何処なりと、この世の外へ

2011-06-20 18:21:56 | 日記

仕事その他もろもろで意識は完全に内向きになっているが、あえて外出する。

 

最近岡崎京子の本を揃えている関係で、五反田のブックオフに行き『RIVER'S EDGE』『ボーイフレンドisベター』『東京ガールズブラボー上下』を購入。店内で事務の子から電話がきたので外に出る。内容は今日の集計に関してらしい。引き継ぎが漏れてて申し訳ないと言いつつ詳細を説明。しかしこの子は責任感もあるし頭もいいよな。何でこの子が管理職をやってないんだろう?答えは腰掛けだからですマルなーんて。うちの事務やってもキャリアアップにはならないと思うけどね。早く転職先を探した方がイイと思うぜいw

 

これで帰るのも中途半端なんでトエーアサクサ線に初乗り。終点(西馬込)の駅から少し離れた公園で『RIVER'S EDGE』を読み進める。埋蔵金も赤子もそれぞれの想いも、全てがカタチをなさないまま消えていく。何も届かない、何も生まれない、そんな「カタルシスのなさ」が強烈な閉塞感となって作品全体を貫いている。その雰囲気は自分の高校時代の鬱屈した感情を思い出させるが、あの隔離病棟には期限付きという希望があった。さてこの中の人物たちは?あるいは抜け出すべき「外側」を持たない人たちは・・・などと考えたところで、内向きの思考をストップし川に向かって歩き始めた。

 

サプリメントあげ~るよ~サプリメントあげ~るよ~♪とドラゴンボールの歌を脳内で再生しつつ、京浜東北線沿いを歩いて「呑川」に到る。つーかこれドン川って読むの?まあこれに沿って歩いてみるか。それにしても、さっきから100円自販機多くね?地域柄とかあるのかしらん?って川が超汚ね~し、くせ~!周囲の風景はちょっと古めかしい雰囲気でおもしろいけど、なんか残念な感じだなw

 

とか文句付けながら歩いてると、だんだん開けてきた。どうやら蒲田駅付近に来たらしい。目の前にブックオフがあったので休憩もかねて入り『UNTITLED』、『Chocolat Every Day』の二冊を購入。

 

その後公園で買った本を読んだりしつつ歩いて海まで行き、飽きたので引き返してケイキュー線の平和島駅から帰った。つーかケイキュー線の中身ってなんか昔風で不思議な雰囲気やね。80年代を描いた作品を読んだばっかなんで、なんとも不思議な気分になったわ。いずれこいつの終点まで乗ってみることにしようか。

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