が、日本テレビを舞台にして行われた事に、彼女は、無関係なのか、どうか、そういうことを先ず、検証すべきだろう。

私たちの国が、この20年、やって来た事は、どうしようもないぐらい馬鹿なワイドショーや、ニュース番組の類で、見栄を切る事が上手な政治家を選んで来た、というだけのことなのだと、僕は断じても良い。

その結果、どうなったのかについて、優秀な経済官僚がもらしたという言葉は、次章でアップする。



初めてのお泊り旅行で、彼女に嫌われる男。

2010年09月16日 09時56分16秒 | 未分類
昨夜、怒りが込み上げてきたのは、眠りにつく前でしたので、気分転換にと、TVを着けた…今ちゃんの何とかと言う番組が出て来るなり…初めての御泊り旅行で、彼女に嫌われる男と言う題で、4つの答えをお笑い芸人たちが言い当てる…場面だった。

そこにあった、4つ目の答えは、この20年の、おためごかしのマスコミ…大新聞の論説だって、そうなのです…や、低能ワイドショー等より、上だなと思った。

曰く、「朝、もう一発やろうとするやつ」これは呵々大笑と言う訳ではなく…この馬鹿野郎が、と言う様な感じの苦笑気味の笑いなのだが…私たちの国の大新聞の論説やロクな検証もせずに人を断罪した利する様な愚か者たちが正義漢ぶって喋っている番組よりは、遥かに真実を伝えてる、そう僕は思った。

つまり、私たちの国のマスコミは、この設問…或いは、その様に感じる女性よりも、不誠実で、いい加減なものなのだと言う事を思ったのだ。

少なくとも、週刊新潮、文春、そこにネタを供給するのに関係した政治家などより、はるかに人間として、まともだと、僕は感じたのだ。



怒り。

2010年09月15日 23時41分53秒 | 未分類
Arcade fire の曲を久しぶりに聴きだした時、芥川賢治の、とても具体的な「日本再生論」を書くと、言いましたが、暫く、それは書きたくない気持ちがしている。

それは、とても嫌な気持ちなんです…私たちの国のマスコミは、いい加減、男と女の事で、人を、あげつらうのは止めた方が良い…本当に下司過ぎるからだ。

僕は、断言してもいいが、僕が出会った妻帯者の人間で、ただの一度も浮気をした事がない、等と言う男には、一度も会った事がない。

若し、何処かに希有な人が居たとしよう。

が、しかし、目の前に、自分が好きなタイプの別嬪が居て、心の中で、浮気をした事が無い人間が居たら、それこそ、おかしいと言っても良い。

あのような記事を書いている記者たちは、自分が、どんな人間だと思っているのか?

僕は、本当に、もう、この国のマスコミは、いい加減にしてほしいと思う。

そんな事よりも、私達の国を精神年齢13歳の国のままにして来た、芸能事務所…ジャーナリズムとして…公共放送として…認可されている民放TV各社を、実質的に支配して、低能で、本当は醜い人間でしかない稚児たちを、20年以上に渡って、毎日、1.2億人に、見させ続けて来た在り様を糾弾すべきだろう。

私たちの国が、どれほど偽善的で、幼稚かは、今日の朝日新聞を見てみろ。

仏ファーストレディ 男性履歴暴露本 

結婚前 ミック・ジャガー氏と交際

20人の会合 元恋人4人鉢合わせ

言うまでもなく、これは現フランス大統領サルコジ氏の妻についてのことである。

こんな事で、世界に名だたる大人の国…生きているのは愛ゆえ、と広言してはばからないフランス…人類史上初めて、国民が、国王を打倒し、民主主義の金字塔を打ち建てた国は、こんなことで、大騒ぎしたり、人間の評価を下げたりはしないぞ。

もう、いい加減にしろ、ド阿呆どもが。

こんな事を、最低としか言いようのない下卑たマスコミに…君たちのやって来た事は一体何なんだ!…君達が、もたらした、この国の惨状じゃないか!

