今年もナカジロネグロエダシャクが灯火に飛来した。
一見同属のネグロエダシャクに似るがナカジロネグロの方がやや大きく前翅中横線の曲がり方が異なることで簡単に区別できる。
講談社の蛾類大図鑑では北海道、本州に分布していることになっているが、四国にも分布していてネグロエダシャクより個体数が多いようだ。
両種とも晩秋に発生し、四国ではネグロエダシャクが9月下旬から10月にかけて見られるのに対してナカジロネグロの方はやや発生が遅れる。
手元の14♂5♀の標本をみると一番早いのが10月16日で一番遅い個体が11月23日だった。
この画像の個体は触角が糸状の♀で、10月9日発見なので今回さらに早い発生記録となった。
ネグロエダシャクの幼虫はホオノキを食べ、ナカジロネグロも飼育例では同じホウノキを食べることが知られている。
(撮影:いの町瓶ケ森林道 2009.10.9)
一見同属のネグロエダシャクに似るがナカジロネグロの方がやや大きく前翅中横線の曲がり方が異なることで簡単に区別できる。
講談社の蛾類大図鑑では北海道、本州に分布していることになっているが、四国にも分布していてネグロエダシャクより個体数が多いようだ。
両種とも晩秋に発生し、四国ではネグロエダシャクが9月下旬から10月にかけて見られるのに対してナカジロネグロの方はやや発生が遅れる。
手元の14♂5♀の標本をみると一番早いのが10月16日で一番遅い個体が11月23日だった。
この画像の個体は触角が糸状の♀で、10月9日発見なので今回さらに早い発生記録となった。
ネグロエダシャクの幼虫はホオノキを食べ、ナカジロネグロも飼育例では同じホウノキを食べることが知られている。
(撮影:いの町瓶ケ森林道 2009.10.9)