(1949/02/09 84min)
明治の帝国憲法が制定された時代、自由民権運動弾圧の時代を背景に描いているのですが、映画にそれらしく描かれる、首相の伊藤博文は、日本の政治家を代表する色きちがいでした.彼は、初めて客の相手をする処女の芸妓を、片っ端から買いあさったそうです.伊藤博文は世界に誇ることの出来る、近代日本の恥です.
政治家が、真っ先に襟を糺さなければ、男女平等は実現できない.
女性が自立して生きて行く考えを持たないと、男女平等はあり得ない.
男性が基本的人権を守る考えを持たないと、男女平等はあり得ない.
それは、時代が変わり新しい憲法が制定されても同じことである.