もういい加減にしろ。

同様の下種の極みの様な人間達がゴソゴソ居る、現執行部を基盤とした民主党の事など、暫く考えたくもないし、為に成る話もしたくない。

君たちには、もったいない人間の名前だが…芥川龍之介は…僕は、生涯で妻しか知らない等と言う男は軽蔑する…と言ったのだ。

僕は民放TVのワイドショーと言うのは、本当に、一刻も早く止めるべきだと思う。

何一つ、検証した事もない様な人たちが…キャスターや女子アナも含めて…一人の人間や事象に対して、床屋の政治談議を言うには、TVは影響力の有り過ぎる公共放送だからだ…ジャーナリズムを名乗っている放送局だから尚更。

「日本の失われた20年」を作って来た、張本人の最たるもので…これらに関係して来た者たちは、すべからく、地獄に落ちて、閻魔大王によって、煉獄の窯の中で、これ以上ない責め苦に遭うはずだ。


無辜の市民400万人、軍隊に引っ張られて死んだ1,000万人超の人間、この20年間に失った、上下900兆円分の損失、1年に3万人として、20年間に自殺に追い込まれた60万人分に、見合う分の、歴史上、かつてない位の、古今東西の地獄絵図の中でも、最も辛く、酷い責め苦を与えてくれと、僕は閻魔大王に願う。

その愚かしさを省みず、己の安穏、己の平和、己の高給、己の幸福だけは味わっていた分を、更に二乗倍して、人類史上最大の、責め苦を、あなたたちに与えてくれる様に、僕は閻魔大王に願う。

あなたたちは、人類史上最低の人間たちだ…アフリカの独裁者たちや、etcよりも
もっと最低な人間だと、僕は思う。



連舫…。

2010年09月15日 21時17分12秒 | 未分類
昨夜、既述のTさん…女性です…が「連舫、大丈夫かな。だんだん人相が悪くなってきてる」、と。 

彼女の言に、へぇーっと思って、夜のニュースで見直してみたら…確かに…

あれぇ、と思った僕は、Tさんに、連舫って確か日本テレビに就職したんじゃないか?
前に、ウィキペディアで見た時に、確か、そんな記載が有ったと思う。
調べて見てくれないか。

確かに、彼女は日本テレビに関係していた…当初は日本テレビのバラエティ番組などを中心に活動していた…(ウィキペディア)

言葉は、時に、秋雨の様に降って来る…9月15日の夜。



検証は、愈々、核心に至る。

2010年09月15日 18時16分08秒 | 未分類
「これで小沢も もう終わりだ」

 「ほかにも、えたいの知れない怪情報が飛び交いました。小沢氏サイドが地方の業界団体に対して圧力をかけたとか、中堅議員を5時間監禁して投票を迫ったとかね。問題の。親密画像”の件では、内閣情報調査室も動いていたし、〝ネタ元”として菅首相支持の民主党議員の名前も取りざたされています」(全国紙記者)

 しかも、奇妙な。〝偶然”はさらに続いた。

文春、新潮両誌の発売直前の7日、受託収賄など4罪に問われた新党大地の鈴木宗男代表(62)に対して、最高裁は上告を棄却する決定を出した(32ページ参照)。

「宗男さんは、代表選でも小沢応援団として陰に陽に動いてきましたから、小沢さんにとっては大打撃でした。なぜこの時期に、という思いはぬぐえません」(小沢氏周辺)

 これもまた、結果的には〝小沢包囲網”の一環として絶妙のタイミングだった。

 両誌の発売日の翌日、仙谷氏は中間派の議員に電話をかけて、こう言った。「例の週刊誌の小沢さんの記事だが、おれが仕掛けたってうわさになっているようだけど、おれにはそんな力はないから。もし、そんな力があったらとっくに使っているよ(笑い)」

 この議員は、なぜ仙谷氏がそんな電話をしてきたのか、不思議だったという。

 また、別の中堅議員は、発売前夜の菅陣営の様子をこう明かす。

「雑誌発売の前日、官邸関係者で飲み会を開き、2誌の早刷りのコピーを回し読みしながら、祝杯を上げたそうです。『もうこれで小沢も終わりだ』『二度と復権させない』『出ていくなら、行けばいい』などと大いに盛り上がったと聞いています。

