2021年12月14日 奈良県
法隆寺・東院伽藍(夢殿・絵殿・舎利殿・鐘楼ほか)
▼四脚門 重要文化財
建築 鎌倉前期 切妻造、本瓦葺
奥に夢殿の宝珠が見える
▼夢殿 国宝
聖徳太子を追慕して創立された法隆寺東院の中心建物で、著名な救世観音を本尊とし、あわせて東院の創立と再興とに尽力した行信・道詮の像を安置する。建立は天平11(739)年頃
▼(東院)鐘楼 国宝
この鐘楼は袴腰(はかまごし)と呼ばれる形式の鎌倉時代の建物で、内部には「中宮寺」と陰刻された奈良時代の梵鐘が吊るされています。鎌倉時代前期
▼絵殿・舎利殿 重要文化財
殿の北側、夢殿を中心に向かいの南側にある。舎利殿と絵殿で1棟。創建 鎌倉前期 1219年(承久元年)
▼伝法堂 国宝
聖武天皇の夫人であった橘古那可智の住居が東院伽藍に移築奉納された建物
切妻造本瓦葺、桁行七間、梁行四間の建物で、内部は床を張り、天井を張らない化粧屋根裏とします。奈良時代の住宅遺構としても貴重。
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