熊代亨『健康的で清潔で、道徳的な秩序ある社会の不自由さについて』:障害の「発見」・「健康」という名の強迫観念・少子化の必然

2020-07-01 11:55:00 | 本関係
前回が珠玉のASMRという予定にないテーマだったので、しばらくアドホックな記事を上げてってもいいかなあと思っていたが、前々回の入試現代文の話でノイズ排除に触れたのも踏まえると、それらを貫く話題にした方がおもしろいかな、ということで『健康的で清潔で、道徳的な秩序ある社会の不自由さについて』を取り上げることにしましたよと。   本書のテーマは、過去と現在を対比させながら、要するに私たちの . . . 本文を読む
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