もはや菅政権ではなく、完全に仙谷政権ですよ。『次はアイツを閣僚にしてやるか』『Aは今回よく頑張っているから入れてやろうか』『Bはダメだ、もう外す』なんて話もしているそうです。菅さんの姿はどこにもありません」

 その菅首相は、代表選の終盤まで、官邸執務室から中間派の議員たちに電話をかけまくり、 「いままで支えてくれてありがとう。これからも一緒にやりましょう」 と、今にも泣きだしそうな声で支援を求めたという。

 さて、件の画像は本当に日テレの素材映像からのものなのか。同局に尋ねたが、「当社は取材、放送の経緯等に関してはお答えしておりません」(総合広報部)との回答が書面で返ってきただけだった。

 正々堂々とした政策論議が期待された代表選だったが、宴の後には、何ともいえない後味の悪さが残りそうだ。

本誌・鈴木 毅、川村昌代、

以上、2010年、9月24日号 週刊朝日



煙草は貴方の肺を真っ黒にするが週刊朝日は頭と心をクリーンにする。

2010年09月15日 14時48分11秒 | 未分類
僕は民放TVのワイドショーと言うのは、本当に、一刻も早く止めるべきだと思う。

何一つ、検証した事もない様な人たちが…キャスターや女子アナも含めて…一人の人間や事象に対して、床屋の政治談議を言うには、TVは影響力の有り過ぎる公共放送だからだ…ジャーナリズムを名乗っている放送局だから尚更。

「日本の失われた20年」を作って来た、張本人の最たるもので…これらに関係して来た者たちは、すべからく、地獄に落ちて、閻魔大王によって、煉獄の窯の中で、これ以上ない責め苦に遭うはずだ。

さて、翌日、2010年、9月24日号の週刊朝日である。

表紙は…誰が画像を流した?

本誌では 民主党「仁義なき戦い」の裏のウラ 小沢・青木愛 不倫報道

民主党代表選の党員・サポーター票の締め切ノりに合わせたかのように、小沢一郎前幹事長の゛醜聞爆弾。が詐裂した。小沢カールスの筆頭格として知られる青木愛衆院議員と、京都の旅館で寄り添う親密画像。それが、なぜか週刊誌2誌に同時に流出したのだ。いったい、誰がこの゛情報戦。を仕掛けたのか=。

管陣営の〝謀略説”を追う

一国の次のトップリーダーを決める民主党代表選が、これほど互いの足を引っ張り合う場になろうとは、誰が予想したろうか。

管直人首相(63)と小沢一郎前幹事長(68)の党を二分する争いは、終盤になって「醜聞爆弾」が炸裂する泥仕合となった。小沢ガールズの筆頭格、青木愛衆議院議員(45)と小沢氏が「密会」したと報じられたのだ。

9月9日発売の「週刊文春」(9月16日号)は、 〈スクープ入手! テレビ局が封印した小沢一郎と青木愛「京都の密会映像」との衝撃的な見出しで記事を掲載した。

 代表選が始まる半月ほど前の8月14日、京都の鴨川沿いにある老舗割烹旅館「吉屋」で開かれた高島良充前参院幹事長らの慰労会に出席した小沢氏が、散会後、その旅館で青木氏と会ったというのだ。

  同誌によれば、2人は親密な様子で、手をつなぐようなそぶりの後、部屋の中に消えて行った。さらに、すだれ越しに現れた青木氏は、なぜか浴衣に着替えていた。

こうした一部始終は、対岸から撮影していたテレビ局のカメラに収められたという。記事には、その時の画像と覚しき3枚が掲載されている。
 本誌の取材に対し、小沢氏の公設秘書は「あの時は私も同席していた」と全面否定するが、永田町が騒然としたのは言うまでもない。

 「ところが、それだけじゃなかった。同日発売の『週刊新潮』も別の。青木スキャンダル”を掲載しました。永田町では両誌の発売数日前から、『小沢氏の息の根を止める記事が近々出る』といううわさで持ちきりでした」(永田町関係者)

 新潮の記事は、青木氏が小沢氏の妻子持ちの政策秘書と、JR水戸駅前のホテルで「不倫お泊まり」デートをしたと報じたものだ。2人がホテルに出入りする姿などが、バッチリ写真に撮られている。

