四国周遊記:謎の銅像から記憶を引きずり出してみた

2021-09-16 11:39:39 | 四国旅行

ここは、どこすか~?
と往年の名曲(山口百恵)に合わせてボケずにはいられないほど、最初写真を見た瞬間は一体どこを撮影したものやら全く思い出せなかった。

 

 

あー、はいはい。俺が撮りそうな写真ではあるね。

 

 

えーと、これは名前が判別しにくいが・・・武市半平太像か!となると、ここは桂浜にも近い横浪半島だね。やっと思い出したわ。

 

彼の銅像が作られた経緯は、「坂本龍馬や中岡慎太郎の銅像はあるのに、なぜ武市のはないのはおかしい」というものであったらしい。土佐藩内ではリーダー格であった彼にそこまで認知度がなかった理由の主要因は、おそらく「学校で習う機会がなかったから」だろう(もちろん時代劇や歴史小説好きには知られていたのだろうが)。実際、私が武市半平太を知ったのは「お~い、龍馬」のアニメ版であり、記憶が正しければその後高校の授業でも出てくることはなかったはずである(ちなみに前掲のアニメが放映されたのは1992年で、銅像が作られたのより5年以上あとの話)。アニメを見た後で原作を読んだが、武市については切腹シーンが特に印象に残っている・・・

 

などと昔の記憶を思い出しながら、ここまでの旅路を振り返ってみると、午前中は佐田岬にいたわけだから、そこから300キロ以上の距離を移動しないとここに辿り着けないのだが、この後は桂浜→室戸岬となっているはずなので、いかにクレイジーな旅程(とすら呼べない代物)を組んでいたかがわかる。

 

どう考えても前日は「道後温泉→佐田岬→四国カルスト」と回り、翌日は「宇和島のホテル四万十川の沈下橋足摺岬→横浪半島→桂浜→室戸岬」という行程にすべきわけで、アレクサンドロスもびっくりな寄り道(というか方角記号を逆にしたみたいな感じの)スタイルである(・∀・)ファラオの称号でももらいたいのかな、かな?

 

などと益体もないことを考える程度には疲労が著しいので、身体を伸ばしながら下界を見やる。

 

 

香川→愛媛→高知で、あとはもう残すところ徳島だけか。思えば遠くへ来たもんだ~♪

 

 

絶景かな絶景かな。しかしまあ四国周遊という性質上当然なのだけど、なんか今回岬ばかり回ってる感じがするなあ・・・( ̄▽ ̄;)

 

 

うーし、じゃあ後は桂浜を目指すだけじゃい。

 

身体はバキバキだけど、もうひと頑張りすっかね。


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