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「1リットルの涙」の話10

2005年12月14日 12時35分07秒 | 2005年10月期ドラマ
1リットルの涙第10話~ラブレター~(視聴率16.6%、平均14.8%)を観ました。

亜也の妹が大きくなっていてビックリしてしまいました。
【池内理加役:三好杏依三好結稀】姉妹なのでしょうか?

遥斗は大学の医学部に合格。かつてのクラスメイト達もそれぞれが進学・就職と進路を決めます。亜也は自分だけが置いてけぼりをくったように感じています。でも病状は彼女が考えているより深刻で、命の危険さえ伴うようになってきます。

遥斗「人の役に立つ仕事がしたくて、そんなの嘘臭いと思っていたんですけど、あいつ見てたら。」
水野「僕もね、彼女を見てると自然と背筋が正される。俯いてる暇無いんだって前を向かされる。」
これに限った事ではありませんが、一人の行動が多くの人を変えていくのって凄いと思います。

夜、目を閉じるのが怖くて、ふるえて眠れない亜也。家に電話をかけようとしても、うまくかけられない。そこへ母潮香がやってきます。
亜也「なんどもしたの、あかあさんのこえがききたかったから、でもうまくおせなくて・・・たすけておかあさん。なくなっちゃうよ。わたしにできることひとつもなくなっちゃうよ。」
そう言う亜也に潮香が言います。
潮香「本当にそう思うの?・・・亜也には書く事があるじゃない!」

私には書く事がある。

木藤亜也さんの文章を見ていると、およそ10代の子の書いたものでは無いですね。まるで名のある詩人が書いたもののように感じます。皮肉にも難病が彼女の隠れた才能を引き出したのでしょう。
それでも彼女は悟りを開いた僧でも哲学者でもなく、普通の女の子です。彼女の日記には病気と闘う真っ直ぐな姿勢やどうしようもない苦悩といったものが書かれています。彼女の持つ優れた感性が人の心を打つのではないでしょうか。
(私は自分が感じた事の10分の1も書けない事に歯痒さを感じているというのに。)

亜也が遥斗に渡したラブレターは別れの手紙でもありました。何かとても綺麗過ぎて私は嫌いですね。
一番見られたくない姿を一番見せたくない人に見られてしまった亜也。これ以上病気の進行する自分の姿を見せたくないのでしょうか?
『結婚』、遥斗の背中を見上げている亜也の想いは夢だから、あきらめるのでしょうか?
それとも遥斗の幸せを考えて離れるのでしょうか?

本当に愛していれば汚くなんか無いし、みっともないなんて思わないし、ましてそれで嫌いになったりはしない。そう私は思います。
遥斗には相手の気持ちを考えるよりも自分の気持ちを通してほしかったな!自分がどれだけ愛しているかをこれでもかって位に分からせてあげれば良かったのに。お前、男だろうと思うんですけどね。
(もうドラマだ何だと言ってられないんですよね!)

「1リットルの涙」オリジナル・サウンドトラックCDです。

追記:返されたイルカのキーホルダーがさみしいね。

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4 コメント

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TB有難うございます! (lavish)
2005-12-14 14:01:35
こんにちは。

今回の話は本当に辛くて、涙が流れてしょうがなかったです。

次回の最終回。

自分には出来ることが何もないと言っていた亜也が、どれだけ多くの人に勇気を与えているのか知って貰いたいです。
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Unknown (やっくん)
2005-12-14 22:25:55
TB有り難う御座いました。



亜也さんの言葉の一つ一つは・・・

本当に私の心を動かすものだらけで。

改めて自分の不甲斐無さを感じますが、

前へ進もう、という気持ちになります。

彼女からもらったエネルギーですね。



遥斗に対してのラブレターに関しては

相手を思っての別れの手紙かなぁ、と思いましたが

それを読んで、次回、彼がどう動くか。



ちゃんと正面から見届けたいと思います。
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えっ!!! (まこ)
2005-12-14 22:58:45
理加ちゃん役の子役さん二人はもしかして姉妹なんでしょうか

うんうん、まるで詩人のような亜也さんの感性溢れる言葉には、いつも驚きと感動を覚えます

自分の10代を振り返ると、ほんとおバカだったなぁと・・・変わらず今も・・・
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TBありがとうございます (たろー)
2005-12-15 10:30:11
こちらからもTBさせていただきました。

今回のドラマを全て観終わったら、原作本を是非読んでみたいと思っています。
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