 この記事でも、小沢、青木両氏の京都での「親密2ショット写真」が掲載された。文春に載ったものとまったく同様の一枚である。

 これが永田町で、ある。疑惑”を生んだ。「京都の慰労会をスクープしたのは日本テレビの記者と系列局のカメラマンで、その映像は8月17日の同局のニュース番組『newsevery.』で放送されました。しかし、この番組では青木氏が現れた場面は使われていない。あまりに微妙な時期の微妙な映像だったため、上層部の判断でお
蔵入りしたといわれています。その『幻の素材映像』が流出したのではないかと疑われている。しかも、2誌同時ですから、情報元の意図を感じざるを得ません」(民主党関係者)

 確かに、テレビ界の常識からいって、未使用の素材映像の局外流出など許されるはずがない。しかも、よりによって、与党の代表選の終盤という。絶妙”の夕イミングだった。

 「両誌が発売されたのは、党員・サポーター票の締め切り直前だった。痛いよ。
あれで、迷っていた中間票がかなり菅陣営に流れたはずだ」(小沢陣営の議員)

 政治部記者も言う。 「あの記事で、小沢さんが代表選終盤に仕掛けようとしていた〝政治生命を賭けた最後の戦い”という構図に水が差されました。小沢さんが何を言っても、『女を巡って、議員と秘書が三角関係?何やってんの』と言う感じで見られたきらいもあります。

それだけに、小沢氏側近の松木謙公国対副委員長(51)は激した口調で語る。
 「8月に撮った映像がいまごろ、しかも他のメディアに出るのは、あまりに不自然でしょう。非常に恣意的なものを感じています。何か変な力が働いたとしか思えない。公器であるテレビ局から映像が流出したのであれば大問題です」いまや、小沢陣営からは菅陣営による。謀略説”すら噴き出しているのだ。

 この状況に戦々恐々とするのは、日テレ側である。坂本堤弁護士一家殺害事件では、TBSがオウム真理教に放送前の番組テープを見せたことが大問題になった。今回、表に出るはずのない素材映像が流失し、それが一国の総理を決める上で〝政治利用”されたとなれば「TBS以上の大問題になりかねない」(日テレ関係者)と懸念する声が上がるのも無理はない。

 「流出の仕方次第ではシャレになりません。局側の誰かが政治的な意図を持って流していたり、映像の提供にカネが絡んでいたりしたらアウト。報道の中立性なんて吹っ飛ぶ。管理責任どころの騒ぎじゃない。これは放送局にとって致命傷になります」(同前)



…次章に続く



週刊朝日やアエラは読んだ事もないであろう1億人の方に。

2010年09月15日 13時54分10秒 | 未分類
週刊アエラ2010年9月20号より

代表選終盤の二つの「痛手」
小沢一郎はつぶされる

謀略か、偶然か。代表選終盤に出た小沢事務所の不倫記事と、
小沢一郎氏と親しい鈴木宗男議員の「有罪確定」。
外野の自民党の参院議員は冷静に言う。
「代表選はもう決まっちやったでしょう、あの報道で」

青木 愛 小沢ガールズ

「三角不倫」記事が同じ日に

青木愛衆院議員(45)と、小沢氏の政策秘書(48)との「夜」が、週刊新潮に載ったのは9月9日発売の号だった。記事のタイトルは「『小沢氏出馬決定』の日『青木愛代議士』と小沢一郎『政策秘書』が過ごした『水戸の夜』」。小沢氏が代表選出馬の決起集会をした前日の8月31日、水戸市内のホテルで二人が会っている内容だ。

…後は写すのもしんどいので、そういう下世話な話が好きな人は買って読んで下さい…中略

その小沢氏とは、週刊新潮と同日発売だった週刊文春に、「小沢一郎と青木愛『京都の密会映像』」と報じられた。
 まだ代表選への出馬を表明していなかった8月H日、京都の料亭で開かれていた小沢氏の会合に青木氏が出席し、小沢氏と青木氏が手をつなぐようなしぐさや、浴衣に着替えた青木氏の映像が流出している、という内容だった。

