ミルキーはママの味

「ファストファック」て何やねん？と素っ頓狂な声を上げた15の夜。盗んだバイクで走り出す代わりに、PC-Angelだかパソコンパラダイスだかで見た「虜」というゲームの紹介記事に載っていたその単語は、まるで異次元の言葉のようだと感じたものだ。よもや18年後に、自分が挑戦するとも知らず・・・

 

時は進んで2015年7月上旬。私は飽きていた。単純に飽きていた。岐阜で味わった特殊浴場のテッペン。確かにそれは極上の「おもてなし」であったものの、いかなる形であれ私にパラダイムシフトを生ぜしめることはなかったからだ(これならニューハーフヘルスの方が何倍もおもしろい)。ならば他の嗜好をと挑戦した顔騎・回春マッサージがなかなかのものだったため、次の標的としたのがプレグナントプレイ略してp.p.(適当)である。二次元で見ると大層エロティックな妊婦および母乳(の噴出)であるが、果たしてそれは現実世界でも同じなりや？さういう疑問が吾輩の思考を捕へて放さなかつたのである。

 

早速調べてみまちた。東京都内でそういう店は６件ほどあるらしいが、様々に吟味した結果「ミルキーベイビー」なる店に心が傾いた。料金が高めなのは気になるが、(1)嬢のレベルが高い、(2)色々とマニアックなオプションがある(つか風船マニアってナニ？そしてボクシングキャットグリルって・・・)、(3)フィストファックができる美人な嬢がいる、といった要素が決め手となり登楼決定。ちなみに対戦相手はつり上がった目で気の強そうなYさん。この美貌でフィストまでOKとかパネマジじゃないですかねもーやだー的疑惑が拭えず、しばらくネットの海を漂って情報収集してみると、一つもアベシな情報がないのでまあ安牌だろう(敵がアカギでもない限りは)。で、ものはついでとフィストだけでなくDr.デンマとGスポバイブをオプションにつけてみた(アナライズミーもといアナライズユーしてもよかったが、どういうわけかこの時は食指が動かず却下)。これにて90分で41000円なり。なかなかのお値段だが、母乳＆フィストという二つの「童貞」を捨てるからにはまあそんなもんだろう。

 

それにしても・・・最初はただ母乳の味を確かめるorラージPonPonな女性と対戦してみるだけのつもりが、まさかフィスト初挑戦まですることになるとはね。さすがにその場で０からレクチャーしてもらうのもアレなので事前に調べてみると、以下のようにオープンスタイルがよいとのこと。

 

まあ当然弾は出ないがねヽ(。∀゜)ノそれにしても、愚かな私は危うく大事な箇所に正拳突きするところでした。まさしくムチは罪ってヤツである（´<_｀　）

 

構想が固まったところで早速メールにて予約をすると、前日午前中に確認電話シクヨロと返事が来た。その時間帯はめっちゃ仕事中で無理ゲーと返信した上で13時頃に電話をすると、妙齢のおねいさんが出る。やべえこのハスキーボイス今から超口説きてえ(;´Д｀)ハァハァと病的な思考と俺が闘っていることを知る由もなく、テキパキとお話を進めてくださる。そんな矢先・・・

 

え！？ぱーどん？写真入りの身分証明証を持っていかなあかんの？ずいぶん慎重というか。「ノヴァほひほひ(嘘)」というネームで予約を取ったんで、現場確認の際に「名前が違うからお引取りください」とか言われるのもアホらしいと思い、「本名言ったほうがいいんですかねえ？」と聞いてみたら「偽名でもいいですよー」とのこと。

 

なるほど、顧客のデータを押えるよりもむしろ、こういうシステム自体を抑止力にして悪さをしにくくしようって腹か。まあ下手な客を逃してもセキュリティを選ぶってのは賢明に思える(しかし写真付きの証明書ない人にはどう対処すんのかね)。それにしても「フィスト(調教中)」とか「Gスポットバイブ」とかのオプションをまるでカフェのオーダーのように読み上げられると、気分はあやしゅうこそものぐるおしけれってヤツである(゜∀。)

 

ともあれ、準備は整ったので明日の昼いざ出陣じゃ！