高知の自然 Nature Column In Kochi

南四国で見かけた蛾をおもに紹介していましたが、現在更新を中止しています。

ヤナギバルイラソウ

2007年08月23日 10時30分42秒 | Weblog
近年道端や空き地で頻繁に見かけるようになってきた紫の花が咲く植物、
初夏から秋まで花が見られる。いったい何という種名なのか?
いろいろな図鑑で探してみたがどう探しても一致するものがない。
近年移入した園芸品種かもしれないと園芸関係の本でも探したがやはり載っていない。
この謎の植物はずっと気になり続けていた。
ところが昨年沖縄方面に旅行することになったので、琉球の植物図鑑を購入してパラパラめくっていると突然この謎の花が目に飛び込んできた。
それはキツネノマゴ科のヤナギバルイラソウ(柳葉ルイラ草)だった。
ルイラは奇妙だが、属名のRuelliaからきているようだ。
メキシコ原産で、花は1日でしぼむが次々と開花して長期間鑑賞できる。
観賞用に導入されたが繁殖力が強く各地で雑草化しているそうだ。
我が家の庭でいつの間にか頭を出して咲いていたのも道理だ。
長い間持ち続けてきたしこりがやっと解けて頭がすっきりした。
(撮影:宇佐町2006.8.29)

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