 「リークしないと映せない映像。菅サイドが代表選をにらんで刺したとしか思えない」と小沢派の関係者は憤る。

 小沢氏の知恵袋と呼ばれた平野貞夫元参院議員は、「小沢さんはオンナには興味ない。あるとしたら、婆さんくらいだよ」 とフォローし、こう続ける。

 「青木議員には激戦区で選挙を戦わせてしまい、早ぐから苦労させたという気持ちはある。重用しているというのは好き嫌いというよりは、功労度。つきあってるなんて、ありえないよ」
 代表選の終盤で、「挙党一致」どころか、身内が足をひっぱるとは、小沢氏も想定外だっただろう。…

このへんがアエラの限界のようです。
次章で、翌日発売された週刊朝日の記事をアップします。



田原総一郎氏の目に届いたのでしょうか。

2010年09月15日 12時43分20秒 | 未分類
芥川が一刀両断の様に田原総一郎氏を論難した事は、読者の方々はご存じのはずですが…。


国民に根強く残る「小沢はワル」という思い込み
ギロン堂…2010年、9月24日号、週刊朝日

この原稿が活字になって書店に並ぶ日には、民主党代表選の結果が出るはずである。

 だから、菅直人首相、小沢一郎前幹事長のいずれが勝つかと予測しても意味はない。そこで、代表選についての私の思いを記しておきたい。

 8月30日に、新聞各紙は世論調査結果を発表した。読売新聞では首相にふさわしい人を菅氏と答えた人が67%、小沢氏と答えた人が14%で、毎日新聞は菅支持78%、小沢支持17%、産経新聞は菅支持60・I%、小沢支持16・4%となっていた。

 ところが、告示後、記者クラブや各テレビ、そして新宿や梅田で行われた両候補の討論、演説を聞いていると、率直に言って菅氏よりも小沢氏のほうが面白く、迫力があった。

 菅氏は現役の首相なので、日常的にテレビで記者会見の映像やコメント映像などを見ることが多い。それに対して、小沢氏はめったにテレビに出演しないので、顔のアップでしゃべっている映像を見ただけで新鮮味がある。    
 それだけではなく、菅氏は現実にとらわれすぎていて、夢が持てない。それに、当然とも言えるが、代表選の演説が日常の発言と代わり映えがしない。話も抽象的だ。

 それに対して小沢氏は、鳩山政権での党幹事長時代も、政策は党ではなく政府が行うとしてかかわっておらず、現在も無役だ。だから、政府の政策、政治のあり方などに対するしがらみがなく、自由に発言できる。

 その上、菅氏からは出てこない政策、アイデアを次々に打ち出しており、菅氏に比べて夢が持てる。行きまっている日本の現状を変えてくれるのではないかと、期待感を抱かせる。現に、新宿や梅田での演説会では、小沢氏へのコール、拍手が多かった。 

 そこで、私は9月6日に発表される朝日新聞と読売新聞の世論調査では、小沢氏への支持率が上がるのではないかと予想していた。

 ところが、朝日新聞・菅支持65%、小沢支持17%、読売新聞・菅支持66%、小沢支持18%であり、小沢氏の支持率は前週と同様に低迷し、菅氏が大きくリードしていた。

 さらに、ある全国紙は、公表はしなかったが、国会議員、地方議員、党員、サポーターをそれぞれ調査していて、5日現在の情勢をまとめている。それによると、トータルで菅602ポイント、小沢417ポイントと、かなりの大差がついていた。

少なからず意外であった。なぜ、小沢氏の支持率は相変わらず低迷しているのか。

 これらの世論調査を見ると、小沢氏は政治家として「汚い」「悪い」という意識が、国民の多くに浸透していると判断せざるをえない。だが、小沢氏と実際に話をした国民はほとんどいない。検察が小沢氏をつぶすためにマスコミにリークした「小沢は汚い」「悪い政治家」という情報を新聞やテレビが氾濫させ、そのおびただしい情報から国民の多くが、そう思い込んでいるのであろう。

 そして、小沢氏がいかに面白い、夢のある政策を打ち出しても、「汚くて悪い政治家が言うことなど信用できないという国民の意識が、容易には変わらないのではないか。

 しかし、「小沢つぶし」を図った検察の捜査は失敗して、検察は小沢氏を起訴できなかったのである。
 その意味では、検察は事件の捜査には失敗したが、世論操作には成功した、ということになるのだろうか。



先ず、日本の民放TVが、どれほど粗雑なものかの実証例を。

2010年09月15日 12時16分51秒 | 未分類
校正部置き 正しい放送を…9月14日、朝日新聞から

8月10日、TBS系の夕方ニュース「Nスタ」の戦争企画の特集で「ミッドウェー海戦は1943年、ハワイで……」という説明があった。もちろん事実は1942年6月である。また、ミッ`ドウェー島はハワイ諸島に属するとはいえ、ホノルルのあるオアフ島からは2千キロも離れており、「ハワイ沖」では誤解を招く。

 こうした誤りは、民放テレビに特。に多く、一向に減らない。あからさまな事実関係の誤りはさすがにそう多くはないが、日本語として変な表現は頻出している。…「洪水の水が押し寄せて」(正しくは「洪水が押し寄せて」)/一酸化中毒」 (一酸化炭素中毒)/「おびただしい人の数が」 (おびただしい数の人が)/「忘れかけられていた」 (忘れられかけていた)というように、枚挙にいとまがない。

 なぜミスがなくならないのか?原因の一つは、新聞社や出版社などには必ずある校正部が、民放テレビ局には存在しないことだろう。

 放送原稿はニュースの場合、記者が書いて、上司のデスクが目を通しただけで、完成稿としてオンエアされてしまう。原稿を読むアナウンサーは専門職で、発言力に乏しい。ビデオ編集やタイトルマンなどのスタッフは下請けで、原稿が変だと思っても、指摘しにくい立場にある。

 私は20年間、テレビ報道に携わった後、文筆業に転じ、昨年、小説を出版した。何度も原稿をチェックして完璧に仕上げたつもりだったが、版社の校正者の手にかかるや、1千ヵ所以上ものミスを指摘され、たいへん恥ずかしい思いをした。校正の専門家は広範な視点と着眼の鋭さを持ち、研ぎ澄まされた注意力と集中力でささいな瑕疵もみのがさない。一種の名人芸である。

 テレビは、番組によっては何千万人が見ることもある影響力の大きなメディアだ。だからこそ、事実誤認や日本語の乱れを助長するような誤りは徹底して排除する責任がテレビ局にはあり、校正をおろそかにすべきではない。

 校正部は、経費が増えるだけで収入にはつながらないから、あえて新設しようという局はない。しかし、たびたび誤ったコメントを聞かされたために、信頼性が低いとして、テレビを見なくなった視聴者もいるはずだ。校正部の不在は、営業的にもマイナスかもしれないのだ。

 ニュース番組では、時間的な制約も確かにある。放送直前に書かれた原稿を短時間でチェックするのは難しいかもしれない。とはいえ現状では、企画もののVTRのように、完成からオンエアまで十分な時間的余裕のあるケースでさえ、ミスが目立つのである。
 
放送原稿の適切な校正がなされるよう、民放テレビ局は早急に編集体制を見直すべきだ。

ジャーナリスト・元毎日放送アナウンサー 鎌田正明



親友の言。

2010年09月15日 12時11分16秒 | 未分類
昨日の代表選の後に、僕の親友は言った…芥川さん、小沢一郎の演説は、良かったと思うよ…管直人だって、その事は、分かったはずだろうし…私も、初めて、小沢一郎をきちんと見、きちんと聞けて良かった…凄く良い演説だったと私は思うし、見ていた人も思ったはずだから…管は、小沢の言った事を取り入れて行くはずだ…と。

これを書いていたら…いきなり株価が上がっているではないか…さては円高介入か…見ればその通り。

愚かで低能なマスコミとは違って、昨日、あの場に居た、民主党の政治家全員に…小沢一郎の覚悟は…親友が言うように伝わっていたのだと思う。

親友は、こうも言った…小沢の主張を彼らは必ず取り入れるはずだ、と。

早速、それは実行されたようだが…。

今日の新聞の中で、一番、言い当てているな、と思ったのは、日経新聞の特集中の田中秀征氏の指摘…円高・株安対策が第一ラウンド。経済対策が政治主導かどうかにも関心が集まる。それ以上に管首相が「経済に本気か」と世論やマーケットから厳しい目が注がれる。首相の「後追い現実主義」では到底乗り切れない局面だ。

この「後追い現実主義」は、今回の選挙戦を注視していた僕が管氏に感じた事を、見事に言い当てている…それが、昨日までの管氏の事で、今日からは、あの小沢氏の演説を聞いた後なのだから、変わるはずだと親友は言ったのです。

後は、菅氏が、低能で愚かなマスコミなんかは一切相手にせず、昨日の小沢氏の演説を、同じ政治家として謙虚に受け止めて、国を救う為に…誰にも…マスコミなんぞには特に…遠慮せず…借りるべき知恵、力量は、忌憚なく借りて…邁進するかどうかだろう。



昨日の夕刻に。

2010年09月15日 12時02分05秒 | 未分類
昨日、夕刻に、僕が従事した業界では、とても有能な人間の1人に、ビールを一杯飲みましょうと…今回は彼のおごり、次回は僕持ち…と誘われ、楽しいひと時を過ごした…彼は支持率が3%という(へぇー、そんなに少なかったっけ)創価学会のエリートでもある…大学の第一期生で、同級生は大学教授等が多いのから、自分は肩身が狭い(笑)…。

芥川さん、橋本(大阪府知事)は、どう思います?…自分たちは、どうしても内部の人間だけの発想になりがちなので…あぁ、そういう意味なら、僕は100%良いと思う…20年に渡って大停滞している大阪を立て直す為には、あれ位でなければ駄目なのだから…

本当に久し振りに…ギネスの生ビールと…ニッカの宮城峡…ウイスキー党であり、ウイスキーの博学者でもある彼が…彼ならではの行きつけのバーで或る書面を見せてくれた…そこのマスターはバーテンダー日本一を決める審査員…本場のスコッチ協会が認定しているウイスキーに、日本では3つ位しか入っていない…宮城峡は、その一つ。

短いけど楽しい時間の後、弊社専務と地下鉄梅田駅へ、構内の売店に、夕刊フジの短冊の様な号外が吊るしてあった…小沢完敗、と。

車中で、これまで全く考えた事もないアイデアが浮かんだ…エクソダス…

産経新聞に、日本のTVに、多くの週刊誌に知性が在ると思っている人達と、
管、仙谷、前原、小宮山洋子、検察、朝日の論説委員…この様な者達だけを残して…本物の知性は別な所に在ると思う人間達や、大企業は、全員で、日本を離れてエクソダス…それが一番、手っ取り早い、60年前までの日本に対するサヨナラではないか、と。

久し振りの、ほろ酔いのせいか、夢想もしなかったエクソダス…言葉はボブ・マーリィの♪エクソダス♪に依っています。



電話の向こうで…。

2010年09月14日 18時05分59秒 | 未分類
Tさんは、何とまぁ、泣いていた。

僕は…Tさん、泣くことなんて、これっぽちもないよ。昨日、僕は、これでは小沢氏は負けるよ、って言ったじゃないか。でも、こんな状況の中だった事を考えれば、小沢氏の大勝利だよ。だから泣く必要なんか、全くないよ…

…後は、管直人が大人かどうかだけ…間も無く彼が為す事で、彼が小人で、口先だけの人間…その場しのぎの事を言っている、今のマスコミの様な人間かどうかは、間もなく、分かる事…

…実際は、小沢氏の大勝利だったんだよ…大丈夫だよ、Tさん。

そう言って、電話を切ったのでした。




Tさん、について。

2010年09月14日 16時33分12秒 | 未分類
Tさんは30歳。

この8年間、年収200万円以下の層に押し込められて来た人。
全くのノンポリ。

参議院選挙の時に、菅が、消費税10%増税と言った時に、冗談じゃない、殺す気か、と思ったのだそうだ。

それで、今回は、ずーっと注視して来た…梅田での立会演説会にまで足を運んで…。

これで負けたら、世の中の方がおかしい、と、昨日、あなたは言っていたけど。

大丈夫だよ…後は、相手が大人かどうかだけ。

もし小人だったら、小沢氏は負けないよ。
何故?彼の信念は付け焼刃じゃないもの。死ぬまで、彼は戦うよ。



Tさんへ。

2010年09月14日 16時21分54秒 | 未分類
Tさん、あなたは、ガッカリしているだろうけど、そんなにガッカリする事はないよ。

これほどの状況の中で行われた選挙結果としたら、むしろ驚異的だと僕は思うよ。

昨日発売の週刊アエラに「これで小沢はつぶされた」と有ったじゃないか?

サポーター票の締め切りに合わせた様な、週刊誌2誌に依る、全く歩調を合わせた様なスキャンダル爆弾。

これでもか、これでもかと言うぐらいの、マスコミの、或いは、それをしかけた誰かを含めて、迫害の中では、驚異的な数字だったと僕は思うよ。

地方議員は、40:60、国会議員は200:206だったのだから。

文芸春秋の悪魔呼ばわり、どこかの週刊誌2誌の、下司の極みの様な、スキャンダル記事…これほどの酷さの中では、驚異的な数字だったのだから。

後は、菅と、特に、今回の選挙にまで持ち込んだ前原グループが、小人なのか、大人なのか、だけの問題。

小人だったら、日本再生が、暫く遠のくだけ。

僕は、置かれた状況…圧倒的に不利だった状況…から言えば、実質的には、小沢氏の勝利だったと思うよ。



人間の顔、について。

2010年09月14日 11時50分56秒 | 未分類
最初の出会いの時…彼が、いつまでも社宅に居るのはいかんだろうと考えて、家と言っても…マンションですが…を購入する際に案内した時、3歩下がって師の影踏まず、そのもののようにして歩いていた奥さんを見て、僕は、心の中で涙を流した…武士の妻とはかくや…と感じたのです。

同時に、現代の侍とは、数万人の社員の命運を預かり、会社を過たず導く、その事だけを考えている本物のサラリーマンの中に居るのだと実感した。

彼は、歌舞伎役者の様な顔をしていたが、その表情に浮かぶ厳しさは尋常では無かった。

真の志を持ち…己ではない他者の幸福を考えている人間は、皆、誰をも納得させる厳しい顔をしているものだ…私たちの国のTV界のキャスター等と呼ばれる人間達の顔の対極に在るもの。

彼は、「芥川君、僕は同期の者に比べて、早い出世をしたと思うが、社長に成る気はない…上場企業の社長とはスケジュールも分刻みの大変な仕事だ…僕は、もう十分だと思う…自分の役割は果たしたと思っている…定年で辞めるつもりだ」と。

数年後、本当に辞めたのには驚くと同時に、流石の大人だなと、いたく感心した。

それから暫くして、弊社専務が、「○○さんが、日経に大きく載っているよ」

これだけの人物…無私の人です…を周囲が放って置く訳は無く、子会社の上場企業…これも名門企業です…の社長に就任した会見記事だった。

そこに書かれていた経営方針は、正にその通りというものだった…その会社は今、彼が舵を切った分野で、大きなシェアを占めている優良企業です…。

1993年にベストセラーと成った「日本改造計画」で提示した思索を、政敵、小泉純一郎に、見事な無節操振りで、完璧に剽窃された人間。

そのような政界にいる人間が、しかし、これも政治と歯を食いしばり、耐え忍ぶ。その様な世界を選択した人間の顔は、小学生、中学生の時には、少年らしい顔をしていても、風雪の顔に成るのは、当然だろう。

ましてや、この1,2年は、尋常ならざる迫害を受けたのだ…それにひたすら耐え、忍んだ人間の顔は、見栄えの良い、稚児の様な顔から、最も遠くの…幸せなままできた、巣鴨のお婆ちゃんが、見たくない顔(笑)等というのは当たり前なのだ。

彼は役者をしてきたのではない…この国に、真の民主主義を完成させるために…生涯をかけて来たのだから…巣鴨のお婆ちゃんが観たい、女形顔には、成りたくても成れなかったのだ。

©芥川賢治